夢惑う世界・昆虫たち トンボたち生態写真・リスト1
夢惑う世界 トンボたち 生態写真その10
  トリウィアリスヒメトンボ   パキガストラハラビロトンボ♂  
ph91x トリウィアリスヒメトンボ(ヒメトンボ) ph92x パキガストラハラビロトンボ♂(ハラビロトンボ半成熟)
2003年8月12日 インド、ベッロール 2010年6月5日 日本、福島県近津
乾いた林道でよく見かけるヒメトンボ、インドのヒメトンボは日本のと同じなのかとじっと見たがやはり同じとしか思えなかった。 真っ黒なトンボを見つけた。“なんだろう?”と見ていたら、どうもハラビロトンボのようだった。シオカラ色になる前の半成熟である。
  フルウィアアカスジベッコウトンボ♀   フルクトゥアンスアカスジベッコウトンボ♂  
ph93x フルウィアアカスジベッコウトンボ♀ ph94x フルクトゥアンスアカスジベッコウトンボ♂(フチトリベッコウトンボ)
2007年10月26日 ベトナム、バックハー 1991年7月23日 マレーシア、ランカウィ島
アカスジベッコウトンボの雌は、そのほとんどが翅の先や全体が透明なのだが、フルウィアの雌は全体が褐色である。ただ赤くはならない。 ときどき雨が降る日の採集だった。森の中を歩き回っていたら、今まで見たアカスジベッコウトンボよりひと回り小さなトンボを見つけた。
  ヤポニクムシオカラトンボ♀   ユリアシオカラトンボ♀  
ph95x ヤポニクムシオカラトンボ♀(シオヤトンボ) ph96x ユリアシオカラトンボ♀
1992年6月27日 日本、山梨県甘利山 2003年12月29日 南アフリカ、ジョージ
春早くから見かけるトンボである。子どものとき、早春から飛んでいて雌は何のトンボか良く分からなかった変なトンボだった。 シオカラトンボの雄と雌、かなり見栄えが違うので同じ場所に数種類のシオカラトンボがいると番を見分けるのが難しい。
  ラムブリイアカスジベッコウトンボ♀   アウロラベニトンボ♀  
ph97x ラムブリイアカスジベッコウトンボ♀(アカスジベッコウトンボ) ph98x アウロラベニトンボ♀(ベニトンボ)
2007年6月29日 台湾、蘭嶼島 2005年5月29日 日本、沖縄県西表島
島でトンボを見かけると、近くに沼や池でもあるのかなと探すのだが、なかなかそういうところには出会わない。 あの鮮やかな紫紅色の雄に比べると、なんとも落ち着いた色の雌であることか。とは言え昆虫の世界では、これが普通である。
  アルテリオサベニトンボ♀   インフスカトゥムアカネ♂  
ph99x アルテリオサベニトンボ♀ ph100x インフスカトゥムアカネ♂(ノシメトンボ)
2003年12月29日 南アフリカ、ジョージ 2005年9月16日 日本、山梨県甘利山
ベニトンボの仲間は、アフリカが発生源なのだろうか。数多くの種類のベニトンボの仲間を見ることができる。 甘利山の山頂に続く車道の白いガードレールに、真っ赤なノシメトンボの雄が止まっていた。紅葉の季節の前に、アカネが紅葉する。

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