神奈川県勢・年度別戦績表(1963年)

1963年春 (参加無し)

対戦成績 ---
甲子園決勝戦下関商10-0北海北海高校が北海道勢として初めての決勝進出。下関商業が3回裏、加治のピッチャー強襲、坂本のバント安打、清田・西村の長短打で一挙に4点を挙げ、4回にも4点を追加する。投手:池永正明(2年、西鉄)−吉沢勝(巨人)・城内
《下関商業の戦績》下関商業5-0明星/下関商業3-2和歌山海南/下関商業3-2御所工業/下関商業4-1市立神港/下関商業10-0北海
出来事優勝旗が新調される。下関商業・池永の剛球により全国を制する。2回戦・下関商業−和歌山海南戦は延長16回の末、3-2で下関商業が勝利。準決勝の北海−早稲田実業戦は9回裏2死から北海が吉沢のランニングホームランで逆転サヨナラ勝ち。この試合、北海の谷木が1試合5盗塁の大会記録を達成する。PL学園・戸田善紀(阪急→中日)が首里高校戦で21奪三振の大会記録。この年の2月27日、全国高等学校野球連盟が新たに財団法人日本高等学校野球連盟として設立される。
主な選手 ◇PL学園:中塚政幸(中大→大洋)・戸田善紀(阪急→中日)・坪井新三郎(富士鉄名古屋→中日→太平洋)・愛甲徹(東京)・壁矢慶一郎(岩崎電気→電気化学)◇宇都宮商業:滝田浩(電電関東)・根岸繁男(法大→三協精機)◇岡山東商業:林田真人(早大→クラレ岡山)・鳥越幹夫・木曽忠・岸本智・大藤昭・杉原正明・黒住次郎・小林征一郎・裏辻邦夫・的場操◇下関商業:池永正明(2年、西鉄)・秋田健二(2年)・清田幸男(国学院大→電電中国)・佐野芳徳(明大)・西村毅(法大)◇丸亀商業:池田修(東洋大→電電関東)・後藤菊夫・吉田芳孝・小島照彦・片山和雄・森本康夫・光岡和夫(2年、全大丸)・沼田静雄・万城光一(2年、百十四銀行)・佐野治二
◇享栄商業:今村信彦(西濃運輸)・伊藤鉦三(日本通運)◇呉港:山下馨(日鉱日立)・時光一正(電電中国)・松浦敬治(専大→クラレ岡山)・北和明(日鉱日立)◇御所工業:東田正義(三重交通→西鉄→日ハム→阪神)・山田智千(日立製作所)・元田昌義(南海)・藤村茂喜(クラレ)・小平恵一(近大→奈良工業監督)◇高松商業:為藤勝太郎(明大)・松村周治(大昭和製紙北海道)・森下富弘(四国電力)・提本肇(立命館大→電電近畿)◇市立神港:宮本幸信(中大→阪急→広島→日ハム→大洋)・吉田孝司(巨人)◇市立西宮:友光克彦(2年)・山下民夫(2年)・吉井武志・丸井重雄(2年)・島田忠雄・江副千秋(2年)・新谷邦夫・田谷文雄(2年)・平野孝雄・谷哲男(2年、中日)◇首里:又吉民人・玉那覇隆司・伊佐勝男・垣花米和・西平雅寛・宮里正忠・外間覚・新川善継・安里陽宣・座間味正国◇小倉工業:松浦信吉(2年)・松野洋助・宮崎峰彰・今田秀男・寺崎博文・錦谷征三郎・太田利文・宮下晃・森山虎一・村松篤◇松阪商業:広肇・山川充・脇田泰・谷口安夫・沢勝弘・竹内栄・吉田七郎・六分一武・小林義治・西村宣和◇上尾:山崎裕之(2年、東京→西武)・勅使河原豊・長谷川冨美男・鈴木良和・小屋孝夫・山口益幸・市村和夫・広田和治(2年、東洋大)・中川秀夫・市原昭雄
