神奈川県勢・年度別戦績表(1976年)

1976年春 (参加無し)

対戦成績 ---
甲子園決勝戦崇徳5-0小山投手:黒田真二(日本鋼管福山→リッカー→ヤクルト)−初見幸洋(筑波大→古河一監督)。雨天の中の決勝戦。小山が再三の好機を潰し、初見のカーブも決まらず。
《崇徳の戦績》崇徳11-8高松商業/崇徳4-1鉾田一/崇徳4-0福井/崇徳3-1日田林工/崇徳5-0小山
出来事日田林工、ベスト4へ進出。1回戦の習志野−大社は、習志野が7−0でリードされた8回裏に一挙7点取って逆転勝ち。鉾田一・戸田秀明(亜大→日本楽器)が1回戦・糸魚川商工戦で大会史上8人目のノーヒットノーラン達成。2回戦、崇徳−鉾田一戦は、黒田−戸田の投げ合いで8回まで両者無得点。8回裏、鉾田一・戸田のチーム初ヒットが本塁打となり鉾田一が貴重な1点を挙げる。敗色濃くなった崇徳が、9回表2死から内野ゴロエラーで1・2塁とした後、4番・永田が逆転の右中間3塁打を放ち逆転に成功、この回一挙4点を挙げて逆転勝利。準決勝、崇徳−福井戦で崇徳・黒田真二が8回2死までパーフェクトピッチングを続けるが、24人目の福井・嶋崎に安打を許し、史上初の完全試合を逸す。
主な選手 ◇宇部工業:西村和彦(川崎製鉄水島)・山本新一(広島鉄道管理局)・石田卓己(新日鉄光)◇岡崎工業:高橋哲夫(国鉄名古屋)・中根和隆(東海理化)・榊原憲文(国鉄名古屋)・山内勝之(国鉄名古屋)◇岡山東商業:岸本浩(九州産業大)・橋詰晋一(九州産業大)・原邦彦(松下電器)・宮脇俊也(松下電器)◇県岐阜商業:三島雅明(明大→三菱重工名古屋)・野口恭弘(神奈川大→ヤマハ→三菱重工名古屋)・坂本憲治(東京経済大)・服部亨(愛知大)・三浦清隆(愛知学院大)・西田幸男(名城大)・中村修史(電電東海)・古瀬悟(電電東海)・徳山新次(駒大→西濃運輸→ニコニコドー)◇高松商業:新宮龍二(早大→いすゞ自動車)・土肥泰久(中大→大倉工業)・山本公裕(中大→神戸製鋼)・岡田真二(三和銀行)◇鹿児島実業:井上隆久(新日鉄大分)
◇修徳:二戸義則・小埜好清・山下正志・古川政彦・池田光昭(駒大)・伊藤健次・竹内弘茂(鷺宮製作所)・上岡正志・小野尾正義・吉田聡◇習志野:鵜野稔・藤田誠◇小山:初見幸洋(筑波大→古河一監督)・黒田光弘(早大→リッカー)・立川利光◇新宮:北畑達也(東海大→ホンダ鈴鹿)・中村光徳(近大)◇新居浜商業:続木敏之(阪神)・大麻裕一(法大→三菱自動車水島)◇崇徳:山崎隆造(広島)・応武篤史(早大→新日鉄広畑→新日鉄君津監督→早大監督)・黒田真二(日本鋼管福山→リッカー→ヤクルト)・小川達明(広島→ダイエー)・兼光◇大社:石橋貢(神奈川大→大洋→ヤクルト)◇智辯学園:中葉伸二郎(2年、法大→日本石油)・阪本正行(同大→三菱自動車京都)・大石雅彦(徳山大)・山口哲治(2年、近鉄→南海)◇天理:福家雅明(2年、三菱自動車川崎→阪神)・鈴木康友(2年、巨人→西武→中日→西武)・島幹典(早大)・中野幸治(同大)・小山登(天理大)◇土佐:玉川寿(慶大→日本石油)・片田統途
◇東洋大姫路:弓岡敬二郎(新日鉄広畑→阪急)・宮本賢治(2年、亜大→ヤクルト)・小南・安井浩二(2年、明大)◇徳島商業:武市雅則(川崎重工→徳島商業監督)・竹原比呂志(南海)・日川雅夫(明大→神戸製鋼)・山本正信(駒大→神戸製鋼)・浜村孝典(中大→阿波銀行)・阿部丘(同大→阿波銀行)・安村覚(明治学院大→丸善石油)・庄野元祥(阿波銀行)◇函館有斗:渡辺和也◇豊見城:赤嶺賢勇(巨人)◇鉾田一:戸田秀明(亜大→日本楽器)◇北陽:西影篤広(大阪商大)・森田誠(大阪経済大)・平田満(大阪経済大)・萩原秀喜(大阪経済大)・日下和之(神戸学院大)・白石義弘(西濃運輸→河合楽器)・中川路修(大阪ガス)◇和歌山工業:黒田豊(立命館大→河合楽器)・西川新吾(新日鉄広畑)・浜崎拓司(住友金属)

