神奈川県勢・年度別戦績表(1959年)

1959年春 (参加無し)

対戦成績 ---
甲子園決勝戦中京商3-2岐阜商業3年前と同じ東海勢同士の決勝戦。初日、3回降雨ノーゲームとなり、翌日も雨で中止。順延の末、皇太子御成婚の日に再試合を行う。中京商は3回1死2・3塁から椴野秀一、石黒和弘の連続スクイズで2点。5回は杉浦藤文の2盗後に椴野が適時打し1点を追加。6回に1点を返した岐阜商は9回、大坪和雄、高木守道が連打したが、左翼手のファンブルを見た大坪が3塁を欲張りアウト。岐阜商が8安打を放つが、中京・平沼のカーブとチェンジアップにてこずり、2点にとどまる。投手:平沼一夫(中京大→西濃運輸→東京)−近藤精吾(三菱重工名古屋)・鷲見。
《中京商業の戦績》中京商業5-2平安/中京商業3-0松商学園/中京商業2-1尼崎/中京商業3-2県岐阜商業
出来事中京商、春3度目の優勝。選手の健康管理を考慮して、延長戦は18回で打ち切られることになった。決勝が順延となり、4月10日の皇太子御成婚の日に執り行われ、決勝戦のTV中継は中止。岐阜商で高木守道(中日)が活躍。
主な選手 ◇芦屋:安藤敏雄(西鉄)・広瀬幸司(法大→日本石油)・西岡浩史(慶大→東芝)・松永清治(早大)
◇県岐阜商業:高木守道(中日)・近藤精吾(三菱重工名古屋)・国井恒男(明大→愛知マツダ)・鷲見領一(早大)・坂東照彦(三菱重工名古屋)◇戸畑:岡村軍司・宮原東洋(中大→日本コロムビア)・長竹英世(日大)・藤岡弘(日炭高松→立正佼成会→鷺宮製作所)◇広陵:迫谷富三(近大)・久保祥次(広島大学職員→広島→近鉄)・枡岡憲三(広島)・三浦和美(明大→広島)・生田光爾(駒大→電電中国)・米田豊(近大→山陽特殊製鋼→電電中国)・甲野博国(広島鉄道管理局)◇高松商業:岡田紀明(早大→河合楽器→高松商業監督)・岡田行正(立大→日産自動車)・森谷忠誠(専大→四国電力)・中井公士(日産自動車)◇高知商業:山崎武昭(法大→東映→ロッテ)・徳久利明(近鉄→西鉄)・内田卓也(中大→クラレ岡山)・小笠原澄男(立大)・増田聡助(専大)・谷高幸(丸善石油)・谷孝雄(高知相互銀行)◇松商学園:三原敬治(早大→大昭和製紙)・池田裕三(早大)・大和武男(電電関東)・田中幸伯(全藤倉)・佐野征司(全藤倉)・塩原均(東芝)・北条真(大和證券)◇石和:池谷隆(東京ガス)・斉藤征夫(芝浦工大→日産自動車)◇倉敷工業:三宅博二(阪神)・小橋優(国鉄)・杉本喜久雄(広島)◇中京商業:平沼一夫(中京大→西濃運輸→東京)・杉浦藤文(早大→中京高監督→中京大監督)・石黒和弘(慶大→東京→ロッテ)・伊東栄二・杉浦国男(西濃運輸)・金海秀充(中京大→岩崎電気→清峰伸銅)・稲垣征彦(東洋レーヨン愛知→東洋レーヨン)・日置伸兵(西濃運輸)・原田卓夫(王子製紙春日井)◇長崎南山:杉町攻(西鉄)
◇天理:島中敏希(東洋大→三重交通)・木下美英(早大)・大井和男(東洋レーヨン)・宮一博(東京鉄道管理局)◇東邦:光岡和彦(名古屋鉄道管理局)◇尼崎:合田栄蔵(南海→阪神)・児玉禎彦(東京)◇日大三:千原陽三郎(日大→中日)・香椎紘一(日大→拓殖銀行)・山内時雄(大和証券)・臼井文之(明電舎)・比留間市郎(リッカー)・養田光生(河合楽器)◇日大二:井上善夫(西鉄→巨人→広島)・滝島洋太郎(早大)・谷本良樹(国学院大→電電東京)・服部倭文男(立大)・海老原丘(慶大→全鐘紡)◇平安:藤野隆司(東映)・野口元三(巨人→大毎)・松村日出男(同大→東洋レーヨン)・佐藤邦彦(明大)・北原義之(立大)・松永新治(近大)・山本安彦(立命館大)・谷口智亮(積水化学)◇浪華商業:早川靖雄(近鉄)・鹿谷幸和(西鉄)・高須賀俊彦(明大→日本生命)・戸口睦喜(立大→日本コロムビア)・橋本六治(近大→電電近畿)・岡本伸夫(日大→日本楽器)・中村祐治(関西学院大→鐘淵化学)・石田欣也(立命館大)・松本勝(立命館大)・桜井昌彦(日本新薬)

