神奈川県勢・年度別戦績表(1931年)

1931年春 神奈川商工

出場回数初出場
主な選手(1)松尾徳也、(2)森進、(3)花井正儀、(4)越丸新太郎、(5)高橋輝彦(専大→セネタース→翼→大洋→専大監督)、(6)小笠原、(7)杉山良雄、(8)浦谷福太郎、(9)吉江真吾
対戦成績 2回戦3-15北予中
神奈川商工 0 3 0 0 0 0 0 0 0 3
北予 7 4 0 0 0 2 2 0 X 15
1931h1.bmp 安打3、三振11、失策11で惨敗する。相手投手:佐藤。
《北予のその後》準々決勝●0-6和歌山
甲子園決勝戦広島商2-0中京商業広島商業が強攻策を実らせ、灰山のタイムリー2塁打、保田のタイムリーなどで決勝の2点を挙げる。投手:灰山元治(慶大→太陽レーヨン→ライオン)−吉田正男(明大→藤倉電線)
《広島商業の戦績》広島商業4-0坂出商業/広島商業3-0松山商業/広島商業5-3八尾/広島商業2-0中京商業
出来事灰山元治(慶大→太陽レーヨン→ライオン)、鶴岡一人(法大→南海)らを擁する前年夏の覇者広島商業が夏春連覇を達成。”蒼空高き甲子園・・・”の初代大会歌が誕生。背番号が試験的に採用される。広島商業・灰山投手が2回戦・坂出商業戦で大会初の無安打無得点試合。
主な選手 ◇愛知商業:鵜飼(早大)・小島利男(早大→貝島炭鉱→阪神)◇広島商業:灰山元章(慶大→田村駒商店→太陽レーヨン→ライオン→朝日)・鶴岡一人(法大→南海→近畿→南海)◇坂出商業:広瀬義明◇市岡:今木二郎(早大)◇小倉工業:新富卯三郎(門司鉄道管理局→阪急)・植田延夫(早大→岩井産業)◇松山商業:藤堂(明大)・景浦将(立大→阪神)・高須清(早大→大日本ビール→イーグルス→パシフィック)・三森秀夫(法大→巨人)
◇静岡:鈴木芳太郎(専大→南海→大昭和製紙→静岡監督)・今井正彦(横浜高商)・川合幸雄(桐生高工)・片山正二(横浜高商)◇川越:綿貫総司(立大→セネタース)◇第一神港商業:岸本正治(慶大→阪急)◇中京商業:吉田正男(明大→藤倉電線)・桜井寅二(慶大→愛知産業)・恒川道順(明大→藤倉電線→明電舎)・杉浦清(明大→中日→大洋→国鉄)・村上重夫(明大→大洋レーヨン→ライオン→朝日)・大鹿繁雄(明大)・野口明(明大→セネタース→大洋→西鉄→阪急→中日)・芳賀直一(名古屋)◇八尾:稲若博(関大→三井鉱山東京)・黒沢俊夫(金鯱→大洋→西鉄→巨人)◇平安:本田親善(慶大→名古屋)・伊藤正雄・岡村俊昭(日大→南海)◇北予:加藤(慶大)・大沢(慶大)・中村信一(法大→セネタース)◇和歌山:岡(慶大)◇神奈川商工:松尾徳也・杉山良雄・高橋輝彦(専大→セネタース→翼→大洋→専大監督)・浦谷福太郎・越丸新太郎・吉江真吾・森進・内田貞治・花井正儀・小笠原

