| 出場回数 | ７年ぶり４回目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 主な選手 | (1)大橋一雄 (2)小松富士男・菅沼大郷 (3)吉田光雄 (4)山本竹雄 (5)寺田静夫 (6)谷口功 (7)催寅哲 (8)岩瀬三郎 (9)中林尚義・小峰広 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 対戦成績 | １回戦 | 1-9広島商業 |
エース・大橋の力投も空しく、広島商業・鶴岡に４安打に抑えられる。相手投手：鶴岡一人（法大→南海→近畿→南海）。《広島商業のその後》２回戦○2-1一宮／準々決勝○5-1和歌山商業／準決勝●0-4岐阜商業 | |||||||||||||||||||||||||||||||
| 甲子園 | 決勝戦 | 岐阜商1-0明石中 | ８回裏、岐阜商業がスクイズで決勝点を挙げ、初優勝。"東海王国"の礎を築く。明石・楠本保、５試合で失点２の力投も２年連続の準優勝に終わる。投手：松井栄造（早大）−楠本保（慶大）。 《岐阜商業の戦績》岐阜商業6-5静岡／岐阜商業5-3鳥取一／岐阜商業3-0海草／岐阜商業4-0広島商業／岐阜商業4-0明石 | |||||||||||||||||||||||||||||||
| 出来事 | 第１０回大会を記念して従来の倍の３２校が出場。優勝校には文相杯と優勝メダルが、準優勝校には準優勝旗と準優勝メダルが新たに贈られることになる。中京商業・吉田正男（明大→藤倉電線）が２回戦の興国商戦で延長13回の末22三振を奪う。準々決勝で沢村の京都商業を破った明石と中京商業が準決勝で対戦し、中京・吉田の押し出し死球で明石が勝利。前年優勝校の無条件出場をやめる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 主な選手 |
◇一宮：森弘太郎（名古屋鉄道管理局→阪急→東急→西日本）◇海草：森田俊男・荒川秀美・宮本市太郎・松下辰雄・楠本喜一郎・松下一郎・和田正信・瀬藤豊治・浜本純一・今市勲◇関西学院：谷口勇・中房保蔵・鈴木江二・中島才一郎・永井兵・山端義一・樋池真澄・金子穣・松本春永・鍛冶屋実◇岐阜商業：村瀬保夫（早大→大日本土木→愛知産業→岐阜商業監督）・松井栄造（早大）・広江嘉吉（中大→中大監督）・近藤弘一・勝野鉄男・奥村勝一・記野良雄・加藤春雄（明大→大日本土木→近鉄）・筧金芳（慶大→電通）・喜多川忠義◇享栄商業：安藤之制（法大→ライオン）・江口行男（立命館大→金鯱→阪急）・谷口紀念治（巨人）・林清一（立命館大→巨人）◇京都商業：沢村栄治（巨人） ◇興国商業：笠松実（横浜専門学校→阪急→国民リーグ→広島）・吉田佐市・岡本利三（同大→名古屋）◇桐生：伊藤茂・青木正一（阪神）・岩崎重弥・塚越源市・小島政明・小林史郎・津久井秀雄・高瀬一衛・鈴木正信・高野順三◇熊本工業：吉原正喜（巨人）・吉田和生（門司鉄道管理局→名古屋→松竹）◇広島商業：鶴岡一人（法大→南海→近畿→南海）・浜崎忠治（横浜高商→満州倶楽部→中日）◇高松：加藤正二（中大→名古屋→大映）◇高松商業：矢野槙雄（関大→金鯱）◇山口：御園生崇男（関大→阪神）◇松山：麻生義一・竹内博・岩田正章・大西和正・名越親二郎・武井潔・久保田慎三・丸山茂男・高須賀伝・丹節寿◇松山商業：外田数正（大東京）・菅利雄（立大→ｲｰｸﾞﾙｽ→黒鷲）◇松本商業：山崎正計・西沢清 ◇神戸一：前驥・村上輝次・中川敬一・花木登・増井武・角岡正彦・蒔田春雄・長谷六郎・宮崎真次・佐本良◇静岡：鈴木吉朗（法大）・田中浩（専大）◇早稲田実業：宮下義雄（芝浦電気→南海→ｾﾈﾀｰｽ→ﾊﾟ･ﾘｰｸﾞ審判員）・安永正四郎（富士電機→金鯱）◇大正：藤村冨美男（阪神）◇中京商業：吉田正男（明大→藤倉電線）・野口明（明大→ｾﾈﾀｰｽ→大洋→西鉄→阪急→中日）・杉浦清（明大→中日→大洋→国鉄）・鬼頭数雄（日大→大東京→ライオン→南海）◇長崎商業：内堀保（巨人）◇鳥取一：藤井勇（阪神→ﾊﾟｼﾌｨｯｸ→太陽→大洋）◇島田商業：大友一明（大東京→金星）◇平安：宇野錦次（阪急→大洋→阪急→西鉄）・高木正雄・岡村俊昭（日大→南海）・富永嘉郎（同大→南海）◇明石：楠本保（慶大）・中田武雄（慶大）・浅野勝三郎（全明石→阪急） ◇浪華商業：納家米吉（法大→南海）・北浦三男（関大→ｾﾈﾀｰｽ→西鉄）◇和歌山：宇野光雄（慶大→藤倉電線→巨人→西鉄→国鉄）◇和歌山海南：長谷川治（明大→近畿→市立和歌山商業監督）・中田道信（慶大→南海）・礒野政次（関大→ｾﾈﾀｰｽ）◇和歌山商業：吉川義次（関大→南海→近鉄）◇横浜商業：大橋一雄・岩瀬三郎・谷口功・小峰広・中林尚義・寺田静夫・小松富士男・山本竹雄・吉田光雄・催寅哲 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
初回裏、四球と安打で２・３塁とされた後、明石・楠本のタイムリー２塁打と内野ゴロで３点を失う。８回にも四球から明石の田口・福島に連打され１点を追加され勝利を決定づけられる。明石・楠本保（慶大）→中田武雄（慶大）の投手リレーの前に１安打で完封を喫す。勝った明石は、次の準決勝で中京商業と歴史的な延長25回の死闘を繰りひろげる。相手投手：楠本保（慶大）−中田武雄（慶大）。
横浜商業が甲子園春夏連続出場を決める。投手：大橋一雄−山本。
投手：山本−岩崎。甲神静大会へは、浅野・神奈川三と３位の横浜商業の計３校が出場。