◇清水商業:岩崎正己(金指造船所)・望月豊次(金指造船所)◇早稲田実業:新藤克己・沢田嘉之(法大→富士重工)・井波忠也(中大→林建設)・今井英夫(早大)・下村孝(早大)・新宮正慶(早大)・渡辺暢(早大)・神宮堂夫(法大)◇大曲農業:高橋茂・宮田祥司・藤井重隆・細谷忠・戸嶋忠治・草薙一郎・伊藤正治・明平万盛・塩谷健三・斎藤宏太郎◇大津商業:市田正夫・清水四郎・前川哲男・奥村信雄・今井忠雄・吉川和夫・石井良三・西田真盛・桑野純二・鵜子豊◇東邦:嵐和彦(愛知大→熊谷組)・牧野健三(愛知大→熊谷組)・滝本英夫(愛知大→名古屋日産)◇南部:坂口和司(南海)・片原央人(明大→三協精機)◇日大一:石井久至(日大→松下電器)・田辺弘(日大→リッカー)・長島進(法大)・彦田明治(法大)・小林正之(2年、千葉商大→広島→千葉商大監督)◇日南:河野隆(2年)・石坂守輝・川越豊・土持厚一(2年)・福山幸光・的場武志・日高寛・武田隆興・松浦立夫・日高寿◇博多工業:少弐克也(電電九州)・漆間晃・後藤明秋・比江島豊彦・平野仰・石松弘・折居修・山田秀夫・比嘉征四郎・藤野忠◇富山商業:丸山隆男(巨人)・笹野龍夫(住友金属)・梅沢卓爾(電電富山)
◇北海:谷木恭平(立大→新日鉄室蘭→中日)・吉沢秀和(巨人)・松谷英司(東映)◇明星:和田徹(阪神→南海)・堀川浩伸(法大)・矢野光信(早大)・木下美智雄(早大→日本鋼管)・松村文彦(明大)◇和歌山海南:山下慶徳(2年、河合楽器→ヤクルト→南海→ヤクルト)・橋爪功美・石川宏通・橋本登・成川正樹・阪本進・川井和己・湯川昇昭・栩野道弘・川端弘志

1963年夏 横浜高校

出場回数初出場
主な選手(1)井上健二(東映→巨人)・平岡一郎(2年、大洋→ロッテ→大洋→広島)・石井満(日本石油)  (2)寺崎祥男・山口正嗣 (3)柳田哲男 (4)佐野勝稔(駒大→河合楽器→近鉄) (5)大村秀夫・間宮晴夫 (6)岩崎勝彦 (7)三浦義弘・灰山公章 (8)森清治(日産自動車) (9)秋田寿一
対戦成績 2回戦3-1若狭
横浜 0 0 0 0 0 0 3 0 0 3
若狭 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
1963n1.bmp 初回の横浜は2四球とバントで1死2・3塁のチャンスをつかむが井上のスクイズが1塁フライとなり併殺でチャンスを逃す。その後投手戦となるが、7回表、横浜が佐野・柳田の安打とダブルスチールでチャンスを広げ、寺崎・三浦の連続タイムリーで計3点を先取する。9回裏2死から若狭が3連続安打で1点を返すが、井上の力投で逃げ切る。相手投手:山本凱則。
3回戦3-2中京商業
横浜 0 0 0 0 0 1 0 0 2 3
中京商業 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2
1963n2.bmp 0-1とリードされた6回表、岩崎が右中間へ3塁打の後、森がスクイズを成功させ同点に追いつく。7回裏には好投の井上が乱れ、2四球と2安打で再び勝ち越されるが、2番手・平岡が後続を断つ。1-2とリードされた9回表、井上の右中間3塁打と柳田のライト前タイムリーで同点。なおも寺崎が安打でつなげ、2死後、秋田がセンター前に勝ち越しタイムリーを放ち、土壇場で逆転に成功。相手投手:三輪田勝年(早大→大昭和製紙→阪急)。
準々決勝2-1高田商(延長10回)
高田商業 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
横浜 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1X 2
