夢惑う世界・昆虫たち タテハチョウたち生態写真・リスト2
夢惑う世界 生態写真その24
  メティスコムラサキ♀   カナケルリタテハ  
ph231h メティスコムラサキ♀(コムラサキ) ph232h カナケルリタテハ(ルリタテハ)
2009年8月22日 日本、北海道札幌市定山渓 2012年5月14日 日本、北海道札幌市定山渓
吸水で訪れているコムラサキは、全て雄ばかりで、雌はなかなか見かけなかった。このときは、林道上にぽつんと1匹降り立っていた。 中学生の頃、初めて見たルリタテハは掴むことができなかったが、ずっと憧れのチョウだった。オオウバユリに産卵しているのを見た。
  カマミナミイチモンジ♀   セレノポラミナミイチモンジ♀  
ph233h カマミナミイチモンジ♀(タイワンイチモンジ) ph234h セレノポラミナミイチモンジ♀(ヤエヤマイチモンジ)
2007年11月5日 ベトナム、カオバン 2007年6月23日 台湾、蘇澳新
白い斑紋のヤエヤマイチモンジと違い、オレンジ色の斑紋がなんとも言えない美しさのミナミイチモンジである。 台湾のヤエヤマイチモンジの雌である。八重山諸島とは、目と鼻の先なのだが別亜種である。並べて見ると違いがすぐ分かる。
  パルダリスオオイナズマ♂   ヒペルビウスツマグロヒョウモン♂  
ph235h パルダリスオオイナズマ♂ ph236h ヒペルビウスツマグロヒョウモン♂(ツマグロヒョウモン)
2010年10月8日 マレーシア、メルシン 2005年5月28日 日本、沖縄県石垣島
後翅に青い帯を持ったイナズマチョウが意外と多いが、大きさからして似ているのはオオイナズマの2種だけであろう。 雌と雄、色彩や模様、外形も違うチョウたちが案外多い。ツマグロヒョウモンも模様が違うタテハである。1種類でも2種類である。
  アルマナタテハモドキ   イッソリアホソチョウ♀産卵  
ph237h アルマナタテハモドキ(タテハモドキ) ph238h イッソリアホソチョウ♀産卵(ホソチョウ)
1992年9月14日 日本、宮崎県曽山寺 2007年6月26日 台湾、花蓮
沖縄では良く見かけるタテハモドキ。30年ほど前、宮崎で採集したときにタテハモドキを見た。“こんなところにもいるんだ!” 山を下りてきたらカラクサの仲間と思われる草の葉裏に、ホソチョウが止まっていた。良く見ると卵がびっしり貼り付いていた。
  イナラミナミイチモンジ   ディルテアオオイナズマ♂  
ph239h イナラミナミイチモンジ ph240h ディルテアオオイナズマ♂
2007年11月10日 ベトナム、ランソン 2010年10月8日 マレーシア、メルシン
前翅の先だけオレンジ色の雄に対して、雌は全体がオレンジ色のグラデーションが美しいミナミイチモンジだった。 同じところに全くそっくりなパルダリスとディルテアオオイナズマがいたが、採集するまで気付かなかった。

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