カーチェイス
カーチェイスのある映画はたくさんあります。自分が見た中でよかったものをいくつかあげます。

「フレンチコネクション」
1971年。ジーン・ハックマン主演。麻薬組織を追う刑事もの。ニューヨークの高架線下でのカーチェイスは迫力満点。端切れのいいストーリー展開で手に汗握ります。

「マッドマックス」
メル・ギブソン主演。1979年。初めてみた時自分は中学生で、恐怖映画かと思ったくらい恐かったです。
直線でのカーチェイス、車がパワフル。オーストラリアの荒野がいい雰囲気だしてます。
映画に出てくるインターセプターのスーパーチャージャーには憧れました。

「ダーティー・メリー、クレイジー・ラリー」
これは幻の傑作映画です。ピーターフォンダ主演。1974年。強盗を働いた二人組みに途中女一人が加わり、3人で警察から逃げる逃げる。そしてその逃避行のラストは・・・
残念ながらビデオがありません。自分は1度もビデオ屋でみた事がありません。絶版らしいです。
DVDでいいから復刻してくれないでしょうか?
自分は必ず買います。
小道具としての車
「汚れた血」
1986年。監督レオス・カラックス。フランス映画。近未来(もうとっくに現実の日付けが映画をこえてしまった)を舞台にしたフィルムノワールの大大大傑作。映像と音楽、主人公達の鼓動がフィルム全体を燃え上がらせているような、みているうちに脳がしびれてくる映画です。
車種名が分からないのですが、オープンカーが使われています。それと少しだけシトロエンDSが出てきます。近未来っぽいです。

「スカーフェイス」
シトロエンDSといえば「スカーフェイス」にも襲撃を受け損なう車として出てきます。
ブライアン・デパルマ監督。アル・パチーノ主演。1983年。
あまりの面白さに映画館で2度、ビデオでは数えきれないくらい見ています。
音楽、映像、ストーリー、役者の演技(アル・パチーノがどの主演作よりも輝いている)どれもがすばらしい。
成り上がって行くアル・パチーノふんするチンピラが、「WORLD IS YOURS」とかかれた飛行船を見上げるシーン、男なら必ずしびれるでしょう。
主人公がポルシェを乗り回しています。
自分はヒロインにはじめけなされたオープンカー(車種不明)もイケてると思ったのですが。

「タクシードライバー」
ロバート・デ・ニーロ主演。1976年。
題名通りタクシードライバーの話。日本と違ってタクシーの形はかっこいい。
スローモーションとモノローグ、いつの間にか主人公と同調を始めてしまいます。
何度見ても衝撃的な作品。
邦画
「ワイルド・ゼロ」
ギターウルフ主演。1999年。
バイク、UFO、ゾンビ、セクシー、純愛、大爆破!! ダルマセリカも出てきます。
ギター・ウルフがかっこいい。しびれます。生きるために人間に何が必要なのか? この映画を見れば答えが分かります。人間にとって必要なものは「ロックンロール」、見終わったあと誰もがそう思うでしょう。 

「狂い咲きサンダーロード」
1980年。
暴走族映画。青春映画。日本アクション映画。とにかくここらへんのジャンルの中での最高傑作。
物語は統合が進む暴走族についていけず、右翼団体にも居場所がなく、リンチにあって左の手首足首を切り落とされた主人公が右翼・暴走族に戦いを挑むというもの。
ラストのバイクで走り去る姿の何とかっこいいことか(左の手首足首がないので当然ブレーキはふめない)。
パワー炸裂、疾走感溢れる展開、暴走してる、とにかく最高です。
小林稔侍がホモの右翼役でいい味出してます。


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