1963n3.bmp 1回裏、先頭の岩崎がレフト前安打を放ち、続く森もセンターオーバーの2塁打を放つが、好返球により岩崎は本塁で憤死。その間3塁へ進んだ森が佐野のスクイズで生還し、貴重な先制点を挙げる。3回表、高田商業・中川の左越え2塁打からバント、スクイズ1点を返され同点とされる。1-1のまま迎えた延長10回裏、寺崎が死球で出塁。寺崎が盗塁を決め得点圏に進んだところで、中京戦のヒーロー・秋田がレフト線にサヨナラ打を放つ。相手投手:中川久輝。
準決勝0-5明星
横浜 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
明星 1 2 0 0 1 1 0 0 X 5
1963n4.bmp 1回裏、井上が連投の疲れから明星の片山・中村に連打され1点を失い、平岡に救援を仰ぐ。代わった平岡も2回裏に打ち込まれ、2点を失い、以降5回・6回に追加点を許す。横浜打線は、散発の4安打。相手投手:堀川浩伸(法大)。
甲子園決勝戦明星2-1下関商業 明星が初回表、片山のバント安打と下関内野陣の乱れで2点を先制する。6回裏、下関が池永・綿部の連打で1点を返すが、明星がリリーフ・角田を投入し、後続を断つ。明星がセンバツの1回戦で敗れた下関商業を降し、初優勝。下関商業の春夏連覇を阻む。投手:堀川浩伸(法大)・角田哲美−池永正明(2年、西鉄)。
《明星の戦績》明星6-0大垣商業/明星11-0甲府商業/明星4-3九州学院/明星5-0横浜/明星2-1下関商業
出来事45回記念大会。日程消化のため甲子園球場と西宮球場を併用する。参加校が2000校を突破。下関商業、決勝で明星に敗れ、春夏連覇の夢が破れる。横浜、創部以来16年で念願の甲子園初出場。ベスト4の大殊勲。沖縄代表・首里高校が、2回戦で日大山形を4-3で破り、沖縄勢の初勝利を記録する(投手:玉那覇・又吉−大場。3回戦は0-8で下関商業に敗れる。)。首里高校のスタンドで、大阪の8つの中学・高校が友情応援。優勝校・明星の真田重蔵監督は海草中・嶋清一らの同期で、元松竹→阪神。
主な選手 ◇岡山東商業:林田真人(早大→クラレ岡山)・鳥越幹夫・木曽忠・岸本智・大藤昭・杉原正明・黒住次郎・小林征一郎・小野毅・野上靖志◇下関商業:池永正明(2年、西鉄)・秋田健二(2年)・清田幸男(国学院大→電電中国)・佐野芳徳(明大)・西村毅(法大)◇花巻北:佐々木克巳・小原千秋・小田島護・村田昌弘・鎌田文隆・君塚隆一・藤原吉彦・鎌田賢光・松田匡史・小田中清夫・野上靖志◇丸亀商業:池田修(東洋大→電電関東)・後藤菊夫・吉田芳孝・小島照彦・片山和雄・森本康夫・鈴木敏・沼田静雄・万城光一(2年、百十四銀行)・佐野治二◇宮崎商業:高橋博(南海→日ハム→ロッテ)・小川亨(立大→近鉄)◇京都商業:梅田邦三(2年、日本新薬→西鉄→中日)・乾登美治・宮岸道夫・奥村忠三・河村政宏・石田清・長谷川勝也・北岡泰・野原彦之・谷彦忠◇桐生:箕輪努(2年、早大→日本楽器)・高橋恒夫(富士重工)・青山正志(中大→電電関東)
◇金沢泉丘:山下莞爾・中尾治郎・小野雄太郎・三浦貞夫・野市幸男・小森勝範・白尾谷道彦・南学・渡辺秀洋・吉田吉明◇九州学院:緒方欽也(青学大→富士重工)・古川興市(愛知マツダ)◇釧路商業:加藤信作・島田以之・佐々木淳・島喜好・吾妻豊・宇野博司・井関好征・石岡民雄・滑川清文・橋本司◇広陵:村松三千雄(2年)・佐々木孝次(中日)・山本英規(巨人)・竹井和彦(東洋大→電電関東→電電中国)・難波浩司(愛知学院大→河合楽器)・大谷喜啓(日本コロムビア)・中本利之(日本鋼管→日本鋼管福山)◇甲府商業:雨宮捷年(神奈川大→近鉄)・大石勝彦(大洋→東映)◇高知:有藤通世(2年、近大→ロッテ)・武村耕三(2年、電電四国)・三野幸宏(2年、愛媛相互銀行)・岡本道雄(2年、法大→高知監督)・鍵山聖・北添良介・宮地一雄・坂本幹(2年、法大→丸善石油)・浜田憲一・大西明夫(2年、高知相互銀行)◇高田商業:中川久輝・森本一義・仲西利夫・山脇正之・井村勝己・吉本練・福辻信夫・中井富男・津村享・西村了万◇今治西:矢野鎮郎(明大)・神野照泰(熊谷組)
