J-WAVE ホリデースペシャル、西武・シンデレラフェスティバル「マジック・ワンド」 それでは早速ご紹介しましょう。この時間のお客様、今井美樹さんですよろしくお願いします。 よろしくお願いします こんにちは〜。 ようこそいらっしゃいました〜。え〜、今日は、まぁね ラジオ聴いてるみなさんもお休みの日で、ゆ〜っくりゆったりしていると思うんですけれども、 はい。 今ごろ起きたという方もいらっしゃるかもしれませんが、 えぇ。 今井さんって、お休みの日っていうのはだいたい、遅くまで〜 寝てるタイプですか? お休みの日がなかなかないもんですからっはっはっはっは!(笑) 失礼しました。(笑) でも、あの〜たまに〜いただける休日は、あの〜、あたしだけが休日の時は、なんとなく気分的にはこう〜 全然寝坊したいんですけど、やっぱり〜 こう、相棒がね。(笑) 先に起きてて、あんまりダラダラと寝てるわけにもいかずっていう感じで。(笑) うっふっふっふっふっふっふっ。(笑) なんかもう死ぬ思いで起きたりすることもあるんですけど。でも二人で なんか 休みが取れたりすると、逆に、なんだろう そんなに寝坊〜、朝寝坊しなくっても、二人で休日だ!って思うとなんか それだけでほら、慌しくない気分でしょ? 朝、朝っていうかまぁお昼近いんですけどいつも。 ですね〜。 そうするとねぇ、べつになんか、ダラダラと寝てるわけでもないんですけど、すごくのんびりした気持ちで、うん、結構意外とチャッチャッと なんか午前中、あの〜 ご飯作って食べて っていうのができちゃったりして。 あの〜、今日 この番組お届けしています「マジックウォンド」、テーマがありまして、「なりたい自分に向かって、ポジティブに生きる女性を応援する」。こういうの掲げております。 ほぉ。すごいですね。 で あの〜、やはり今井さんっていうのは、同じ女性からして見てみても、こう なんでもこう、スマートにこなすというか、 ひっひゃっはっはっはっは!(笑) スーパーウーマンという・・・ メディアに出てるイメージではあるんですよぉ。 もう、一笑に付してしまいましたけど今 (笑) はっはっはっはっは!(笑) そんな笑わなくても。(笑) でも実際のところ、そのなりたい自分に向けて、こう人知れず、やはり、努力してる部分ももちろんあると思うんですが。 そりゃあそうですよね〜。 たとえばこう 寝る前に30回腹筋してみるとか・・・ あぁ、そんなねぇ、そんな 寝る前に30回腹筋したらもう興奮しちゃって寝れないから (笑) そういうことはしませんけど。でもあの トレーニングとかはもうずーっとしてますし、あのぉ〜〜、身体、そうですね、あの 最近ここ一年ぐらいほんとに集中してトレーニングをするようになったんですけど、それはもう、あの〜 健康のためというよりも、歌う〜ために、あの ステージに上がるためにっていうか、あの〜、私は、身体を、やっぱり作っていかないと、なかなかステージに上がったりとかね? あの〜歌うことが、そんなに簡単にホイホイとできる感じじゃなかったりするので、あの〜、なんだろ、精神的にも肉体的にもちゃんとこう準備して、あの〜 本番に向かわないとなかなかこう成立できないタイプなんですよ。 だからそういう意味では、あの〜 歌うために トレーニングもし始めてるし、あの〜、そういう、まぁいろいろ言い出したらいろいろあるんですけど、やっぱりでもそういうこと、せねばならぬっていう感じになってきたのはやっぱね 悲しいかな年齢的なことはありますよね〜。若いときはねぇ、もう、べつに、「いいやもう、明日でいい〜」とか (笑) 思ってたことが、今日やっとかないと明日絶対後悔するみたいなのが (笑) やっぱり、いろいろあるんですよ、肉体的に。 (笑) あぁ〜、そうですかぁ〜。 でも〜ほんとにこう、デビューしてもう、シンガーとしては15年・・・ぐらいになり ますよね。 そう。そうなんです。はい。 で、その15年を振り返ってみて、あぁ〜 あの頃は若かったな。とか、こういう経験を積み重ねていくごとに、振り返ってみて私って 成長したかもしれないって気持ちは、自信につながりますよね〜。 