夢惑う世界・昆虫たち 昆虫の散文<木漏れ日> 散文・昆虫たち |
散文・昆虫たち82 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
163 ポリキセナムラサキフクロウチョウ(ムラサキフクロウチョウ)
(フクロウチョウ科ムラサキフクロウチョウ属) Eryphanis polyxena ノーバ・オリンダ・ド・ノルチから牧場の森林までの間は、網を片手にてくてく歩くが余りチョウは出てこない。やはりこの辺りは、林内の昆虫が主であるようだ。
牧場内の森林の中を歩いているとフクロウチョウを見つけた。翅が青い。“これは、逃がしてたまるもんか!”と思い、静かに近寄り網を被せるが逃げられてしまった。がっかりして、また歩き始める。暫く歩いていると、今度は前方の径の上で、でっけい態度で肩肘張って座っていた。
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164 ノクティルクスヒカリコメツキ(ヒカリコメツキ)
(コメツキムシ科ヒカリコメツキ属) Pyrophorus noctilucus 私の宿泊したホテルは、標高1000m位の山中にあった。そのコテージ風のホテルには、当然、外灯が夜灯っている。
夜、水量の増した渓流のざわめきと蛙の合唱が入り交じってなかなか賑やかになる。ある時、部屋の入口に設けてある外灯を見てみると中形で目立たない色彩のコメツキムシが来ていた。“うん、冴えないけどいいか!”指で摘んで部屋に入ってみると、なんと蛍光色に光っているではないか。一度は、見たかったが、こんなところで出会えるなんて、ラッキー!!
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Copyright (C) 2007 森みつぐ /// 更新:2007年5月20日 /// |