対戦成績 | - | - | - | |
甲子園 | 決勝戦 | 中京商3-2岐阜商業 | 3年前と同じ東海勢同士の決勝戦。初日、3回降雨ノーゲームとなり、翌日も雨で中止。順延の末、皇太子御成婚の日に再試合を行う。中京商は3回1死2・3塁から椴野秀一、石黒和弘の連続スクイズで2点。5回は杉浦藤文の2盗後に椴野が適時打し1点を追加。6回に1点を返した岐阜商は9回、大坪和雄、高木守道が連打したが、左翼手のファンブルを見た大坪が3塁を欲張りアウト。岐阜商が8安打を放つが、中京・平沼のカーブとチェンジアップにてこずり、2点にとどまる。投手:平沼一夫(中京大→西濃運輸→東京)−近藤精吾(三菱重工名古屋)・鷲見。 《中京商業の戦績》中京商業5-2平安/中京商業3-0松商学園/中京商業2-1尼崎/中京商業3-2県岐阜商業 | |
出来事 | 中京商、春3度目の優勝。選手の健康管理を考慮して、延長戦は18回で打ち切られることになった。決勝が順延となり、4月10日の皇太子御成婚の日に執り行われ、決勝戦のTV中継は中止。岐阜商で高木守道(中日)が活躍。 | |||
主な選手 |
◇芦屋:安藤敏雄(西鉄)・広瀬幸司(法大→日本石油)・西岡浩史(慶大→東芝)・松永清治(早大)◇会津:黒岩正明・渋川博・磯貝俊行・富所之・大堀毅志・宮下慶輔・伊東巌・星清秀・三上幹男・千葉修真◇久留米商業:西田繁記・古賀逸雄・平井克喜・森秀勇(2年、ブリヂストン)・吉瀬正規・大賀武満・山田一八三・阿部次義・原口幸信・権藤宏彦◇県岐阜商業:高木守道(中日)・近藤精吾(2年、三菱重工名古屋)・国井恒男(明大→愛知マツダ)・鷲見領一(早大)・坂東照彦(三菱重工名古屋)・宮川健(2年)・宮嶋忠(2年、早大) ◇戸畑:岡村軍司・宮原東洋(中大→日本コロムビア)・長竹英世(日大)・藤岡弘(日炭高松→立正佼成会→鷺宮製作所)◇広陵:迫谷富三(近大)・久保祥次(広島大学職員→広島→近鉄)・枡岡憲三(広島)・三浦和美(明大→広島)・生田光爾(駒大→電電中国)・米田豊(近大→山陽特殊製鋼→電電中国)・甲野博国(広島鉄道管理局)◇高松商業:岡田紀明(早大→河合楽器→高松商業監督)・岡田行正(立大→日産自動車)・森谷忠誠(専大→四国電力)・中井公士(日産自動車)◇高知商業:山崎武昭(法大→東映→ロッテ)・徳久利明(近鉄→西鉄)・内田卓也(中大→クラレ岡山)・小笠原澄男(立大)・増田聡助(専大)・谷高幸(丸善石油)・谷孝雄(高知相互銀行)◇松商学園:三原敬治(早大→大昭和製紙)・池田裕三(早大)・大和武男(電電関東)・田中幸伯(全藤倉)・佐野征司(全藤倉)・塩原均(東芝)・北条真(大和証券)◇石和:池谷隆(東京ガス)・斉藤征夫(芝浦工大→日産自動車)◇膳所:礒田勝夫・金海炳秀・田村進・竹内寿・黒田芳美・坂口武史・杉本靖寿・赤尾敬・石田勝巳・井上明◇倉敷工業:三宅博二(阪神)・小橋優(国鉄)・杉本喜久雄(広島)◇中京商業:平沼一夫(中京大→西濃運輸→東京)・杉浦藤文(早大→中京高監督→中京大監督)・石黒和弘(慶大→東京→ロッテ)・伊東栄二・杉浦国男(西濃運輸)・金海秀充(中京大→岩崎電気→清峰伸銅)・稲垣征彦(東洋レーヨン愛知→東洋レーヨン)・日置伸兵(西濃運輸)・原田卓夫(王子春日井)◇長崎南山:杉町攻(西鉄)・荒木忠俊・岩本泰英・杉元勝・小笠原勝利・松尾好富・竹田湧一・荒木正登・吉松洋明・田中勝利 ◇天理:島中敏希(東洋大→三重交通)・木下美英(早大)・大井和男(東洋レーヨン)・宮一博(東京鉄道管理局)◇東邦:光岡和彦(名古屋鉄道管理局)・山本雅巳・横井一広・木村武司・中林武・太田国夫・林権二郎・小野松己(2年、日本通運名古屋)・村上良雄・日比野直行◇苫小牧工業:斎田清一・梅田勲・谷浦輝也・中村光男・井塚輝人・山田弘・紺屋章・田元勝・深沢史朗・宮崎武雄◇尼崎:合田栄蔵(南海→阪神)・児玉禎彦(東京)◇日大三:千原陽三郎(日大→中日)・香椎紘一(日大→拓殖銀行)・山内時雄(大和証券)・臼井文之(明電舎)・比留間市郎(リッカー)・養田光生(河合楽器)◇日大二:井上善夫(西鉄→巨人→広島)・滝島洋太郎(早大)・谷本良樹(国学院大→電電東京)・服部倭文男(立大)・海老原丘(慶大→全鐘紡)◇富田林:西尾正司・伊東信夫・蒲幹夫・東元周治・長尾国博・小林清蔵・金本光永・錦五郎・和田章広・辻野正彦◇平安:藤野隆司(東映)・野口元三(巨人→大毎)・松村日出男(同大→東洋レーヨン)・佐藤邦彦(明大)・北原義之(立大)・松永新治(近大)・山本安彦(立命館大)・谷口智亮(積水化学)◇浪商:早川靖雄(近鉄)・鹿谷幸和(西鉄)・高須賀俊彦(明大→日本生命)・戸口睦喜(立大→日本コロムビア)・橋本六治(近大→電電近畿)・岡本伸夫(日大→日本楽器)・中村祐治(関西学院大→鐘淵化学)・石田欣也(立命館大)・松本勝(立命館大)・桜井昌彦(日本新薬) |
出場回数 | 3年連続5回目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な選手 | (1)千葉武政・加地孝博 (2)奈良正治 (3)小屋 (4)大沢 (5)高井 (6)富田勝彦(三菱重工川崎) (7)的場裕剛(1年、大洋) (8)佐々木 (9)幡野和男(2年、阪神) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対戦成績 | 1回戦 | 0-6西条 |
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甲子園 | 決勝戦 | 西条8-2宇都宮工業 | 2回表、西条が松前の左前打と内野安打で1死1・3塁とした後、ショートゴロエラーで1点を先制。さらに、4回表にも盗塁と悪送球でランナーを進め、タイムリーヒットで2点目を挙げる。宇都宮工業は4回裏、連打で2点を返し同点に追いつく。8回表、西条は無死1・3塁のチャンスから3塁牽制悪送球を得るが、3塁塁審の足に当ったボールを返球され、本塁上でアウトとなる。同点のまま迎えた延長15回表、西条は相手のエラーと四球で満塁とした後、中前打で均衡を破る。西条はさらに3連打を浴びせ、この回一気に6点を挙げ優勝を決める。投手:金子哲夫(阪神)−大井道夫(早大→丸井→日本文理監督) 《西条の戦績》西条6-0法政二/西条5-3松商学園/西条2-1平安/西条5-1八尾/西条8-2宇都宮工業 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
