神奈川県勢・年度別戦績表(1977年)

1977年春 (参加無し)

対戦成績 ---
甲子園決勝戦箕島3-0中村東裕司(三菱自動車水島)−山沖之彦(専大→阪急→阪神)の投げ合い。3回裏、箕島は先頭打者・嶋田がセーフティーバントで出塁。上川が送って、赤尾が一邪飛で2死2塁から、次打者・栗山が中前に落ちる適時打で待望の先制点。さらに続く西川が右中間を破る3塁打で栗山が帰り2点目を挙げる。6回裏、箕島は西村が遊ゴロで倒れた後、死球で出塁した堀内が盗塁を決めて1死2塁。犠打の名手・東が送って2死3塁とチャンスを広げると、続く嶋田が左前適時打で1点を追加。箕島・東が左肘の痛みを押して、中村高校をわずか3安打に抑える。
《箕島の戦績》箕島1-0名古屋電気/箕島10-0豊見城/箕島7-3県岐阜商業/箕島2-0智辯学園/箕島3-0中村
出来事1回戦で星稜が滝川の軟投派下手投げ投手を打ちあぐみ、0-4で完敗する波乱。後に智辯和歌山の監督となる名将・高嶋監督が率いる智辯学園がベスト4に進出。身長190センチの剛速球投手・山沖之彦(オリックス)を擁する中村高校が部員12人で健闘し「24の瞳」と称される。センバツ通算1000試合となった準々決勝の中村−天理戦は、鈴木康友や福家(阪神)・山村の2枚看板を擁する優勝候補の天理を、中村の山沖が抑えてベスト4進出。箕島・東は昼間は自動車工場で働く出場選手唯一の定時制の生徒。
主な選手 ◇伊香:藤高俊彦(新日鉄広畑)◇育英:田中力(亜大→東芝府中→ロッテ)◇丸亀商業:後藤祝秀(中大中退→ホンダ→中日)・松下寿利(全大丸)・坂本恭信(駒大→電電関東)・大森敏弘(中大)◇丸子実業:桜井・桃井進(電電信越→ロッテ→パ・リーグ審判)◇熊本工業:山森雅文(2年、阪急)・林田孝史(早大→電電九州)・有国雅己(福岡大→スリーボンド)・後生川寛(明大)・西村房典(立命館大)・小林裕一(電電九州)・山下誠(熊本鉄道管理局)◇県岐阜商業:竹本浩之(法大)・関谷弘美(明大)・棋村健司(愛知大)・井川憲司(愛知大)・阿部金保(愛知大)・森亨(愛知大)・河合康好(名城大)・後藤正樹(名古屋学院大)・松尾均(ホンダ鈴鹿)・河野信彦(ホンダ鈴鹿)◇戸畑:本多淳一◇作新学院:松井智幸(明大→日本鋼管)・大森正志
◇桜美林:小野寺忠志(東芝)◇新居浜商業:上野一郎(法大)・高石貢治(丸善石油)・阿部始(三菱自動車京都)◇瀬戸内:池永裕臣(大昭和製紙北海道)・伊藤憲文(電電中国)・藤村修(大昭和製紙北海道)・福本満久(亜大)・芳賀逸紀(大阪ガス)◇星稜:小松辰雄(中日)・田中康裕(名古屋商大→北陸銀行)◇早稲田実業:川又米利(2年、中日)・弓田鋭彦(早大→日本石油)・荒木健二(2年、早大→熊谷組)・清水隆一(早大→熊谷組)・井上勇人(早大→富士重工)・栗島務(早大→河合楽器)・谷田部和彦(早大→拓殖銀行)・渡辺和夫(早大→拓殖銀行)・山本智(早大→日産自動車)◇大鉄:鍛治本明典(近大→日本生命)・川端正(熊谷組)・前田友行(阪神)・浜口明(丸善石油)・南口正人(新日鉄堺)・天羽英司(新日鉄堺)◇滝川:富光男(専大→三菱重工神戸)・辻隆之(立命館大→神戸製鋼)・西口訓史(国学院大)・綱岡健治(法大→三菱重工神戸)◇智辯学園:山口哲治(近鉄→南海)・中葉伸二郎(法大→日本石油)・米田保伸(法大→日産自動車)・上村恭生(日体大)・坂口智裕(日本通運)◇中村:山沖之彦(専大→阪急→阪神)◇銚子商業:尾上旭(中大→中日→近鉄)・木内省一(川崎製鉄千葉)
