ゴジラ×モスラ×メカゴジラ
監督 手塚昌明。主演 金子昇。
釈由美子主演の前作「ゴジラ×メカゴジラ」の1年後の話。
ゴジラの脅威に対抗する日本の自衛隊・機龍。今回はそれにモスラとその幼虫がからみます。
主人公は今回は機龍の整備士である金子昇。釈由美子は出てきますがほんの少しで、アメリカに留学してしまいます。
今回も特撮がすばらしいです。日本人の芸の細かさには驚きです。
特に機龍がミサイル攻撃する様は昔見た日本サンライズのアニメ「イデオン」を彷彿させ、そのヴィジュアルだけでも胸が高鳴り興奮、大満足です。
話は前回と較べたらストレートさに欠けますが、まずまずの出来。泣き所も最後に用意されています。
吉岡美穂の演技は上手い下手をのりこえた、オリジナリティを発揮。彼女も小雪と同等の逸材かもしれません。

映画館内はファミリーでたくさん。前回同様、ゴジラファンがちらほら。彼らは一人で来ているケースが多数。
併映の「とっとこハム太郎」は前回と較べたら、男気あふれるキャラ・ハムクックに男泣き必至で、とても良かったです。

来年が楽しみ。DVDは出たら買います。「ゴジラ×メカゴジラ」も店頭には置いてなかったので、ネットで買いました。あまり流通はしないようです。またお店で見かけなかったら、ネットで買いたいと思います。

一緒に見た人の感想「コビトが出てきた。あのひとたちヘンだね」

2003年度
2003年度自分の中での映画ランキング。
ベスト映画。
1位「猟奇的な彼女」(胸キュン)
2位「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」(燃える大乱戦)
3位「あずみ」(美女丸!)
4位「キル・ビル」(ルーシー・リュー!)
5位「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ」(ミサイル!)

ワースト映画。
1位「HERO 英雄」(最悪)
2位「デアデビル」(ひどい)
3位「サラマンダー」(くだらない)
4位「28日後」(つまらない)
5位「戦場のピアニスト」(退屈)

ベスト男優
オダギリ・ジョー(「あずみ」の美女丸サイコー)

ベスト女優
チョン・ジヒョン(彼女がぶっちぎり)

「猟奇的な彼女」はかなりの高得点。名場面の連続でした。韓国映画の質の高さをいまさら実感しました。
「二つの塔」は燃えます。埋め尽くす敵の数。雨降る暗い籠城戦。これでフロドの場面がなければもっと良かったのに。「ロード・オブ・ザ・リング」はボロミアがこの作品のテーマ(人間の弱さと最後に残った尊厳をあらわしていて)ではないかと勝手に自分は解釈しています。1作目2作目通してボロミアの「恥ずかしい」といいながらの最期が一番の泣き所です。
「あずみ」は不入りだったようですが、自分の中では傑作になっています。特に美女丸が出てからが映画は輝き出します。ただし、脚本はひどいかも。自分の中では傑作ですが、人にはそれほどオススメできません。