出来事 | 黒川らの活躍により、東北高校がベスト4に進出。長野,静岡,広島が単独出場、北海道を南北に分け代表29校に。皇太子を迎えて開会式。1回戦、戸畑−日大二戦で戸畑の直村監督がベンチで倒れ、帰らぬ人となる。夏の大会初出場の天理がベスト8進出(準々決勝2-3八尾)。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な選手 |
◇宇都宮工業:大井道夫(早大→丸井→日本文理監督)・猪瀬成男(早大→丸井→林建設→ライト工業監督→宇都宮工業監督→上三川町長)・谷中滉昌(熊谷組)・黒崎勝利(電電関東)・矢口健一郎(日大) ◇下館一:宮田勲・佐藤政秀・関衛・上野和夫・沼口保彦・小島康夫・佐藤文男・菊池安己・野原清・清水覚◇宮古:佐々木勝利(大毎→広島)・佐々木正行・木村恒夫・岩船信男・大久保邦夫・白間富夫・熊谷武充・池田洋司・佐藤有一・山根亨◇魚津:森内正親・浦島武・吉田義夫(法大→北陸銀行)・平内政次・鶴見瑞夫・倉谷洋志・貫名昭夫・広田輝夫・古栃豊・坂井義孝◇戸畑:岡村軍司・藤岡弘(日炭高松→立正佼成会→鷺宮製作所)・長竹英世(日大)・宮原東洋(中大→日本コロムビア)◇広陵:迫谷富三(近大)・久保祥次(広島大学職員→広島→近鉄)・枡岡憲三(広島)・三浦和美(明大→広島)・生田光爾(駒大→電電中国)・米田豊(近大→山陽特殊製鋼→電電中国)・甲野博国(広島鉄道管理局)◇高知商業:山崎武昭(法大→東映→ロッテ)・徳久利明(近鉄→西鉄)・内田卓也(中大→クラレ岡山)・小笠原澄男(立大)・増田聡助(専大)・谷高幸(丸善石油)・谷孝雄(高知相互銀行)◇高鍋:永友延昭(日本生命)・工藤啓二・日高洋郎・森薗広太郎・津江幹郎・古屋俊夫・甲斐恒徳・黒木正健・西九州男・岩岡正裕◇若狭:咲山実・宮本明夫・下野英一・池田喜一郎・池野周作・坪川雅彦・松見正三・大谷雅之・山田靖夫・山下晋彦◇松阪商業:鈴木正(南海)・吉田武司(2年)・西尾豪功(2年)・千野章(2年)・近藤武(2年)・浜口隆男・栗野芳治(2年、大毎)・北村昌雄・小松本昭(2年)・森田彦治(2年)◇松商学園:三原敬治(早大→大昭和製紙)・池田裕三(早大)・大和武男(電電関東)・田中幸伯(全藤倉)・佐野征司(全藤倉)・塩原均(東芝)・北条真(大和証券) ◇新庄北:丹信弥・山崎重昭・伊藤喜一・広田猛・笠原寿治・大場輝美・大場明夫・荒川和・外塚彬・鏡弘道◇西条:金子哲夫(阪神)・森本潔(2年、立大中退→三協精機→阪急→中日)・松浦毅(法大→日鉱日立)・村上唯三郎(早大→三協精機)・藤岡修三(倉敷レーヨン西条)・岡部栄一(東洋レーヨン愛媛)・増田雅男(製鉄化学)◇静岡商業:朝井茂治(阪神→広島)・山下俊郎(専大)・早川博敏(関東学院大)・八木勝彦(関東学院大)・木村勝利(関東学院大)・松村征一郎(関東学院大)・杉本修一(富士鉄釜石)・田所敏男(電電東京)◇川越:吉田富保(早大→鷺宮製作所)・高野栄作・飯島弘・内沼稔・横田芳明・近藤育三郎・宮根七郎・杉田文男・島本正雄・渡辺丈士◇倉敷工業:三宅博二(阪神)・小橋優(国鉄)・杉本喜久雄(広島)◇帯広三条:石原衛紀・矢野郁雄・木村正幸・斎藤重信・奥田昭良・西尾孝治・青山覚・小田利夫・江口善和・星隆一◇大田:石谷訓啓(大毎→東京)・中島広喜(大阪→阪神)◇滝川:近久紘一郎(専大)・上田三五郎・石田芳臣・桑名洋一・原田直・井端博人・橋戸省・柏木勝好(2年、鐘淵化学)・折野信次(