ULTRAMAN
前作のコスモスに較べたら泣きが弱い気がします。でも別所哲也にはじーんとさせられました。遠山景織子は年をとらない。まだ美少女で通じる?って確か一児の母だったような。裕木奈江はちょっと老けたかなぁ。
ウルトラマンがなかなかでない、子役も下手、もっとまわりの登場人物からして盛り上げられそうなのですが残念。脚本のツメが甘い。でも空中戦をはじめ特撮は見応え十分。
自分は代金分は楽しめたと思います。
見たのが1月1日。映画の日だというのにもかかわらず、観客がたったの3人でした。

一緒に見た人の感想「ネクスト、かっこいいね」

Mr.インクレディブル
スーパーヒーローを引退したミスター・インクレディブル。妻と子供3人、郊外でのサラリーマンとしての生活。でもかれはそれに満足できず、栄光の過去を思い返す日々。そんな彼に、元スーパーヒーローとしての実績を買われ、兵器実験の依頼が舞い込む。
もっと感動するかと思ったのですが案外でした。話は面白く、見せ場も多いのですが、泣きは意外と淡泊。それにしてもアニメの技術の高さにはびっくり。濡れた衣服の質感に驚き。
悪役も、あまり思い入れするのもなんですが、滑稽だけど、悲劇的でもあり、上手くできてます。本当に肩入れするのもなんですが、彼にも幸福な未来を与えてもらいたかったです。ピクサーには、彼を主人公にした別バージョンを製作してもらいたい、いや、作るべき責任があると思います。

一緒に見た人の感想「ダッシュは足がはやいね」

カンフーハッスル
香港。監督・主演チャウ・シンチー。
そこそこだと思います。つまらないわけではないのですが、「少林サッカー」と同レベルを期待していたので多少がっかり。まぁ普通のレベルの映画でした。CGとかもいいとおもうのですが、やっぱ脚本が弱い!不出来。ポイントがぼやけていて、主人公の出番をもっと増やすか、主人公を別のキャラクターに置き換えるかしないと。急に主人公が強くなってしまうのも、主人公の描き込みが足りないため、なんだかぁ、としらけてしまいます。これなら最初の3人のクンフー使いを主人公に豚小屋砦にあつまりし勇者、砦をまもる攻防戦、みたいな七人の侍パターンにしたほうが面白いのに。
美術は良かったと思います。戦前の上海チック。
「少林サッカー」の熱い魂が冷え切って抜け落ちた映画。抜け殻だけ。でも暇つぶしくらいにはなります。

一緒に見た人の感想「つまらない!くだらない!話がつまらない。一体だれに共感しながら映画を見ろというのか。「僕カノ」もそうだけど、二番煎じはだめだね。0★」
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