神奈川県勢・年度別戦績表(1962年)

1962年春 鎌倉学園

出場回数初出場
主な選手(1)永田善一(大毎→東京)・小林伸行(明大→日鉱日立)  (2)小見和美(日産自動車)  (3)中村強・梅田茂雄 (4)竹之内雅史(日本通運浦和→西鉄→阪神)  (5)金子仁直(亜大→東芝)  (6)中村国勝(日本通運) (7)緒方俊雄 (8)山本尚幸(日本通運) (9)戸塚博
対戦成績 1回戦5-4豊浦(延長11回)
鎌倉学園 2 0 0 0 1 1 0 0 0 0 1 5
豊浦 0 1 0 0 0 3 0 0 0 0 0 4
1962h1.bmp 1回表、相手のエラーと野選を絡め、2点を先制。5回表にも戸塚の3塁打と山本のヒットで1点を追加。さらに6回表には、竹之内の安打に足を絡ませ1点を追加。6回裏、好投・永田が豊浦の岩本、山本、木下に打ち込まれ同点に追いつかれる。延長11回表、中村強が安打で出塁。これを永田が送ってチャンスを作り、次打者・戸塚の左翼線2塁打で決勝点を挙げる。相手投手・岩本。
2回戦3-0岐阜商業
鎌倉学園 0 0 0 0 0 1 2 0 0 3
岐阜商業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1962h2.bmp 永田の故障により小林が先発。0-0で迎えた6回表、2死3塁から竹之内の1塁内野安打でようやく1点を先制。7回表1死から、中村強、緒方の連続右前打で1,2塁。続く戸塚の当りは1塁エラーとなり、満塁に。続く中村国は2ゴロで中村強が本塁封殺。2死となるが、続く山本が左前適時打で貴重な2点を追加。小林→永田の投手リレーで岐阜商を完封。
準々決勝 0-1日大三
鎌倉学園 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日大三 0 0 0 0 0 1 0 0 X 1
1962h3.bmp 2回表、金子が四球で出塁し竹之内が2塁へ送り、チャンスを掴むが、小見の遊ゴロ内野安打で金子が3塁をオーバーランし、タッチアウト。6回裏、日大の先頭打者・井上が右前打で出塁。続く石川、前田を討ち取り2死とするが、続く倍賞に1塁線を破られ、決勝の1点を奪われる。鎌学は永田の不調により小林へリレー。6安打を放つも、相手投手・井上治男(早大→日本石油)−豊永邦男の継投の前に零封される。
《日大三のその後》準決勝○1-0中京商業/決勝●0-1作新学院
甲子園決勝戦作新学院1-0日大三 7回まで両軍得点なし。8回表、作新は先頭の中野孝征(産経)が三遊間安打の後、1死2塁となる。日大の投手が豊永に代わった後、高山が四球で1死1・2塁となり、続く柳田がライト前にはじき返し決勝の1点を挙げる。優勝旗が初めて利根川を渡る。投手:八木沢荘六(早大→東京)−井上治男(早大→日本石油)・豊永邦男。
《作新学院の戦績》作新学院5-2久賀/作新学院5-0八幡商業/作新学院3-2松山商業/作新学院1-0日大三
出来事開会式入場行進に初めてバトントワラー登場。作新学院は準々決勝・八幡商業(投手:駒井征男)と延長18回引分け再試合、準決勝でも松山商業と延長16回と52回3分の1を投げぬき「傷だらけの栄光」と称される。
主な選手 ◇PL学園:中塚政幸(2年、中大→大洋)・堀川克義(電電四国)・光本勝成(日大→全鐘紡→三協精機)・今井重信(高崎鉄道管理局)・永田忠康(全鐘紡)◇丸子実業:坂田勝利・山寺昭徳(丸子実業監督)◇岐阜:森島靖雄(明大)◇久賀:吉田正昭(東映)◇宮古:佐々木忠夫(立大)◇桐蔭:北谷博胤(早大→松下電器)・吉原裕(慶大→全鐘紡)・小川禎朗(法大)・下田和洋夫(住友金属)◇県岐阜商業:松岡英雄(愛知学院大→日本通運名古屋)◇御所工業:山田智千(2年、日立製作所)・元田昌義(2年、南海)◇高知:岡本貞男(クラレ岡山)・岩井庸全(高知相互銀行)
◇高鍋:清俊彦(2年、西鉄→近鉄→阪神)◇作新学院:八木沢荘六(早大→東京)・中野孝征(岩崎電気→日本楽器→ヤクルト)・高山忠克(国鉄→阪神)・加藤斌(中日)・柳田晟(日鉱日立)・福富昭次(岩崎電気)・佐藤忠信(岩崎電気→立正佼成会→全常磐)・田中健次(高崎鉄道管理局)・渡辺守夫(日鉱日立)・熊倉栄一(日立製作所)◇鹿児島玉龍:頴川進(神奈川大)◇松山商業:山下律夫(近大→大洋→クラウン→西武→南海)・武市健(近大→四国電力)・岡田慶一(伊予銀行)・梶野弘二(愛媛相互銀行)・和田守(倉敷レーヨン)◇滝川:藤原康晴(法大→小西酒造)・東谷明憲(立命館大→デュプロ)・斉藤治(大阪経済大→デュプロ)・神吉靖夫(三菱重工名古屋)・高橋弘(法大→河合楽器)・岡田宗生(日本生命)◇中京商業:木俣達彦(中京大→中日)・林俊宏(南海)・太田進(中京大→東京日産)・佐藤信治(中京大→拓殖銀行)・杉浦勝利(中京大→トヨタ)◇日大三:井上治男(早大→日本石油)・豊永邦男・倍賞明(日大→全鐘紡→日産自動車)・鈴木康夫(日大→全鐘紡)・石川芳弘(日大→電電関東)・萩原宏久(日大)・三井俊彦(日大)・前田孝司(日本石油)・綱島正雄(明治生命)◇八幡商業:福永正志・駒井征男◇平安:山本忠男(龍谷大→南海)・松下哲夫(龍谷大→日本新薬→鐘淵化学)・大場勝(立命館大→日本楽器)・江口米蔵(関大→電電近畿)・牧野功一(立命館大)◇北海:松谷栄司(東映)・谷木恭平(2年、立大→新日鉄室蘭→中日)・中村之保(法大→南海→阪神)◇鎌倉学園:竹之内雅史(日本通運浦和→西鉄→阪神)・永田善一(大毎→東京)・梅田茂雄・中村強・金子仁直(亜大→東芝)・小林伸行(明大→日鉱日立)・山本尚幸(日本通運)・中村国勝(日本通運)・緒方俊雄・小見和美(日産自動車)

