神奈川県勢・年度別戦績表(1990年)

1990年春 日大藤沢

出場回数初出場
主な選手(1)荒木孝二(日大)・山来誠治(日大→NTT関東→ウイーン94) (2)帯川祐二(横浜商大) (3)佐藤伸二(日大→いすゞ自動車→アムウェイ)  (4)谷津倉晋(帝京大→藤沢市役所)  (5)松井繁人(日大) (6)山田圭(国際武道大) (7)石黒和彦(日大) (8)神崎賢司(国際武道大→八千代銀行) (9)柳川光司
対戦成績 1回戦14-0高知
高知 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日大藤沢 8 1 0 2 2 0 0 1 X 14
1990h1.bmp 初回、先頭の柳川が左中間2塁打で口火を切ると、荒木のタイムリーや四球、バントヒットで1死満塁。その後、連続四球と谷津倉のタイムリー、相手エラーなどで大量8点を挙げる。荒木→山来のリレーで完封。この大敗により高知・岡本監督が辞任。相手投手:酒井公志(2年、近大→NTT東海→NTT西日本)−久保秀和。
2回戦4-5新田
日大藤沢 0 0 0 0 0 3 0 0 1 4
新田 0 0 0 0 0 0 1 0 4X 5
1990h2.bmp 新田・山本のカーブを打ちあぐむが、6回表、谷津倉のバントヒットから柳川の中前打で1死2・3塁。荒木のサードゴロに対し、谷津倉が本塁突入し、走塁妨害で先制。ソツのない攻めで計3点を挙げる。9回にも山田の右翼線2塁打で4点目を挙げ、4−1の3点リードで迎えた9回裏、1死から荒木が四球を出した後、決め球のカーブを連打されて2点差。さらに、4番宮下に初球ストレートをセンター越えに逆転サヨナラ3ランを打たれる。日大藤沢は、6回表に3点を挙げ、9回にも山田の2塁打で1点を挙げるなど常に試合を優位に進めたが逃げ切れず。相手投手:山本雅章(近大→プリンスホテル)。
《新田のその後》準々決勝○4-0高松商業/準決勝○4-3北陽/決勝●2-5近大付属
甲子園決勝戦近大付5-2新田近大が2回、後藤の本塁打などで2点先制。3回に新田が宮下の適時打などで同点に追いつく。その後、近大が前日17回を投げた山本を打ち込み、4回には脇門のランニング本塁打、8回にも追加点を挙げ、勝利をつかむ。近大の後藤は、4回以降、新田に得点を許さず。投手・後藤章浩(近大→いすゞ自動車)−山本雅章。
《近大付属の戦績》近大付属11-1駒大岩見沢/近大付属1-0東北/近大付属9-2金沢/近大付属5-4東海大甲府/近大付属5-2新田
出来事準決勝の新田―北陽は延長17回(4-3で新田)。新田の池田幸徳選手が史上2本目の逆転サヨナラ本塁打。同じく準決勝の近大付−東海大甲府は、近大が甲府のエラーで3-0とリード。甲府が8回表に2点を返し、9回表に4-3と逆転するが9回裏に近大が再び追いつき延長へ。延長13回裏、甲府・鈴木捕手の2塁悪送球で近大がサヨナラ勝ち。優勝は大阪勢として3年ぶり7回目の近大付。日大藤沢、エース・荒木孝二、打の佐藤で甲子園初出場。
主な選手 ◇伊奈総合学園:銭場一浩(東洋大→東芝)・宮倉秀仁・館山富雄・岩間徹・中島昌宏・石津誠・柳橋勝・渡辺義広・東原佑輔・藤代健二◇霞ヶ浦:牧義彦(国士舘大→明治生命)・上野忠(ヤクルト)◇享栄:高木浩之(駒大→西武)・甲村政嗣(日精工業)・館野幹人(中京大→大仙)◇玉野光南:松村秀樹(法大)・大森芳郎・榎本貴之・岡野雅彦・角畑真司・荒木良仁・坪井洋二・藤原秀隆・板谷尚昌・吉井良治◇近大付属:犬伏稔昌(西武)・後藤章浩(近大→いすゞ自動車)・林敬治(近鉄)・久井直己(近大→JT)・脇門清志(近大→NTT西日本)◇金足農業:原田直幸(TDK)・中泉一豊(青学大→秋田商業コーチ→金足農業監督)◇金沢:中居殉也(ダイエー)・藤井優志(2年、大阪学院大→中日)・後藤隆庸(北陸銀行)・小間康広(福井工大)・東山佳寛(福井工大)・作田真人(NTT北陸)◇駒大岩見沢:本間満(駒大→ダイエー)・稲葉勇樹(駒大→王子苫小牧)・笹島賢治(王子苫小牧)◇高松商業:三好靖人(専大→NTT四国→松山フェニックス)・菊地誠二(大阪ガス)・上原英幹(桃山学院大)