あっ、それはね、あの〜、やっぱり〜、年齢を重ねていくっていうことは、あのぅ〜〜、ただただこう歳を、とっていくというよりも、あの〜、増えていくものも沢山ありますからもちろん、無くなって失っていくものももちろんありますけれど、そういう意味でいうと、歳を重ねてきた分だけ、喜びも悲しみもある し、その中で必ず何かやっぱり、教えてくれるものが沢山あるので、そういう意味ではね、あの〜それが少しずつですけど、まぁ、身についてきた部分もあるのかなとは 思いますさすがに。(笑) ここまで、(笑) いや、もうちょっと身についてよねって思ったりもしますけど。(笑) (笑) えぇ。でも逆にあの〜、こう、なんて言うんでしょう、自分、を 一生懸命その努力に向かわせて、がんばってるんですけれども、「あぁ〜もうなんで私ってできないんだろう」って、落ち込んでしまう時も やっぱり、あったりはします? ありますよぉ〜。今でもありますし、若い時なんかもう毎日がそうだったし。 あの〜、今でも結局、自分の中で、絶対に自分に、得意じゃないものはもう、はっきりとありますもん。でも、最近、少し自分の中でね、あの〜〜、いろんなことがもうはっきりしてきたっていうか、自分が、好きなこと、どうしても好きじゃないもの、あと得意なもの、どうしても苦手なもの、そういうものっていうのはやっぱり、すごいはっきりしてきましたよね。 だから、あの〜、じゃあ苦手なものはもうやらなくていいかってそういうことじゃなくて、これはもうほんと自分にとって、どうしても苦手なものなんだから、ここまでしかできなくってもそんなにもう落ち込まなくていいやっていう感じの、開き直りっていうんじゃないんですけど、自分にとってもっとふさわしいもの、こっちをもっと磨くべきだとかね。そういう意味でのあの〜、なんだろ、こう焦点っていうのは、少しずつ絞れてはきましたよね。若い時はやっぱり、あの〜、なんでもやりたいと思うし、なんでもやっぱりできるようになりたいと思うし。 うん。思います思います。 うん、だから、あの〜「なんでこれができないんだろう〜。ズボ〜〜っ」とハマったりもしましたけど、あの〜、できないこと、どうしても自分にとってやっぱりふさわしくないものっていうか、たぶん、ん〜、あんまりこれ以上やっても成長しないんだろうなみたいなところ で、ハマっててもほらしょうがない じゃないですか。 うん〜。まぁ前に進まなきゃいけませんしね〜。 そうそうそう。うん。だからまずは、一番、いつも、自分らしい気持ちで、あの〜 いることが日常の中ですごく、大切なことだったりするので 私にとっては。うん。あんまり、そういう意味で言うと、今流行ってる何が必要とかというの、ま、関係ないとは言わないですけど、でも、あんまり、どうしても飛びつかなきゃ気 が済まないタイプでもないですね。 そういうことを踏まえると、このたびリリースされたニューアルバム、は、あの〜10年後〜20年後聴いても、お〜、同じ光を持っているっていうか・・・ ありがたいですね。そういう言葉を聞くとうれしいです。うん。 スタンダード感。いい意味でこう、無理をしないっていうか。自分らしさを大切にして、しかもその、ミュージシャンの方たちと、ガッチリ組んで、気持ちいい音楽を作ったという印象あるんですけど。 そうですね。そのとおり! もう私説明すること無いです。ははははは!(笑) (笑) じゃあ1曲聴きますか! じゃあ曲紹介お願いします。 はい。じゃあ聴いてください。「AQUA」。 え〜ニューアルバム から聴いていただきました曲は「AQUA」だったんですが、またこれが。 またこれが。(笑) あはは。(笑) もう〜 お休みのこの昼下がりにぴったりなんだからもうっ♪ っていう。 はははは。(笑) ほんっとにこの、全部アルバムを通して聴いても、こういう休日にぴったりっていうか、 気持ちいいですよねぇ〜〜〜。 ゆるぅ〜く聴けますよね〜。 ほんと、あの〜、そういう、まぁ、そういう気分の中で、一番なんかこうさりげなく、だけど気がついたらこう ほんとにそばに寄り添って、え〜 いたというような? みなさんにとってね。