◇市立西宮:友光克彦(2年)・山下民夫(2年)・服部秀夫(2年)・丸井重雄(2年)・島田忠雄・江副千秋(2年)・新谷邦夫・田谷文雄(2年)・和田英男・谷哲男(2年、中日)◇鹿児島:竹之下五十三(西鉄)・喜入秀文・岡元勝幸(立正佼成会→大京観光→産経)・宮田憲治・前野哲夫・軸屋二郎・川原節生・鬼塚良文・宮崎哲朗・日高勝◇若狭:山本凱則・下野日出雄・柿本和雄・前田豊・田井謙次・岡義彦・田井勲・大宮隆夫・天野俶明・森下稔◇首里:又吉民人・玉那覇隆司・伊佐勝男・垣花米和・西平雅寛・宮里正忠・外間覚・新川善継・安里陽宣・座間味正国◇松商学園:中原英孝(明大→松商学園監督→長野日大監督)・長島惇(法大)・宮沢正道(東芝)・向林茂(電電信越)・降旗淳(2年、東芝)・高橋二郎(長野鉄道管理局)◇新潟商業:大橋正(慶大)・斎藤忠・横山幸一・小林正信・富永久雄・生野勉・加藤浩三・岡本清重・田中征一・平紀男◇水戸工業:安達薫・村上一雄・梅澤謙二・黒沢勝美・石川博義・黒沢武重・小野栄次・額賀良夫・平塚一夫・桜井国夫◇静岡:前田年彦(立大→三菱重工長崎)・設楽伊豆彦(立大)・松永克明(中大)・長倉春生(2年、早大→大昭和製紙)・小田義人(1年、早大→大昭和製紙→ヤクルト→日ハム)・斎藤e・佐藤昭義(1年、駒大→浜田産業→金指造船所→電電信越→電電静岡→清豊クラブ)・服部敏和(1年、立大→日本楽器→近鉄→日ハム)・大井満也(2年、浜田産業→電電信越)・鈴木健◇仙台育英:金沢規生(亜大→仙台育英監督→東陵監督)・山本多聞(南海)・大島敏夫(南海)・伊藤剛(仙台鉄道管理局)◇相可:青木孝・池田俊郎・山本六郎・中村敏美・河合憲一・浜地智喜・鎌倉文雄・末良召一・地主和義・坂井亘
◇足利工業:藤倉迪好(富士重工)・古溝修(東京鉄道管理局)◇大垣商業:大平克郎・堀田幸次・武内隆二・立木政弘・野原勝美・林樹三郎・木田政利・遠藤義和・西田和男・西田政美◇大宮:榊親一(日本通運浦和→ロッテ)・中島国義・水野忠晴・新井正・大塚健二・林野寿・永野孝男・島崎守・黒木健之・五明顕二◇大社:松尾勲・船木健二・秦伸介・川上潤・松本信生・影山康郎・川上英二・児玉光正・氷見高行・石田喜代志◇中京商業:三輪田勝年(早大→大昭和製紙→阪急)・高井諭(名古屋商大→コロムビア→産経)・下村栄二(名古屋商大中退→広島)・黒田宮司(中京大→日産自動車)・花村善照(中京大→トヨタ)・黒野政明(東洋レーヨン)◇銚子商業:田中達彦(南海)・関根武雄(日大→電電信越)◇長崎海星:大川功弘・川野浩秋(電電九州)・峰三喜雄(2年、電電九州)・前田昌洋・原郁夫・宿輪幹彦・高嶋仁(2年、日体大→智辯学園監督→智辯和歌山監督)・保田孝雄・浜村良美・坂口義幸◇長浜北:八木和夫・岡本隆・西本克巳・笹原信昭・井関泰蔵・西川一允・渡辺富良・田中幸夫・福永勝彦・沢威夫◇津久見:高橋直樹(早大→日本鋼管→日ハム→広島→西武→巨人)・深江孝(日鉱佐賀関)・岩崎清俊(日鉱佐賀関)・毛利竜三(日鉱佐賀関)◇東奥義塾:小笠原一(日大→富士鉄釜石)・菊池久和・布袋屋満明・中田道三・横浜一夫・須藤勇・須藤喜代二・工藤一征・松本昌之・須藤連治