2年、明電舎)・稲見邦男◇中京商業:平沼一夫(中京大→西濃運輸→東京)・杉浦藤文(早大→中京高監督→中京大監督)・石黒和弘(慶大→東京→ロッテ)・伊東栄二・杉浦国男(西濃運輸)・金海秀充(中京大→岩崎電気→清峰伸銅)・稲垣征彦(東洋レーヨン愛知→東洋レーヨン)・日置伸兵(西濃運輸)・原田卓夫(王子春日井)◇長崎海星:峰国安(大洋)・的野和男(長崎海星監督→長崎日大監督)・六山政弘(日本生命) ◇鎮西:末次民夫(中大→巨人)・布田敏雄(大洋)・田上秀昭(専大)・高城公治(大洋)◇天理:島中敏希(東洋大→三重交通)・木下美英(早大)・大井和男(東洋レーヨン)・宮一博(東京鉄道管理局)◇東北:黒川豊久(西鉄)・波山次郎(大洋)・嶺岸征男(大毎)・鈴木征夫(西鉄)・門田俊彦(関東学院大→電電東北)・堀政好(電電東北)・林茂(電電東北)◇苫小牧東:相木征男・小野寺一臣・阿部哲夫・小林邦夫・相馬二郎・木戸富雄・高橋和夫・杉本勝明・清水明・和田忠義◇日大二:井上善夫(西鉄→巨人→広島)・海老原丘(慶大→全鐘紡)・谷本良樹(国学院大→電電東京)・服部倭文男(立大)・滝島洋太郎(早大)◇八尾:久野剛司(1年、同大→阪神→西鉄)・岡部高明(早大→東洋レーヨン)・外山行高(早大)・真野武史(早大)◇平安:藤野隆司(東映)・野口元三(巨人→大毎)・松村日出男(同大→東洋レーヨン)・佐藤邦彦(明大)・北原義之(立大)・松永新治(近大)・山本安彦(立命館大)・谷口智亮(積水化学) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
県大会 | 決勝戦 | 法政二4-0慶応 |
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出来事 | 横浜商業・法政二・慶応の三つ巴の大会は、田丸監督率いる法政二が3連覇。2回戦の横浜−三浦戦で横浜・増山が前年に続き2度目のノーヒットノーランを樹立。3回戦、一商−小田原戦は延長18回の末、2-2のまま引分け再試合(2-0で一商の勝ち)。準々決勝、慶応−横浜戦で慶応が0-1で迎えた9回2死3塁から4番・矢崎の同点内野安打、加藤の勝ち越しタイムリーで逆転勝利。準決勝、横浜商業−慶応戦で、慶応・渡辺投手が横浜商業打線を1四球に抑え、県大会初の準完全試合を達成。
《準々決勝以上の結果》 [準決勝]慶応2-0横浜商業/法政二4-2鎌倉学園 [準々決勝]横浜商業10-0横浜一商/鎌倉学園9-2武相/慶応2-1横浜/法政二2-1川崎商業 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な選手 | ◇法政二:的場裕剛(1年、大洋)・幡野和男(2年、阪神)・加地孝博・小屋洋一・千葉武政・富田勝彦(三菱重工川崎)・根岸郭美(三菱重工川崎)・高井・佐々木昭・大沢徳行◇横浜:増山馨(日本鋼管)・後藤博(東京農大→立正佼成会→鷺宮製作所)・金子高次(東京農大)・川本芳朗(東京農大)◇横浜商業:友野準治(川崎コロムビア)・吉田和・内田◇鎌倉学園:菱沼勇(2年、いすゞ自動車)・嵯峨野昇(国学院大→日立製作所→東京)・柳沢登喜男(八幡製鉄)◇希望ヶ丘:平井◇慶応:渡辺泰輔(2年、慶大→南海)・原田捷史◇県商工:安藤◇小田原:中島輝一郎 |