聴いてくださる人にとって そういう存在であってほしいと思って 今回のこのアルバムは、あの〜 作っ てはいるんですが、まぁ、そのとおり のアルバムが仕上がったなと思って。うん、コンセプト通りっていうか、思い通りに? もう、ほんとによく聴いてましたね。気がつけば。(笑) うん。 もう 聴きたいのを、自分で作りましたっていう。 で、あの〜、今回もね、あの〜、かなりの曲を 布袋さんが作詞作曲、手がけてらっしゃいますけれども、 はい。曲は全部布袋さんで、詩は、え〜っと布袋さんと、あと岩里祐穂さんという今まで、かつての今井美樹作品ずっと書いてくれてた人、4曲書いていただいて、で、あと私が2つ書いています。 うん〜。で、その中であの布袋さんが書かれた「幸せ」っていう曲。これあの〜歌詞をね読むだけで、「うわぁ♪もう充実してそう♪」みたいな、そんな世界が 広がるんですよね〜。 これあの〜、まぁ、頭から読みますと、「最近やっと気付いたの、幸せってもしかしたら、普段は意識しないけど、実は身近に あるのかも」 はい。 「朝日のあたるキッチン、ハムエッグとモーニング・コーヒー、厚切りのトーストにマーマレードのせて、ハミングしながら頬張るってことはなんて幸せなことなんだろう」 ・・・ウチは和食党なんですけどねちなみに。(笑) あれ〜?(笑) ご飯に納豆な感じですか? 割とそっち系が多いですね。(笑) でもこういったこう小さな幸せってものを、改めてこう 歌われると、「あ、そういうことで幸せになれるんだな〜」っていう、ちっちゃな発見っていうのがこのアルバムに沢山潜んでると思うんですけど。 うんうんうん。そうですね〜。っていうかだから、あの〜、私〜、私たちが今、そういう〜幸せな ところにあるからみんな聞いて聞いてってそういう意味で はなくて、あの〜、私〜たちの日常もそうだし、たぶん聴いてくださってるみなさんの日常も、そうだと思うんですけど。 ほんとに忙しく毎日毎日、ほんとに、スピードの中でね、あの〜、追い立てられるように、毎日がこう過ぎてゆくと思うんですけど、でも、そんな中で、ふっと したところに、なにか、それこそ「あぁ〜今日は天気がいい気持ちいい〜」っと思ったり、なんか窓を開けたときにサーッと入ってきた風が、カーテンがすっと揺れた風がすぅ〜ごく気持ちよかったり、それこそ、なんか、なにげにパッと、見た、外の、あの〜、景色の中で、「うわっ!花が咲いてる」って、こないだまでつぼみだったのに今日すごいきれいな花が咲いてた とか、もうたまたま今日 入れたね、あの〜、朝一発目に入れたコーヒーがす〜〜っごく美味しく入れられたとか、もういろいろ、なんでもないことなんですけど、あの ちょっとしたことで自分の気持ちがふっと笑顔になるようなことって、日常の中で実は ちっちゃいことだけどいっぱい あるんじゃないかなって思うんですよね。 だからなんかそんな気持ちを、日常の中でこう気づかせてくれるような、そういうことを、みなさんの中にもでも実はいっぱい あるんじゃないの?って。ちょっと、あの、ほんとにちょっとだけ、耳を傾けてみたら、自分のすぐ そばに転がってたりする、チリンチリン♪ってこう 鳴って何かが教えてくれるっていうか、だからそんなことをね このアルバムでは、ただただ、あの、伝えたかったっていうよりも、そんな思いをただ、このアルバムに私は、あの〜詰め込んで、そしてそのアルバムを聴いてくれた人たちが、なにげなく、こう空気のようにこのアルバムを気持ちよく感じてくれたところからふっと何かが、自分の、あの、周りにある幸せの粒々みたいなのを感じてくれたら、すごくうれしいな〜っと思って。 まぁ、ただ、このアルバムはみなさんの日常の中の幸せの粒々のひとつになってくれればうれしいなと思って、います。 うん〜。その人なりのサントラっていうか、違った色を持ち始めてくるってことですよね〜。ん〜〜。 で、その今井美樹さんなんですが、これから、その、こうありたいな とか、こういう女性になりたいな っていう、まだまだこう どんどん変化し続けていると思うんですが、理想の女性とか、こうありたいなっていう夢みたいなものは? そうですねまだまだ修行中なので。