◇長崎海星:平田勝男(明大→阪神)・越本裕徳・山崎寛信(神戸学院大)・加藤敦彦(日本石油)◇天理:福家雅明(三菱自動車川崎→阪神)・鈴木康友(巨人→西武→中日→西武)・山村功(同大→大阪ガス)・玉川実二(立命館大→日本IBM野洲)・岡本敏成(天理大→中山製鋼)・鈴木喜一(天理大)・森藤隆生(川崎製鉄神戸)・関井義恒(川崎製鉄神戸)◇土浦日大:田中毅彦(ヤクルト)・高野詳宏(日大→熊谷組)◇東北:及川美喜男(東芝→広島→日ハム)・佐々木淳(早大→電電東北)・大内弘之(法大→ヨークベニマル)・鈴木浩一(法大)・一丸修(電電東北)◇米子東:野口裕之(2年、立大→西武)・井畑浩次(筑波大→米子東監督→米子西監督→米子東監督)◇豊見城:下地勝治(広島)・石嶺和彦(2年、阪急→阪神)◇箕島:東裕司(三菱自動車水島)・上川誠二(三協精機→大昭和製紙→中日→ロッテ)・石井雅博(2年、明大→巨人→阪神)・栗山和行(明大→住友金属)・岩尾高明(日本石油)・堀内一弘(三菱自動車水島)◇名古屋電気:鈴木伸良(巨人→南海→阪神)

1977年夏 東海大相模

出場回数4年連続7回目
主な選手(1)西豊茂(東海大仰星高校監督)・佐藤正和(2年、東海大→協和発酵) (2)伊東勝(日産自動車) (3)山下真吾  (4)斉藤直也(東海大→東芝)  (5)中川俊明(東海大→日本石油) (6)岩永一志(東海大→相模原クラブ)  (7)角晃司(東海大→三菱自動車川崎→東北工大高監督)  (8)永美剛  (9)式井昭博
対戦成績 1回戦0-10宇都宮学園
宇都宮学園 0 0 0 0 4 1 2 3 0 10
東海大相模 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1977n1.bmp 相手投手:見形仁一(専大)。5回、宇都宮・見形が史上3人目の投手としての満塁本塁打放ち、自らも4安打で零封するなど大活躍。宇都宮学園は甲子園初勝利。
《宇都宮学園のその後》2回戦○3-1取手二/3回戦●2-3高知
甲子園決勝戦東洋大姫路4-1東邦投手:松本正志(阪急)−坂本佳一(1年、法大→日本鋼管)。東洋大姫路・安井浩二(明大)が1-1の同点で迎えた延長10回、決勝戦史上初のサヨナラ3ラン。
《東洋大姫路の戦績》東洋大姫路4-0千葉商業/東洋大姫路5-0浜田/東洋大姫路8-3豊見城/東洋大姫路1-0今治西/東洋大姫路4-1東邦
出来事 三重海星・矢田恭裕(明大→日本石油)、史上2人目の2打席連続ホーマーを記録。「バンビ坂本」こと東邦・坂本佳一投手(1年、法大→日本鋼管)が人気を博す。準決勝、東洋大姫路−今治西戦は延長10回、スクイズで東洋大姫路が三谷の今治西を降す。3回戦の大鉄−津久見戦で、6-6の同点で迎えた延長11回裏、大鉄・川端正(熊谷組)が津久見・星野投手から史上初の満塁サヨナラ本塁打(サヨナラ本塁打としては史上6本目)を放つ。1回戦、高崎商業−能代戦で、高崎商業が1イニング2本塁打を記録。