1931年夏 神奈川商工

出場回数3年ぶり2回目
主な選手(1)松尾徳也、(2)花井正儀、(3)吉江真吾、(4)越丸新太郎、(5)内田貞治、(6)高橋輝彦(専大→セネタース→翼→大洋→専大監督)、(7)杉山良雄・宮実、(8)浦谷福太郎、(9)森進
対戦成績 2回戦0-3嘉義農林
嘉義農林 0 0 0 0 0 0 2 1 0 3
神奈川商工 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1931n1.bmp 7回表、松尾がバント処理を誤り、2・3塁のピンチ。嘉義農林・川原の中前打で2点を奪われる。8回にも松尾が乱れ、ダメ押しの1点を奪われる。相手投手・呉昌征(巨人)に5回花井の1安打のみに抑えられる。
《嘉義農林のその後》準々決勝○9-7札幌商業/準決勝○10-2小倉工業/決勝●0-4中京商業
甲子園決勝戦中京商4-0嘉義農林投手:吉田正男(明大→藤倉電線)−呉昌征(巨人)
《中京商業の戦績》中京商業4-3早稲田実業/中京商業19-1秋田/中京商業5-3広陵/中京商業3-1松山商業/中京商業4-0嘉義農林
出来事中京商業、以降3連覇の第一歩を築く。アルプススタンドにも大屋根ができる。
主な選手 ◇嘉義農林:呉昌征(巨人)
◇広陵:稲田茂(横浜高工)・岩本義行(明大→南海→松竹)・倉本信護(呉工廠→阪急→名古屋→金鯱)・野村実(横浜高専→名古屋→イーグルス)◇小倉工業:新富卯三郎(門司鉄道管理局→阪急)・植田延夫(早大→岩井産業)◇松山商業:高須清(早大→大日本ビール→イーグルス→パシフィック)・三森秀夫(法大→巨人)・景浦将(立大→阪神)・藤堂(明大)◇早稲田実業:島津雅男(早大)◇第一神港商業:岸本正治(慶大→阪急)◇中京商業:吉田正男(明大→藤倉電線)・桜井寅二(慶大→愛知産業)・恒川道順(明大→藤倉電線→明電舎)・杉浦清(明大→中日→大洋→国鉄)・村上重夫(明大→大洋レーヨン→ライオン→朝日)・大鹿繁雄(明大)・野口明(明大→セネタース→大洋→西鉄→阪急→中日)・芳賀直一(名古屋)◇長野商業:土肥省三(専大→藤倉電線→阪急)◇八尾:稲若博(関大→三井鉱山東京)・黒沢俊夫(金鯱→大洋→西鉄→巨人)◇福岡:小田野柏(青森営林局→仙台鉄道管理局→阪急→毎日→西鉄→近鉄→高橋)◇平安:伊藤正雄・岡村俊昭(日大→南海)・本田親善(慶大→名古屋)
◇和歌山商業:柴田尚三
【夏の地方大会の主な選手】
◇愛知商業:鵜飼(早大)・小島利男(早大→貝島炭鉱→阪神)◇一宮:桜井正三(明大→関西学院大→名古屋)・丹羽淑雄(名古屋)◇荏原:戸田吉蔵(巨人)◇杵築:北井正雄(米子鉄道管理局→関大専門部→阪急)◇慶応商工:横沢七郎(慶大→コロムビア→セネタース→翼→東急)◇広島商業:灰山元章(慶大→田村駒商店→太陽レーヨン→ライオン→朝日)・鶴岡一人(法大→南海→近畿→南海)◇高松:加藤正二(中大→名古屋→大映)◇佐賀:鶴崎俊篤(早大)◇坂出商業:広瀬義明
◇市岡:今木二郎(早大)◇鹿児島商業:石田政良(門司鉄道管理局→名古屋)◇静岡:鈴木芳太郎(専大→南海→大昭和製紙→静岡監督)・今井正彦(横浜高商)・川合幸雄(桐生高工)・片山正二(横浜高商)◇川越:綿貫総司(立大→セネタース)◇北野:浅岡三郎(セネタース)◇北予:加藤(慶大)・大沢(慶大)・中村信一(法大→セネタース)◇浪華商業:成瀬芳輝(大東京)◇和歌山:岡(慶大)◇和歌山海南:中野隆雄(横浜高専→大東京→ライオン)
甲神静大会決勝戦神奈川商工2-1静岡
静岡中 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
神奈川商工 0 1 0 0 0 0 0 0 1X 2
1931r1.bmp 2回裏、神奈川商工は、高橋がレフト前で出塁し、二盗。2死後、杉山がレフト前に弾き返し、先制点を挙げる。7回表、静岡が1死1・3塁から1塁ランナーが盗塁を試み、神奈川商工・松尾のボークを誘って同点に追いつく。商工・松尾−静岡・鈴木の投げ合いで1−1のまま延長戦へ。延長10回裏、神奈川商工は森のセンター前と越丸のレフト前安打が続き、さらに吉江の敬遠で1死満塁のチャンス。内田がスクイズ失敗でチャンスを潰したかに見えたが、三本間の挟殺プレーで走者・森に送球が当たり、神奈川商工が幸運な1点を挙げてサヨナラ勝ち。投手:鈴木−松尾。
出来事従来の神静大会に山梨が参加し、以降「甲神静大会」となる。地元神奈川からは4校、静岡・山梨からは2校ずつの計8校が参加。神奈川商工が好投手・松尾を擁し、大正13年から連続優勝の静岡中(うち大正15年は全国優勝)を破り甲神静大会を制する。
県大会決勝戦横浜商業7-2神奈川商工
横浜商業 0 0 1 2 1 2 0 0 1 7
神奈川商工 0 1 1 0 0 0 0 0 0 2
1931k.bmp 神奈川商工が安打で横浜商業を上回りながらも、自らの失策で勝利を逸す。投手:大橋−松尾。
出来事 市部からは優勝の横浜商業、準優勝の神奈川商工、3位の浅野が、郡部からは優勝の横須賀の計4校が甲神静大会に出場。
主な選手 ◇神奈川商工:松尾徳也・杉山良雄・高橋輝彦(専大→セネタース→翼→大洋→専大監督)・浦谷福太郎・越丸新太郎・吉江真吾・森進・内田貞治・花井正儀・小笠原◇横浜商業:岩瀬三郎・岩本◇神奈川三:鵜沢七郎(法大)




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