1962年夏 慶応

出場回数6年ぶり3回目
主な選手(1)遠藤凱孝(慶大→日本石油) (2)川口洋暁 (3)丸山輝城 (4)種村勲  (5)田中郁也 (6)須々木敦弘 (7)中川啓(慶大→東芝) (8)内藤隆夫・河端宏道 (9)立木善夫
対戦成績 1回戦3-0長野
長野 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
慶応 0 0 0 3 0 0 0 0 X 3
1962n1.bmp 3回まで無安打に抑えられる。4回裏、河端・川口の安打と種村の四球で満塁とし、代わった長野・石井から丸山が三遊間にタイムリー。相手野手の悪返球も絡み、一挙に3点を奪う。遠藤が長野打線を4安打で完封。相手投手:佐野−石井。
2回戦0-7作新学院
作新学院 1 0 1 2 1 0 0 2 0 7
慶応 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1962n2.bmp 作新に毎回の14安打を喫す。打線は、3回まで無安打の散発5安打に抑えられる。相手投手・加藤賦(中日)。
甲子園決勝戦作新学院1-0久留米商業作新学院のエース・八木沢は赤痢の疑いで欠場。第二エース加藤が登板。7回裏、作新は2死満塁から中野が三遊間に決勝のタイムリーを放つ。投手:加藤賦(中日)−伊藤久敏(駒大→中日→太平洋)。
《作新学院の戦績》作新学院2-1気仙沼/作新学院7-0慶応/作新学院9-2県岐阜商業/作新学院2-0中京商業/作新学院1-0久留米商業
出来事作新学院が史上初の春夏連覇。以降、中京商(愛知)、箕島(和歌山)、PL学園(大阪)、横浜(神奈川)が達成。沖縄高が宮崎大淀を破り、南九州代表として初の自力甲子園出場。
主な選手 ◇PL学園:中塚政幸(2年、中大→大洋)・堀川克義(電電四国)・光本勝成(日大→全鐘紡→三協精機)・今井重信(高崎鉄道管理局)・永田忠康(全鐘紡)◇沖縄:安仁屋宗八(琉球煙草→広島)◇久留米商業:伊藤久敏(駒大→中日→太平洋)・大塚勝秋(法大→ホンダ→ホンダ鈴鹿)・大石公二(芝浦工大→リッカー)・平尾邦彦(巨人)・森田利則(東洋レーヨン)◇金沢:水上勝男・樺木義則(駒大→武相監督→修徳監督→金沢監督)◇県岐阜商業:松岡英雄(愛知学院大→日本通運名古屋)◇広陵:橋本勲(近大→全鐘紡→日本コロムビア)・兼重恵美(近大→鷺宮製作所)・島谷司(専大)・原田憲昭(東洋大)・柳楽正昭(神奈川大)・高野正美(広島鉄道管理局)◇甲府工業:佐野嘉幸(東映→南海→広島)◇高岡商業:池田勝(早大)◇佐賀商業:木村彪(全大丸)
◇作新学院:八木沢荘六(早大→東京)・中野孝征(岩崎電気→日本楽器→ヤクルト)・高山忠克(国鉄→阪神)・加藤斌(中日)・柳田晟(日鉱日立)・福富昭次(岩崎電気)・佐藤忠信(岩崎電気→立正佼成会→全常磐)・田中健次(高崎鉄道管理局)・渡辺守夫(日鉱日立)・熊倉栄一(日立製作所)◇鹿児島商業:中原勝利(電電九州→東映→日ハム)・浜崎正人(阪急)・下須崎詔一(西鉄)◇西条:村上公康(立大中退→日本楽器→西鉄→ロッテ)・石川洵(立大→全鐘紡)◇倉敷工業:槌田誠(立大→巨人→ヤクルト)◇滝川:岡田宗生(日本生命)・藤原康晴(法大→小西酒造)・東谷明憲(立命館大→デュプロ)・斉藤治(大阪経済大→デュプロ)・高橋弘(法大→河合楽器)・神吉靖夫(三菱重工名古屋)◇中京商業:木俣達彦(中京大→中日)・林俊宏(南海)・太田進(中京大→東京日産)・佐藤信治(中京大→拓殖銀行)・杉浦勝利(中京大→トヨタ)◇天理:小西亮之祐(早大→熊谷組)・花山賢吉(立命館大)・道治一俊(天王寺鉄道管理局八尾→富士鉄室蘭)◇徳島商業:妹尾幸一(南海)・日崎勝(四国電力)・野口浩章(徳島相互銀行)・松田峻(三菱重工京都)・森和夫(三菱重工京都)・玉田正博(三菱重工神戸)◇日大三:井上治男(早大→日本石油)・豊永邦男・倍賞明(日大→全鐘紡→日産自動車)・鈴木康夫(日大→全鐘紡)・石川芳弘(日大→電電関東)・萩原宏久(日大)・三井俊彦(日大)・前田孝司(日本石油)・綱島正雄(明治生命)◇平安:山本忠男(龍谷大→南海)・松下哲夫(龍谷大→日本新薬→鐘淵化学)・大場勝(立命館大→日本楽器)・江口米蔵(関大→電電近畿)・牧野功一(立命館大)
◇北海:松谷栄司(東映)・中村之保(法大→南海→阪神)・谷木恭平(2年、立大→新日鉄室蘭→中日)
県大会決勝戦慶応8-3鎌倉学園
慶応 0 0 0 0 0 0 8 0 0 8
鎌倉学園 1 0 0 0 2 0 0 0 0 3
1962k.bmp 7回まで鎌倉学園が3-0でリード。7回の表、慶応は、鎌倉学園のエース・永田の突然の乱れを突き、河端がチーム3本目の安打となる右中間2塁打。中川が2ゴロの後、川口・種村の連打で2,3塁。続く丸山は2塁打で一気に同点。続く須々木が三遊間を破ったところで、鎌学は投手を永田から小林へスイッチ。しかし慶応・遠藤が四球を選び、次打者・立木のところで再度鎌学は永田を投入。慶応は立木が三振で2死となるが、続く田中郁が左中間に走者一掃の3塁打を放ち、一挙に逆転。さらに河端、中川が連打しこの回一気に8点を挙げ、試合を決定づける。投手:遠藤−永田・小林・永田・半沢。
出来事慶応、エース永田を擁する鎌倉学園を破り、久し振りの甲子園出場。三崎、関東六浦が県大会初出場。2回戦で希望ヶ丘が第2シードの日大を4-2で破る健闘。2回戦の鶴見−翠嵐は延長14回の末1-1の引分け再試合。翌日は2-0で鶴見が翠嵐を破る。2回戦、日大藤沢−慶応は延長12回の末、慶応が辛くも1-0でサヨナラ勝ち。
《準々決勝以上の結果》
[準決勝]鎌倉学園3-2横浜/慶応5-1法政二
[準々決勝]横浜4-3武相/鎌倉学園5-0南/慶応6-2県川崎工業/法政二8-2希望ヶ丘
主な選手 ◇慶応:遠藤凱孝(慶大→日本石油)・川口洋暁・内藤隆夫・田中郁也・種村勲・須々木敦弘・立木善夫・丸山輝城・中川啓(慶大→東芝)◇横浜:小倉清一郎(東京農大→三菱重工川崎→河合楽器)・長養敏男(東芝)◇鎌倉学園:竹之内雅史(日本通運浦和→西鉄→阪神)・永田善一(大毎→東京)・梅田茂雄・中村強・金子仁直(亜大→東芝)・小林伸行(明大→日鉱日立)・山本尚幸(日本通運)・中村国勝(日本通運)・緒方俊雄・小見和美(日産自動車)◇南:篠崎四郎(巨人)・小永井孝(巨人)◇日大:柳沢泰典(日大)◇法政二:塚越・村上雅則(南海→米・ジャイアンツ→阪神→日ハム)




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