主な選手 ◇宇都宮学園:見形仁一(専大)◇掛川西:堀内敏男(明大)
◇京都商業:服部浩一(大阪商大→阪神)◇九州産業:梅津茂美(門司鉄道局)・吉竹春樹(2年、阪神→西武)◇熊本工業:山森雅文(2年、阪急)・林田孝史(早大→電電九州)・有国雅己(福岡大→スリーボンド)・後生川寛(明大)・西村房典(立命館大)・小林裕一(電電九州)・山下誠(熊本鉄道管理局)◇広島商業:住吉慶一(法大)・佐伯正一(東洋大→日本通運)・東司(立命館大→リッカー)・長谷川公作(法大)・伊藤淳一(法大)・丸谷栄治(立大)・天部満(専大)・関本昭典(亜大)・高下公義(亜大)・竹田拓司(国士舘大)◇高崎商業:飯田正男(阪神)・関上益弘◇高松商業:黒坂季央(日体大)・十河徳行(日本石油)・江口忠浪(全大丸)・河地良一(2年、西濃運輸)◇高知:西川勝(近大→川崎製鉄神戸)・中西敏郎(近大→大倉工業→河合楽器)・平岡己人(法大)◇黒沢尻工業:青木彰(川崎製鉄千葉)◇今治西:三谷志郎(早大→プリンスホテル)・阿部信行(プリンスホテル)・武田潔(日体大)◇佐賀商業:江頭昭文・藤光尚史(国学院大→明治生命)
◇桜美林:小野寺忠志(東芝)◇三重海星:矢田恭裕(明大→日本石油)・湯浅和也(日体大→海星監督)・池本洋人◇取手二:大野久(2年、東洋大→日産自動車→阪神→ダイエー→中日)・高谷貴昭(東京ガス)・石井邦男(東洋大)・亀谷真一(東京ガス)◇松商学園:川島正幸(ロッテ)・野沢博(名古屋商大)◇星稜:小松辰雄(中日)・田中康裕(名古屋商大→北陸銀行)◇仙台育英:大久保美智男(2年、広島)・長島哲郎(東北福祉大→ロッテ)・山下静夫(亜大→専売東北)・木口昭人(ヨークベニマル)◇千葉商業:野崎進(ヤクルト)・中林靖文(電電関東)◇川口工業:駒崎幸一(日本通運→西武→大洋)◇早稲田実業:川又米利(2年、中日)・弓田鋭彦(早大→日本石油)・荒木健二(2年、早大→熊谷組)・清水隆一(早大→熊谷組)・井上勇人(早大→富士重工)・栗島務(早大→河合楽器)・谷田部和彦(早大→拓殖銀行)・渡辺和夫(早大→拓殖銀行)・山本智(早大→日産自動車)◇大鉄:鍛治本明典(近大→日本生命)・川端正(熊谷組)・前田友行(阪神)・浜口明(丸善石油)・南口正人(新日鉄堺)・天羽英司(新日鉄堺)
◇智辯学園:山口哲治(近鉄→南海)・中葉伸二郎(法大→日本石油)・米田保伸(法大→日産自動車)・上村恭生(日体大)・坂口智裕(日本通運)◇津久見:山本一孝(日体大→九州産交)・出口公(八幡大→広島マツダ)・中川恒延(法大)・山本潤一郎(丸善石油)・古田徹(日鉱佐賀関)・野上勝也(日鉱佐賀関)・星野正一(協和発酵防府)◇都城:与那城隆(1年、巨人)◇東邦:坂本佳一(1年、法大→日本鋼管)・大矢正成(法大→国鉄名古屋)・森田泰弘(駒大→ホンダ鈴鹿)・佐藤資洋(東海大→ホンダ)・井上洋二郎(亜大→日立製作所)・浅井敬由(早大→京都翔英監督)・水谷裕(名古屋学院大)