私の頭の中の消しゴム
韓国。監督・脚本 イ・ジェハン。主演 チョン・ウンソ。
アルツハイマーのため記憶が失われていく女と、彼女と結婚した青年の話。
これがあまりにもストレート、わかっちゃいるけど泣かされる泣かされる。何度もくどいくらい盛り上げます。
青年が住んでる家が良かった。イカしてる。別に新しい家を建てる必要もなかろうに、なんてことを見ながら思いました。
あとヒロインや父親、青年と母親の和解をさらっと流していたけど、韓国は親子関係が濃すぎ。ニュースで見ても子供の受験にキ○ガイみたいに親がなってるし。変な国です。
青年の乗ってるジープがかっこいい!

一緒に見た人の感想「こりゃつまんねーよ。退屈。ヒロイン、痛すぎ。ブス。男はかっこよかった★」

親切なクムジャさん
韓国。監督 バク・チャヌク。主演 イ・ヨンエ。
幼児誘拐・殺人犯で服役したクムジャが刑期を終え出所。彼女は脅されて罪をかぶっただけであり、真犯人に復讐を開始する。
面白いです。映像がフランス映画チック。「オールドボーイ」の監督だけあってタッチが似ています。自分は「オールドボーイ」よりこっちの方が面白かったです。
イ・ヨンエが「JSA」のスイス人将校だったとは。まったく気がつきませんでした。

一緒に見た人の感想「つまんねー、最悪、くだらねー。アイスでも食って帰りてー0★」

奇談
監督・脚本 小松隆志。主演 藤澤恵麻。
1972年、大学院生の佐伯里美は子供の頃の記憶がない。最近同じ夢をよく見て、それを頼りに調べ上げていくと隠れキリシタンの里、渡戸村に行き当たった。
面白かったです。原作は読んでないので比較はできませんが、話が面白い。はったりが効いていてあきさせません。
70年代の雰囲気も良かったです。主人公の目覚まし時計がパラパラめくれるデジタル時計なのもグッド。もうそこだけで70年代です。
欲を言えば、展開が早すぎ、知的好奇心を満足させてくれるようなウンチク合戦が足りなかったところです。あと上映時間が1時間長くてもよかった。でも原作も短編マンガなのでこんなものなのかなぁ。原作が読みたくなりました。
原作者、諸星大二郎は自分が子供の頃にはもう大御所だったので、いつ頃デビューなのかと思ったら1970年とパンフにはありました。

一緒に見た人の感想「面白いは面白いけど、暗い! もっと明るい映画が見たいよ★★」
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