夢惑う世界・昆虫たち シジミチョウたち生態写真・リスト1
夢惑う世界 シジミチョウたち 生態写真その17
  アルギオルスルリシジミ   イアルブストラフシジミ  
ph171k アルギオルスルリシジミ(ルリシジミ) ph172k イアルブストラフシジミ
2008年8月18日 日本、北海道札幌市定山渓 2006年12月5日 タイ、サムイ島
北海道では山に行かなくても路傍に大きなオオイタドリを見かけるが、その花を好むのがルリシジミの幼虫であり、産卵する雌を見かける。 ウラギンシジミみたいに翅表は鮮やかなオレンジ色なのだが、一般的なチョウのように翅を閉じると全く目立たなくなる。
  イカルスウスルリシジミ♂   エゾエンシスオオミドリシジミ♂  
ph173k イカルスウスルリシジミ♂ ph174k エゾエンシスオオミドリシジミ♂(エゾミドリシジミ)
2002年7月20日 ギリシャ、カテリーニ 2011年8月7日 日本、北海道札幌市定山渓
イカルスルリシジミ、止まっているときはほぼ翅を閉じるので裏ばかりだが、表も裏もオスはメスより明るい色になるので雌雄の判別が付く。 ミドリシジミは、やはり止まったときは翅を開いて欲しい。定山渓では、ミドリシジミの中でもエゾミドリシジミが多くいる。
  イラウラフチベニシジミ♂   エリルスツメアシフタオシジミ  
ph175k イラウラフチベニシジミ♂(ウラフチベニシジミ) ph176k エリルスツメアシフタオシジミ
2007年7月9日 台湾、南山渓 2010年10月4日 マレーシア、ティオマン島
普通止まるときは翅を閉じるので、雌雄を見分けるのは容易くないのだが、雄は翅を広げると濃い紺色の斑紋が目につく。 尾がやけに長いツメアシフタオシジミの仲間だが、エリルスはほどほどの長さでよく見かけるシジミである。
  オリオンジョウザンシジミ   クラワアマミウラナミシジミ♀  
ph177k オリオンジョウザンシジミ(ジョウザンシジミ) ph178k クラワアマミウラナミシジミ♀(アマミウラナミシジミ)
2009年5月7日 日本、北海道札幌市定山渓 2006年5月28日 日本、沖縄県西表島
小さなジョウザンシジミ、後翅裏のオレンジ色の斑紋も美しいが、青色に輝く翅表もまた美しくていい。 アマミウラナミシジミ、オスもメスも翅の輝きは感じられないが日射しを受ける角度によっては輝いて見えることがあった。
  ケレノルリウラナミシジミ   コヒメンシスウラフチベニシジミ  
ph179k ケレノルリウラナミシジミ(コシロウラナミシジミ) ph180k コヒメンシスウラフチベニシジミ
2007年10月30日 ベトナム、ラオカイ 2007年11月9日 ベトナム、タッケー
一番鮮やかなのは日本にもいるルリウラナミシジミだが、良く見かけるのはシロウラナミシジミと言ったほうが分かりやすい。 ウラフチベニシジミの仲間である。翅を広げて斑紋を見せると、台湾にいるのとそっくりでなかなか素敵な雌だった。

Copyright (C) 2022-2023 森みつぐ    /// 更新:2023年8月6日 ///