◇徳島商業:三好幸雄(広島→阪急)・小川博(立命館大→デュプロ)・松村篤明(三井造船玉野)・前川博(三菱重工京都)◇南部:坂口和司(南海)・片原央人(明大→三協精機)◇日大一:石井久至(日大→松下電器)・彦田明治(法大)・田辺弘(日大→リッカー)・長島進(法大)・小林正之(2年、千葉商大→広島→千葉商大監督)◇日大山形:渋谷良弥(日大→金指造船→日大山形監督→青森山田監督)・大場勲・鈴木良一・太田莞二・我孫子利夫・中川賢一・菅正晴・小野信・渋谷邦弥・中川倶行◇能代:簾内政雄(日鉱日立→ヤクルト)・谷内五郎・渡辺節朗・山田勤・菊谷良己・中田満・田村進・武田弘二・岩井聡・小林敬一◇函館工業:青木攻司・神垣真司・佐藤祐司・別所隆・田村隆・沢田憲一郎・町井尚紀・九島俊昭・坂本修康・堀野潤蔵◇磐城:青木稔(法大→常盤炭坑)・富山君雄(大昭和製紙→大昭和製紙北海道→全常磐)◇富山商業:丸山隆男(巨人)・笹野龍夫(住友金属)・梅沢卓爾(電電富山)◇武雄:西山富朗・橋口善宏・前山昌英・坂井正宏・有薗文郎・越本信夫・石橋正末・原口二郎・金津肇・中野豊紀◇米子南:有馬充(天王寺鉄道管理局)・奥田守・尾坂宣雄・松本郁・松原勝信・中曽偉之(2年、関大)・絵原幸夫・山路和俊・岩田育平・墓前慈彦
◇明星:和田徹(阪神→南海)・堀川浩伸(法大)・矢野光信(早大)・木下美智雄(早大→日本鋼管)・松村文彦(明大)◇柳川商業:阿津坂正直(電電九州)・柳原信彦(協和発酵防府)
県大会決勝戦横浜5-3慶応
横浜 1 0 3 0 0 0 0 1 0 5
慶応 0 0 1 0 0 0 0 2 0 3
1963k.bmp 初回表、横浜が井上のタイムリーで1点を先制。3回にも代わった鶴岡投手に対し、森・佐野が連打を浴びせ2点。さらに慶応のエラーで1点、計3点を追加する。3回裏、慶応が西村・柳生の安打で1点を返す。8回表、横浜が4連打で1点を追加。その裏慶応も2点を返すが、横浜・井上の力投で横浜が逃げ切る。横浜は計14安打。創部16年目で初の甲子園出場。投手:井上−小方・鶴岡総生。
出来事1回戦、藤沢商業−吉田島農林戦は1-0で藤沢商業が勝利するが、後日、不正登録選手の出場が発覚し2回戦の城東戦は不戦敗。藤沢商業が1年の対外試合禁止となる。敗れた吉田島農林は規定により復活は認められず、翌年度大会規定が改正された。2回戦・武相−津久井戦で武相が16盗塁を記録。
《準々決勝以上の結果》
[準決勝]横浜8-4鎌倉学園/慶応1-0法政二
[準々決勝]横浜2-0南/鎌倉学園1-0横浜商業/慶応4-1県商工/法政二2-1武相
主な選手 ◇横浜:井上健二(東映→巨人)・平岡一郎(2年、大洋→ロッテ→大洋→広島)・佐野勝稔(駒大→河合楽器→近鉄)・石井満(日本石油)・大村秀夫・森清治(日産自動車)・三浦義弘・寺崎祥男・秋田寿一・柳田哲男◇鎌倉学園:半沢士郎(国鉄)・戸塚博(日本通運)・金子仁直(亜大→東芝)◇慶応:宇賀山徹(慶大→日本鋼管)・柳生武彦(慶大→いすゞ自動車)・石井甦一(慶大→キャタピラー三菱)・大滝隆太(慶大→拓殖銀行)◇日大:椎正年(神奈川大→東映)◇武相:五十嵐英夫(神奈川大→近鉄)・幡野正秋(神奈川大→三協精機)・古谷敏和(日本通運)◇法政二:鶴岡泰(法大→日本楽器→PL学園監督)・山本泰(法大→日本楽器→日拓観光→PL学園監督→大阪産業大高監督→法大監督)




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