1976年夏 東海大相模

出場回数3年連続6回目
主な選手(1)村中秀人(東海大→プリンスホテル→東海大相模監督→東海大甲府監督)・岡部憲章(日ハム→阪神)・川内幸蔵  (2)伊東勝(2年、日産自動車) (3)津末英明(東海大→日ハム→巨人)  (4)中川俊明(東海大→日本石油) (5)原辰徳(東海大→巨人)  (6)斉藤直也(東海大→東芝)  (7)角晃司(東海大→三菱自動車川崎→東北工大高監督)  (8)入江政二  (9)山口宏(立大)・稲津一郎
対戦成績 1回戦5-0釧路江南
釧路江南 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
東海大相模 2 1 1 0 0 0 0 1 X 5
1976n1.bmp 開会式直後の試合。初回、四球の入江をおいて津末の豪快な2ランで先制。2回、3回、8回にも1点ずつを奪う。村中、7回まで2安打無得点に抑え、川内に継投。相手投手:高橋秀。
2回戦0-1小山
小山 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
東海大相模 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1976n2.bmp 小山のマウンドは、普段はセンターを守る黒田。初回裏、斎藤が四球で出塁し二盗を決めるが、続く原・津末が三振でチャンスをつぶす。0-0のまま迎えた7回表、左前打で黒田が出塁し2死3塁となった時、村中が小山・諸原に対して痛恨のワイルドピッチ。3塁ランナーの黒田がホームイン。9回裏、期待の原も三ゴロに打ち取られ試合終了。相手投手・黒田の変幻自在の投球に、長打なしの散発3安打8三振に封じられる。
《小山のその後》3回戦●1-2豊見城
甲子園決勝戦桜美林4-3PL学園1回裏、桜美林は1死から2番・安田が右前打で出塁。2死2塁から、4番の片桐が左前打で1点を先制。4回表PLは、先頭打者が右中間安打で出塁。4番・黒石が右前打でまず同点とし、さらに5番・水谷が左越2塁打逆転。さらに6番・永田の2ゴロがエラーとなる間に水谷が帰って3点目を挙げる。7回表PLは四球で出塁した先頭の阪川を犠打で送り1死2塁と追加点のチャンスを迎えるが、絶妙のタイミングで松本投手が牽制球を投げ、タッチアウト。7回裏、桜美林は代打の菊池が左翼線2塁打を放つと、1死から1番・村田が2塁内野安打で1,3塁に。続く2番・安田は左翼線に2塁打を放ち、終盤で同点に追いつく。8回裏、桜美林は5番・松本と6番・小野寺の連続安打と犠打で1死2,3塁の勝ち越しの好機を作るが、PLバッテリーにスクイズを見破られ無得点に。9回表、PLは無死2塁と勝ち越しのチャンスを掴むが、またも2走が牽制で刺され無得点に終わる。9回裏、桜美林は9番・中田の2塁打で無死2塁とサヨナラのチャンスを迎えるが走塁ミスもあり得点ならず。延長に入り、10回表、PLが四球と安打で2死満塁のチャンスをつかむが、6番・永田が2ゴロに倒れ勝ち越しならず。11回裏、桜美林は先頭の本田が中前打で出塁すると、代打で途中出場した菊池太陽が、金網に当たる大ヒット。PLの左翼手がフェンスに激突し、ボールを見失う間に1走が返り、桜美林が劇的なサヨナラ勝ち。大正5年慶応普通以来60年ぶりに東京へ深紅の優勝旗が舞い戻る。投手:松本吉啓(明大→明治生命→盛岡大監督→埼玉栄監督)−中村誠治(早大→日産自動車)。
