マトリックス・リローテッド
米。監督 ウォシャウスキー兄弟。主演 キアヌ・リーブス。
面白かったです。期待通りの映画。
ただエージェント・スミスとの格闘シーンとか、凄い技術を使っているらしいですが、正直ゆるい。ところどころ出てくるクンフー・アクションもキレがない。それとまったく痛そうでない。イマジネーションはいいのですが、技術に走りすぎてしまった所もあるのかもしれません。前作の弾丸をよけるシーンを超える衝撃はありませんでした。
高速道路でのチェイス・シーンは大迫力。敵役のツインズがかっこいいです。
話は前作の続き。機械対人間の戦い。それと前作では話でしか出てこなかったザイオンの描写。マトリックスの秘密(これがなかなか自分は興奮しました)。
次作が楽しみ。
評価。
DVD買うのは確定。

一緒に見た人のコメント「いい場面はすべて予告で見た物ばかり。宣伝以上のものはない。プロモーションの仕方が悪い。まぁそこそこ面白かった。あと話が分かりづらい★★★」

スパイ・ゾルゲ
日本。監督 篠田正浩。主演 イアン・グレン。
力作。
面白かったです。ただ自分の期待は裏切られました。
宣伝を見ててっきり息詰まるスパイ合戦を期待したのですが、いきなり冒頭で検挙されて、あとは回想。時間がきたから捕まった、みたいな感じで全然はらはらどきどきしませんでした。
映画はうまく当時の雰囲気を再現。見た映画館が銀座で、当時の銀座のシーンが出てきたりして、余計感慨深かったです。
松屋の前の道に都電が走り、木村屋のパンは同じ位置、でもほとんどのビルは変わっていて、日劇もあり、数寄屋橋も地名だけでなく本物の橋があり、写真でしか見たことのない帝国ホテルも出てくる。CGが素晴らしいです。
自分は小雪がヴーケリッチの腕を組んで歩くシーンが好きです。なくてもいいシーンなのですが、気に入ってます。
全体が淡々としすぎ。上手いといえばそうなのですが、自分には物足りない。「戦場のピアニスト」の時にも感じた、食いたりなさが残ります。両作とも時間は長いのに。もっとゾルゲや尾崎秀実の苦悩やら心情を前面にだしてもよかったのでは?
映画館は混んでいました。年輩の人が多かったです。あれだけ指定席の埋まった映画館も珍しいです。
評価。
DVDになったら買います。

一緒に見た人の感想「面白かった。テレビ・知ってるつもり、みたいだった。でも最後にイマジンはないだろう?あれで格落ち。がっかり。なにやってんだマサヒロ。あと岩下志摩が何時出てくるかと思ったらずいぶん最後のほうだった。小雪は何演っても小雪★★★★」

チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル
米。監督 McG。主演 キャメロン・ディアス。
面白すぎる、の一言です。
とにかくふんだんにお金をかけてる、しかもずっとハイテンションのまま映画は走り抜けます。
スピード感がまんてん。時間があっというまにすぎます。
内容は薄いのですが、この映画にこれだけのお金をかけられるアメリカがうらやましい。
テレビ版の100倍、前作の映画の2倍は今作は面白いです。
内容はあってないようなもの。とにかく3人が踊り、騒ぎ、コスプレして活躍する映画です。
それとテレビで六本木ヒルズに来たときの3人を見たら、キャメロン・ディアス以外は背が低い。特にルーシー・リューがチビだったのが意外(ドリュー・バリモアは見るからに小さそう。それよりも小さかったから驚き)。
映画館にいる時間は人生の中でも極上の至福の時をすごせる映画です。
評価。
DVDになったら買います。

一緒に見た人のコメント「時間が短すぎ。面白かったけど何も残らない。キャメロン・ディアスはかわいい★★★★」