1959年夏 法政二高

出場回数3年連続5回目
主な選手(1)千葉武政・加地孝博 (2)奈良正治 (3)小屋 (4)大沢 (5)高井 (6)富田勝彦(三菱重工川崎) (7)的場裕剛(1年、大洋)  (8)佐々木  (9)幡野和男(2年、阪神)
対戦成績 1回戦0-6西条
西条 0 1 1 1 0 0 0 2 1 6
法政二 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1959n1.bmp 2回表、西条・藤岡の中前打をセンター・大沢が懸命に追いつくが、わずかに届かず後逸し、1点を先制される。3回にもイレギュラーで不運な1点を失う。相手投手・金子哲夫(阪神)の前に4安打。西条12安打でワンサイドゲーム。
甲子園決勝戦西条8-2宇都宮工業2回表、西条が松前の左前打と内野安打で1死1・3塁とした後、ショートゴロエラーで1点を先制。さらに、4回表にも盗塁と悪送球でランナーを進め、タイムリーヒットで2点目を挙げる。宇都宮工業は4回裏、連打で2点を返し同点に追いつく。8回表、西条は無死1・3塁のチャンスから3塁牽制悪送球を得るが、3塁塁審の足に当ったボールを返球され、本塁上でアウトとなる。同点のまま迎えた延長15回表、西条は相手のエラーと四球で満塁とした後、中前打で均衡を破る。西条はさらに3連打を浴びせ、この回一気に6点を挙げ優勝を決める。投手:金子哲夫(阪神)−大井道夫(早大→丸井→日本文理監督)
《西条の戦績》西条6-0法政二/西条5-3松商学園/西条2-1平安/西条5-1八尾/西条8-2宇都宮工業
出来事黒川らの活躍により、東北高校がベスト4に進出。長野,静岡,広島が単独出場、北海道を南北に分け代表29校に。皇太子を迎えて開会式。1回戦、戸畑−日大二戦で戸畑の直村監督がベンチで倒れ、帰らぬ人となる。夏の大会初出場の天理がベスト8進出(準々決勝2-3八尾)。
主な選手 ◇宇都宮工業:大井道夫(早大→丸井→日本文理監督)・猪瀬成男(早大→丸井→林建設→ライト工業監督→宇都宮工業監督→上三川町長)・谷中滉昌(熊谷組)・黒崎勝利(電電関東)・矢口健一郎(日大)◇宮古:佐々木勝利(大毎→広島)◇戸畑:岡村軍司・藤岡弘(日炭高松→立正佼成会→鷺宮製作所)・長竹英世(日大)・宮原東洋(中大→日本コロムビア)
◇広陵:迫谷富三(近大)・久保祥次(広島大学職員→広島→近鉄)・枡岡憲三(広島)・三浦和美(明大→広島)・生田光爾(駒大→電電中国)・米田豊(近大→山陽特殊製鋼→電電中国)・甲野博国(広島鉄道管理局)◇高知商業:山崎武昭(法大→東映→ロッテ)・徳久利明(近鉄→西鉄)・内田卓也(中大→クラレ岡山)・小笠原澄男(立大)・増田聡助(専大)・谷高幸(丸善石油)・谷孝雄(高知相互銀行)◇高鍋:永友延昭(日本生命)◇松阪商業:鈴木正(南海)◇松商学園:三原敬治(早大→大昭和製紙)・池田裕三(早大)・大和武男(電電関東)・田中幸伯(全藤倉)・佐野征司(全藤倉)・塩原均(東芝)・北条真(大和證券)◇西条:金子哲夫(阪神)・森本潔(2年、立大中退→三協精機→阪急→中日)・松浦毅(法大→日鉱日立)・村上唯三郎(早大→三協精機)・藤岡修三(倉敷レーヨン西条)・岡部栄一(東洋レーヨン愛媛)・増田雅男(製鉄化学)◇静岡商業:朝井茂治(阪神→広島)・山下俊郎(専大)・早川博敏(関東学院大)・八木勝彦(関東学院大)・木村勝利(関東学院大)・松村征一郎(関東学院大)・杉本修一(富士鉄釜石)・田所敏男(電電東京)◇川越:吉田富保(早大→鷺宮製作所)◇倉敷工業:三宅博二(阪神)・小橋優(国鉄)・杉本喜久雄(広島)◇帯広三条:石原衛紀
◇大田:石谷訓啓(大毎→東京)・中島広喜(大阪→阪神)◇滝川:近久紘一郎(専大)◇中京商業:平沼一夫(中京大→西濃運輸→東京)・杉浦藤文(早大→中京高監督→中京大監督)・石黒和弘(慶大→東京→ロッテ)・伊東栄二・杉浦国男(西濃運輸)・金海秀充(中京大→岩崎電気→清峰伸銅)・稲垣征彦(東洋レーヨン愛知→東洋レーヨン)・日置伸兵(西濃運輸)・原田卓夫(王子製紙春日井)◇長崎海星:峰国安(大洋)・的野和男(長崎日大監督)・六山政弘(日本生命)◇鎮西:末次民夫(中大→巨人)・布田敏雄(大洋)・田上秀昭(専大)・高城公治(大洋)◇天理:島中敏希(東洋大→三重交通)・木下美英(早大)・大井和男(東洋レーヨン)・宮一博(東京鉄道管理局)◇東北:黒川豊久(西鉄)・波山次郎(大洋)・嶺岸征男(大毎)・鈴木征夫(西鉄)・門田俊彦(関東学院大→電電東北)・堀政好(電電東北)・林茂(電電東北)◇日大二:井上善夫(西鉄→巨人→広島)・海老原丘(慶大→全鐘紡)・谷本良樹(国学院大→電電東京)・服部倭文男(立大)・滝島洋太郎(早大)◇八尾:久野剛司(1年、同大→阪神→西鉄)・岡部高明(早大→東洋レーヨン)・外山行高(早大)・真野武史(早大)◇平安:藤野隆司(東映)・野口元三(巨人→大毎)・松村日出男(同大→東洋レーヨン)・佐藤邦彦(明大)・北原義之(立大)・松永新治(近大)・山本安彦(立命館大)・谷口智亮(積水化学)