《桜美林の戦績》桜美林4-0日大山形/桜美林3-2市立神港/桜美林4-2銚子商業/桜美林4-1星稜/桜美林4-3PL学園
出来事県大会で16人連続三振を記録した長崎海星・酒井圭一(ヤクルト)が怪物サッシーと呼ばれ、3回戦では春夏連覇を目指す崇徳を0-1で退ける。長崎海星は準決勝に進出し、PL学園と対戦するが、PL・米村明のサヨナラ打で2-3で敗れる。柳川商業・末次秀樹(中大→ヤマハ)が8打席連続安打の大会記録。桜美林が東京代表として大正14年の早実以来の決勝進出。
主な選手 ◇PL学園:中村誠治(早大→日産自動車)・黒石厚(法大→住友金属)・米村明(2年、中大→河合楽器→中日)・松下和統(中大→川崎製鉄水島)・森島清司(デュプロ)・永田哲也(デュプロ)◇宮崎福島:西村徳文(2年、鹿児島鉄道管理局→ロッテ)◇宇部商業:柿田登(広島鉄道管理局)・藤井弘明(広島鉄道管理局)
◇塩山商業:古屋靖・冬頭克宣(駒大)◇岡山東商業:岸本浩(九州産業大)・橋詰晋一(九州産業大)・原邦彦(松下電器)・宮脇俊也(松下電器)◇熊本工業:林田孝史(2年、早大→電電九州)・瀬高啓介(熊本鉄道管理局→熊本工業監督)◇高松商業:新宮龍二(早大→いすゞ自動車)・土肥泰久(中大→大倉工業)・山本公裕(中大→神戸製鋼)・岡田真二(三和銀行)◇今治西:近藤隆・木村匠(福岡教育大→川之江高校監督)・林俊光(駒大→大倉工業→三菱自動車水島)◇桜美林:松本吉啓(明大→明治生命→盛岡大監督→埼玉栄監督)・片桐幸宏(早大→桜美林高校監督)・渋谷博・菊地智之・中田光一・安田昌功(東洋大)・菊池太陽・古本幸次・村田淳(日体大)・小野寺忠志(東芝)◇三重:山路一夫(法大)・嘉戸力(法大)・田中紀生(東海理化)◇市立神港:上野克二(南海)・中村誠(立命館大→日本楽器)・米倉史典(神戸学院大)・石井健一(立命館大)・田村裕昭(立命館大)◇鹿児島実業:井上隆久(新日鉄大分)◇秋田商業:武藤一邦(法大→ロッテ)・山岡政志(日本石油)・佐藤強(電電東北)
◇小山:初見幸洋(筑波大→古河一監督)・黒田光弘(早大→リッカー)・立川利光◇松商学園:坂神隆広(日ハム)・石原清忠(富士重工)◇新潟高田商業:松田千秋・小林◇崇徳:山崎隆造(広島)・応武篤史(早大→新日鉄広畑→新日鉄君津監督→早大監督)・黒田真二(日本鋼管福山→リッカー→ヤクルト)・小川達明(広島→ダイエー)・兼光◇星稜:小松辰雄(2年、中日)・片山雅彦(東洋大→電電関東→NTT北陸)・谷口幸広(電電北陸)◇中京:岡田寛(新日鉄名古屋)・千賀儀雄(慶大→東邦ガス)・村瀬耕次(中京大→河合楽器)・水野邦夫(明大)・内藤清貴(中京大)・山口喜代隆(ホンダ鈴鹿)◇銚子商業:宇野勝(中日→ロッテ)・尾上旭(2年、中大→中日→近鉄)・一谷文夫(日本石油)・佐藤斉(住金鹿島)・平野和男(中大→住金鹿島)・木村一之(東海大)・沼田芳明(川崎製鉄千葉)・佐藤真(川崎製鉄千葉)・小野田正一(三菱自動車川崎)◇長崎海星:酒井圭一(ヤクルト)・鈴木慎一郎(明大→三菱重工長崎)・平田勝男(2年、明大→阪神)・吉武健治(明大)・桝屋良光(スリーボンド)◇天理:福家雅明(2年、三菱自動車川崎→阪神)・鈴木康友(2年、巨人→西武→中日→西武)・島幹典(早大)・中野幸治(同大)・小山登(天理大)◇東北:堀川洋伸(新日鉄室蘭)・赤間豊(仙台鉄道管理局)・木須憲一(仙台鉄道管理局)
