夢惑う世界・昆虫たち 昆虫の散文<木漏れ日> 散文・昆虫たち |
散文・昆虫たち3 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5 イリスコムラサキ(チョウセンコムラサキ)
(タテハチョウ科コムラサキ属) Apatura iris フランス中部のボルビックを歩いた。
ボルビック駅から数分で森林内の道へと続く。そこから、また小さな道へと入ってゆくと、ちょっと薄暗い林内になるが、木漏れ日が射し込むところの花に、ジャノメチョウの仲間が来ているくらいで、チョウは余りいなかった。ちょっぴりがっかりして林を抜け出し坂の小径を下りてくると、輪を描いて一匹のチョウが舞い降りてきた。そして紫色に光った瞬間、網は鋭く振り終えていた。 |
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6 ラムブリキバネツノトンボ(キバネツノトンボ)
(ツノトンボ科キバネツノトンボ属) Ascaraphus ramburi 山梨県甘利山周辺は、私が良く日帰りで訪れる散歩コースである。武川村から入るこのコースも山に入るまでに大分時間を要す。
やっと林道に辿り着き、緑美しい中を歩いていた。そして草を踏み分けてゆくと、近くでブーンという羽音がする。”あれ!ハチかな?!”と思ってじっとしていると、叢から翔び出してくるものがいた。それは、非常に美しいツノトンボであった。 |
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Copyright (C) 2001-2016 森みつぐ /// 更新:2016年7月10日 /// |