県大会決勝戦法政二4-0慶応
法政二 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 4
慶応 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1959k.bmp 息詰まる投手戦の末、0-0のまま延長戦に突入。延長10回表、法政は、高井のライト前ヒットを慶応の右翼手が逸らす間に一挙3塁へ。四球で1・3塁とした後、奈良がスクイズ。これが1塁悪投となり一挙に2者が生還。さらに加地が四球を選んだ後、富田が左中間に走者一掃の2塁打を放ち、計4点を挙げて勝利を確実にする。投手:千葉・飯塚・加地−渡辺泰輔(2年、慶大→南海)。
出来事横浜商業・法政二・慶応の三つ巴の大会は、田丸監督率いる法政二が3連覇。2回戦の横浜−三浦戦で横浜・増山が前年に続き2度目のノーヒットノーランを樹立。3回戦、一商−小田原戦は延長18回の末、2-2のまま引分け再試合(2-0で一商の勝ち)。準々決勝、慶応−横浜戦で慶応が0-1で迎えた9回2死3塁から4番・矢崎の同点内野安打、加藤の勝ち越しタイムリーで逆転勝利。準決勝、横浜商業−慶応戦で、慶応・渡辺投手が横浜商業打線を1四球に抑え、県大会初の準完全試合を達成。
《準々決勝以上の結果》
[準決勝]慶応2-0横浜商業/法政二4-2鎌倉学園
[準々決勝]横浜商業10-0横浜一商/鎌倉学園9-2武相/慶応2-1横浜/法政二2-1川崎商業
主な選手 ◇法政二:的場裕剛(1年、大洋)・幡野和男(2年、阪神)・加地孝博・小屋洋一・千葉武政・富田勝彦(三菱重工川崎)・根岸郭美(三菱重工川崎)・高井・佐々木昭・大沢徳行◇横浜:増山馨(日本鋼管)・後藤博(東京農大→立正佼成会→鷺宮製作所)・金子高次(東京農大)・川本芳朗(東京農大)◇横浜商業:友野準治(川崎コロムビア)・吉田和・内田◇鎌倉学園:菱沼勇(2年、いすゞ自動車)・嵯峨野昇(国学院大→日立製作所→東京)・柳沢登喜男(八幡製鉄)◇希望ヶ丘:平井◇慶応:渡辺泰輔(2年、慶大→南海)・原田捷史◇県商工:安藤◇小田原:中島輝一郎




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