デビルマン
久しぶりに映画を見て「悔しい」と思いました。情けない。
この監督と脚本家は原作を読んだことがないのでは?そうとしか思えない出来。原作の大事な部分がばっさりと抜けている。力量不足、センスがない、そんなことの前に、作り手が原作を好きではない、きっとそうに違いありません。この監督&脚本家夫婦は二度と映画作りをしないで欲しいです。永井豪も同罪。
あえてフォローをするなら、まったく眠くはならなかったのは事実。退屈な映画ではないのかも。それとこれくらい「ひどい」映画の方が将来、カルト映画として残るかもしれません。今思えば、もう3週間すぎてようやく思い返すと、まぁ、それほど目くじらたてるほどの物でもなかったような気もします。
それにしても、あのシレーヌはないよなぁ。あれ何?ただでかい女がレオタード着てるだけじゃん。とほほ。それはいまでも許せません。

一緒に見た人の感想「いやー、すげー、ひどい映画。原作はしらないけど、こんなのなの?笑う映画?脱力感満点。演技がひどい、話がひどい、アクションもひどい。ミーコとミキちゃんが化粧をして「きれいっていいね」ってあそこは笑うとこ?ミキちゃん「私は魔女よ」ってあんた急に何言い出すの?おかしんじゃない。唐突に日本刀だし。キ○ガイ映画。よって採点不能」

コラテラル
米。監督 マイケル・マン。主演 トム・クルーズ。
「悪くはないけど」のあとに「そんなに印象に残らない」と言った感じ映画です。
見て損はありませんが、得もありません。
話は虚言癖のあるタクシー運転手がある晩のせた客の一人が殺し屋で、やつに振り回されながら、ついには自分自身を省みてその殺し屋と対決をする、という、シチュエーションだけは面白そうなのですが、途中が退屈退屈。アクション・シーンも凝っているんだろうけど、どうもきれいすぎるというか、そつなくまとまっていて、面白味に欠けます。
まぁとりあえず良品。
自分は好みではありませんでした。

一緒に見た人の感想「はじめてトム・クルーズがかっこいいと思った。映画は退屈、しかも説教くさい、ろくなもんじゃない、でもトムはいいね★★★」

TUBE
韓国。監督・脚本 ペク・ウナク。主演 キム・ソックン。
地下鉄をジャックしたギテク。彼は前大統領に復讐するために行動している。そのギテクに妻を殺され復讐に燃えるチャン刑事。地下鉄に乗り込み、ギテクと対決する。
これに恋愛やら、管制室のやりとり、陰謀、ちょっと枝葉をひろげすぎ、しかも演出もあまり上手とは言い難く、うーん、失敗作です。
でも情熱が勝っていて、自分は面白く見られました。やはり日本映画、韓国映画に負けてるとさらに実感。
チャン刑事のやさぐれぶりやインギョンの恋愛感情とか、下手もいいとこ。それと地下鉄の窓ってあんなに簡単に割れないだろうし、走行中の地下鉄の下を伝わって移動なんてまずできるはずはないだろうし(走行中の地下鉄に飛び乗れるのも)、地下鉄から振り落とされてぴんぴんしてた主人公が最後に地下鉄から飛び降りないのも変(それとも飛び降りない事情があった?そこのところがよく伝わってこない)。荒唐無稽な話ほど、細部の作り込みやリアリティが大事だと再認識。惜しい映画です。
こう考えると「サブウェイパニック」はよくできてたなぁ。

一緒に見た人の感想「インギョン、ブス!ソックン、カッコ悪い。ギテクはイカす!映画はすごくつまらないよ「デビルマン」といい勝負★」
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