あっはは。(笑) あの〜だけど、あの〜、そうですね、私〜、ようやく、ほんとにここ数年で、歌をうたっていく人として、あの〜、歌をうたっていく人としてこういう自分でありたいっていう、そういう、ビジョンみたいなのがはっきり、見えるようになったんですよ。持てるようになったっていうか。 だから、今まで、そのあいまいな、その自分の、未来っていうか? 目標というか、夢みたいなあいまいなもの? そこに、ただただなんかこうがむしゃらに 走ってきた、っていう、そのときの自分よりも、ひとつなんとなく自分の中のはっきりとした、ビジョンを持って、これから歩いていけると思うと、あの〜、それこそ、どうあるべきかっていうのがこうはっきりしてきますよね。自分にとって必要なもの、今はもういらないわっていうものとか。 だから、そういう意味で言うとね、あの〜、歌う人として、やっぱり、50代になっても、ステージで、歌って、おっきいステージでなんか、凛々しく歌っていたいなっていうのが今の自分の目標として すごくはっきりあるんですけど。そういう、あの〜 ステージで歌をうたっていく今井美樹という部分と、非常にプライベートなところで、やっぱり日常を、この『AQUA』のアルバムじゃないですけど、日常をすごくいとおしく思いながら、あの〜、優しい気持ちで過ごしていけるような? そういう、なんかものすごくプライベートな 今井美樹の部分も、あの〜、ちゃんと、あの〜 持てるような、ほんとにバランスをきちんと取りながら、自分の、えっと〜仕事をする人としての役割と、あの〜、自分の人生を生きていく人としての、自分の、あの、歩き方っていうんですか? 大切な人たちとのその歩き方っていうのを、なんか、ちゃんと、あの〜 軽やかに歩いていけるような、バランスの取れた、あの〜 これから大人の女性になっていけるといいなぁと思って。今までやっぱすごく偏ってましたから。仕事をするためだけになんか生きてるっていう、 仕事 一徹!って感じ。 うん。そのくらい極端に言うと、そういう感じでずっと生きてきたんで、あの〜、やっぱり、自分の、日常が、ちゃんと、あるからこそ、仕事〜の場にいろんなものが 生かしていけるっていうか。だからこそやっぱり、あの〜、日常感っていうのはすごく大切だなっていう気持ちが 自分の中ですごく、あの〜、募ってきたのでこのアルバムがやっぱり生まれたと思うんですけど。 もっともっとだからそこの部分も、ちゃんと、あの 生かして、いけるような、うん〜、なんか、もっともっと、スマートな、女性になって、いきたいですよね。ものすごく女性らしいところがすごく苦手かしらっていうさ、(笑) そういう部分はこれからがんばってやっぱトライアルして (笑) あの、磨いていかなきゃいけないなと思っています。 うっふっふっふっはっは。(笑) あぁ〜。いや〜今井さんもまだまだっておっしゃるんだったら、 まだまだです。もうほんとに。 なんか私も頑張ろう!って思えるように (笑) そんな気持ちになってきましたね〜。でもほんと そうですよね、女性ってこう、もう死ぬまで、 うん。そうですね。やっぱり女性ですから。うん。 こう、大人の女性 目指したいっていう気持ちは誰にでもあるもんなんですね〜。 うん。そうですね。はい、はい。 いや〜今日は素敵なお話ありがとうございましたぁ〜。 いやいや、(笑) とんでもないです。(笑) また頑張ろう!って、ちょっと私もそんな気になりましたけれども。(笑) え〜最後に、お別れの曲、え〜私が、『AQUA』から、1曲、これ好きということで選ばせてもらいました。え〜「シエスタ」という歌なんですが、え〜これもまた、昼下がり、ちょっとこう、まどろみたいな ダーリンとっ♪ っていう時にはぴったりな歌だと思います〜。 あははは。(笑) そうですね。はい。(笑) え〜 この後も引き続きお楽しみください。 そして、今井美樹さんほんとに今日はどうもありがとうございました〜。 ありがとうございました〜♪ J-WAVE ホリデースペシャル、西武・シンデレラフェスティバル「マジック・ワンド」 この時間は今井美樹さんと一緒にお送りしました。 |