◇東洋大姫路:松本正志(阪急)・宮本賢治(亜大→ヤクルト)・安井浩二(明大)・田村敏一(東洋大)・松田裕之(東洋大→ホンダ)◇能代:高松直志(2年、電電東北)◇浜田:横田薫(徳山大)・荒木雅己(中大→東芝府中)・石橋修(青学大)◇福井商業:沖島光男(明大)・平井秀仁(法大)・安川和彦(三菱重工名古屋)◇福島商業:三浦広之(阪急)・斉藤和徳(東北学院大)◇豊見城:下地勝治(広島)・石嶺和彦(2年、阪急→阪神)
県大会決勝戦東海大相模1-0横浜商業
横浜商業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
東海大相模 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1X 1
1977k.bmp 春季大会決勝の再現(1-9で横浜商業)。横浜商業・長谷部が5回まで1四球の快投。横浜商業が5回表1死1・3塁からスクイズを試みるが失敗。延長12回裏、東海大相模・先頭の伊東が2塁打。バントで送った後、次打者が四球で1死1・3塁。続く佐藤は平凡な1塁ゴロとなるが、併殺狙いの2塁送球がランナーの首に当たり、3塁ランナーがホームイン。東海がサヨナラ勝ちで4連覇を達成。投手:佐藤(2年)−長谷部。
出来事平和球場の改築が開始され、この年は使用せず。原・津末・村中らが卒業し、県大会は戦国時代の様相を呈する。東海は、以降低迷が続き、平成4年までの15年間甲子園出場無し。4回戦、桐蔭−相洋は延長12回、桐蔭学園の飯田孝雄(1年)がサヨナラ2ラン本塁打。湘南−市ヶ尾戦では市ヶ尾・菅沼左翼手が湘南・島田の2塁打判定を本塁打に修正するファインプレー。自らも9回同点本塁打を放ち、逆転勝利につなげる。新設校の野庭、霧が丘、富岡、白山、舞岡、松陽、港南台、川崎北が初出場。
《準々決勝以上の結果》
[準決勝]横浜商業8-3法政二/東海大相模3-2桐蔭学園
[準々決勝]横浜商業4-0日大/桐蔭学園11-1桜丘/東海大相模7-5神奈川工業/法政二3-1横浜
主な選手 ◇東海大相模:斉藤直也(東海大→東芝)・岩永一志(東海大→相模原クラブ)・西豊茂(東海大仰星高校監督)・式井昭博・角晃司(東海大→三菱自動車川崎→東北工大高監督)・伊東勝(日産自動車)・山下真吾・永美剛・佐藤正和(2年、東海大→協和発酵)・中川俊明(東海大→日本石油)◇横浜:中田良弘(日産自動車→阪神)・佐野元国(近鉄→巨人)・長島健二(プリンスホテル)・角崎正(帝京大)◇横浜商業:長谷部淳一(関東学院大→電電東京)・菅野敦史(立大→熊谷組→横浜商業監督→横浜ベイブルースコーチ)・鈴木勝也(法大)・田代誠(関東学院大)◇桐蔭学園:渋井敬一(ヤクルト)・飯田孝雄(1年、法大→日本IBM野州)・望月幸男(東洋大→ホンダ)◇相洋:後藤雄一(ヤクルト)・大塚信幸(日本通運)◇日大:中林信人(明大)・沼尻勝則(亜大)◇日大藤沢:豊原経久(阪神→大洋)・武藤周二(日大→日大藤沢監督)・安田浩之(鷺宮製作所)◇武相:高山伸紀(関東学院大)◇法政二:鈴木善夫(関東学院大)・田中強志(法大→三菱重工横浜)




戻る