◇徳島商業:武市雅則(川崎重工→徳島商業監督)・竹原比呂志(南海)・日川雅夫(明大→神戸製鋼)・山本正信(駒大→神戸製鋼)・浜村孝典(中大→阿波銀行)・阿部丘(同大→阿波銀行)・安村覚(明治学院大→丸善石油)・庄野元祥(阿波銀行)◇日体大荏原:飯島静雄・和田谷元広・大和田博・鈴木章之・岡田清・西川真仁・増田義昭・小菅清・世永広幸・赤坂龍太◇豊見城:赤嶺賢勇(巨人)◇鉾田一:戸田秀明(亜大→日本楽器)◇柳ヶ浦:榎本悦生(三協精機→大昭和製紙→いすゞ自動車)◇柳川商業:久保康生(近鉄→阪神→近鉄)・末次秀樹(中大→ヤマハ)・立花義家(クラウン→阪神)・平山一雄(明大→朝日生命監督)・原口誠(東芝府中)・杉野滝男(九州産交)

県大会決勝戦東海大相模19-0向上
向上 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
東海大相模 5 2 3 2 2 5 0 0 X 19
1976k.bmp 東海が向上・小清水を初回から捉え、4回に早くも伊東の安打で全員安打を達成し、ここまでで12点を挙げる。村中も5回まで四球の走者1人に抑える好投。以降、川内・岡部に委ねる。6回には小清水を救援した中尾から、この試合2度目の打者1順で5点を挙げる。決勝戦最多得点差。投手:村中・川内・岡部−小清水・井出。
出来事東海大相模、69得点の猛攻で3連覇。東海大相模・村中、緑ヶ丘戦でコールド勝ちを決めるサヨナラ満塁本塁打。東海ファンの殺到に対応するため、東海のゲームを保土ヶ谷球場で行う「グラウンド・シード」を採用する。湘南−瀬谷は3時間46分の最長時間試合。新城は、春季大会準決勝で主戦級抜きの東海を破ったが、2回戦で多摩に1-5で敗れる。ベスト8に多摩と南が進出する健闘ぶり。向上・小清水薫が準決勝・多摩戦でノーヒットノーランを達成。準々決勝では3安打の向上が13安打の商大を延長10回の末3−2で破る。新設校の金井、山北、市ヶ尾、津久井浜、鶴嶺、旭、城山が初参加。横浜商業・羽仁生が湘南戦で1試合2本塁打。準々決勝の東海大相模戦では、初回に打球を足に受けながら気迫の投球。1回戦・津久井浜−相原は、全員1年生の津久井浜が相原を12-1のコールドで破る。
《準々決勝以上の結果》
[準決勝]向上4-0多摩/東海大相模12-6武相
[準々決勝]向上3-2横浜商大/多摩3-1南/東海大相模4-2横浜商業/武相4-2日大
主な選手 ◇東海大相模:村中秀人(東海大→プリンスホテル→東海大相模監督→東海大甲府監督)・津末英明(東海大→日ハム→巨人)・原辰徳(東海大→巨人)・岡部憲章(日ハム→阪神)・角晃司(東海大→三菱自動車川崎→東北工大高監督)・入江政二・伊東勝(2年、日産自動車)・稲津一郎・川内幸蔵・山口宏(立大)◇横浜:中田良弘(2年、日産自動車→阪神)・吉川盛男(ヤクルト)・佐野元国(2年、近鉄→巨人)・中野雅隆(亜大→電電関東)・大塚勝明(帝京大→日産自動車)・長谷川忠治(神奈川大→ヤマハ)・佐藤正則(関東学院大→日本楽器)・岡田冨美明(帝京大)・北村雅弘(関東学院大)・鈴木恒晴(関東学院大)◇横浜商業:羽仁生俊之(日本鋼管)・菅野敦史(2年、立大→熊谷組→横浜商業監督→横浜ベイブルースコーチ)・田代・杉山・幡野啓幸(立大→東京ガス)◇鎌倉学園:長友潔(青学大→日本通運)・浅岡昌敬(神奈川大→ヨークベニマル)◇桐蔭学園:西野幸雄(日体大→神奈川工業監督)・菅崎健重(東洋大→ヤマハ)◇慶応:臼井健二(慶大→東芝)◇向上:小清水薫・中島慎司(関東学院大)◇新城:峯◇津久井:佐野俊美◇武相:岩川敏幸・小俣哲雄(専大→新日鉄名古屋)・根本信之(関東学院大)◇法政二:大谷幸弘(日体大→サンスポーツクラブ→横浜)・井門裕幸(法大→いすゞ自動車)・佐相真澄(日体大)




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