夢惑う世界・昆虫たち タテハチョウたち生態写真・リスト1
夢惑う世界 生態写真その18
  エリマンティスキマダラタテハ   ピリラミスジ  
ph171h エリマンティスキマダラタテハ(タイワンキマダラ) ph172h ピリラミスジ(ミスジチョウ)
2007年11月8日 ベトナム、タッケー 2006年6月29日 日本、山梨県甘利山
タイワンキマダラは、台湾に多くいるのかなと思っていたが、台湾ではなく、その周辺の国々で見かけるだけである。 子どもの頃、見かけたミスジの仲間はフタスジチョウだけだったので、最初、ミスジチョウを見たときはときめいたものだったが、今は・・・。
  サッポミスジ   ペリウスミナミイチモンジ  
ph173h サッポミスジ(コミスジ) ph174h ペリウスミナミイチモンジ(シロミスジ)
2000年7月20日 韓国、金泉 2006年11月16日 タイ、タートーン
見慣れたコミスジだけれど、やはり地理的に近い韓国でも見かけた。日本での普通種は、韓国でも普通種のようである。 日本では、与那国島と西表島で採ったことがある。翅裏を見ると、すぐにシロミスジだと分かるミナミイチモンジの仲間である。
  ボリナムラサキ   エウダミップスヒメフタオ  
ph175h ボリナムラサキ(リュウキュウムラサキ) ph176h エウダミップスヒメフタオ(フタオチョウ)
2008年10月4日 インドネシア、ロンボク島 2007年6月21日 台湾、蘇澳新
畑に囲まれた小さな林の中でリュウキュウムラサキを見つけた。雌は地域ごとに色彩が違ってくるので面白い。 山道を上っていたら、突然、翔び立つチョウがいた。“あれっ!”と思い、じっと待っていると舞い戻って来たのがフタオチョウだった。
  ヒプセリスキミスジ   レモニアスタテハモドキ  
ph177h ヒプセリスキミスジ(ヒメキミスジ) ph178h レモニアスタテハモドキ(ジャノメタテハモドキ)
2007年7月9日 台湾、南山渓 2002年8月13日 ミャンマー、ピン・ウー・ルウィン
キミスジは、何の変哲もない翅裏をしているが、このヒメキミスジの翅裏は豹柄模様でなんとも可愛らしい。 タテハモドキの翅裏は、鮮やかな色彩と目立たない隠蔽色のチョウに分かれるが、これは、見飽きてしまう方である。
  イピタタテハモドキ   ティオダマスイシガケチョウ  
ph179h イピタタテハモドキ(クロタテハモドキ) ph180h ティオダマスイシガケチョウ(イシガケチョウ)
2007年10月28日 ベトナム、バックハー 2009年10月20日 台湾、花蓮
煤けた黒っぽい見栄えのしないタテハモドキである。これも彼らの生きてゆく上での戦略なのだろう。 湿った林道で翅を広げて吸水している姿は見慣れているが、草の上で翅を広げているとだらしなく見えてしまう。

Copyright (C) 2015 森みつぐ    /// 更新:2015年11月29日 ///