◇高知:酒井公志(2年、近大→NTT東海→NTT西日本)・久保秀和・後山聡(住友金属)・岡林親司(福山大)・島田達二(高知大)◇三重:奥村幸司(2年、法大→ヤマハ)・大井智(中京大)・青木久典(法大→サンワード貿易)◇鹿児島実業:内之倉隆志(ダイエー)・上園達二(三菱重工長崎)・宮下正一(NKK)・中村大樹(東洋大→NTT九州)・薗田雄一郎(三菱重工長崎)・竹脇賢二(2年、新日鉄名古屋)・中尾恵洋・味園博和(2年、専大→デュプロ)・福山徹(専大)・俣瀬直樹(2年、大阪ガス)◇秋田経法大付属:半田貴志(早大→JT)・中川申也(2年、阪神)・桜庭裕也(住金鹿島)・杉本宗人(秋田経法大)◇新田:宮下典明(近鉄)・山本雅章(近大→プリンスホテル)・松本洋介(明大→いすゞ自動車→西濃運輸)・池田幸徳(明大)・堀内勝也(NTT関西)◇神戸弘陵:岡田慎市・佐山紀夫・森隆一(2年、大阪経済大)・新田源泰・岸本雅史・森本真治・塩屋健一・小濱憲司(2年、中大→三菱自動車岡崎)・平山義典(2年、立命館大)・金田英樹◇川西緑台:宮田順司(松下電器→ダイエー打撃投手)・木下毅士・吉村英樹・大島紀彦・村岸諭・宮内謙・野崎仁敬・木原敦貴・石原重人・戸上真語◇前橋商業:池田亘(東京ガス)・石井伸之・青柳博文(東北福祉大→高崎健大高崎監督)・関口芳昭・今井政章・小沢敏健・井草康久・小倉勝彦・堀越哲哉・工藤郁二◇倉敷商業:岡政裕(三菱自動車水島)・兼田貴志(2年、早大→鷺宮製作所)・三宅正城・大坪亘・竹本恒夫・山本有英・小川剛司(2年、岡山商大→田村コピー)・長吉秀晃(2年、明大)・沢田実・辻太一(2年、同大→日本生命)◇智辯学園:小泉竜二(日体大→神戸製鋼)・中島大介(奈良産業大→シダックス)・田渕智宏(大阪商大→三菱自動車岡崎)・杉山治樹(神戸学院大)・古井孝明(大阪商大)・上田行秀(2年、川崎製鉄神戸→川崎製鉄千葉)
◇鳥取西:長谷川久翁(早大)・中島正博・浅田真一・加藤寛・稗田直・谷口太郎・岩本哲幸・浦木敏・浜谷純也・声高大介◇鎮西:佐藤貞治(2年、広島→ダイエー打撃投手)・斉藤千春(NKK)・西田隆宏(常石鉄工)・池上慎之助(JR西日本)・豊田哲士(熊本工大)◇帝京:中村英則(青学大→鷺宮製作所→ウイーン)・岩原秀樹(東洋大→モトミ工業所)・黒田真(明大)・真下雄貴(東洋大)・庄司浩(日大)・根岸雅則(青学大)・高浦利幸(立正大)・栗林豊(立正大)・斎藤弘樹(東京経済大)◇天理:南竜次(日ハム)・谷口功一(2年、巨人→西武→近鉄→米・3Aオクラホマ→アトランティックシティ・サーフ→米・ジャクソンセネターズ)・小竹英己(田村コピー)・大仲友章(同大→ホンダ鈴鹿)・井上浩三(近大→日本IBM野州)・堀内伸也(愛知工大→ミキハウス)・寺川敏春(明大)・柴田宗久(関大)◇東海大甲府:榎康弘(ロッテ→巨人→ロッテ)・萩原淳(2年、オリックス→日ハム→ヤクルト)・唐沢俊博(専大)・山田嘉之(旭川大→相洋監督)◇東北:加藤将斗(横浜大洋)・浅田昌秀(住金鹿島)・大原泰敏(仙台大→山形しあわせ銀行)・田村安孝(青森大→昭和コンクリート)◇日田林工:梶原幸教(三菱自動車九州)・江島大介・手島貴広・杉貴弘・日野剛・梶原賢二・佐保栄一・塩塚慎二・高山伸一郎・松永聡◇浜松商業:水島裕介(駒大)・平野隆康(駒大)・竹中幹晴(愛知学院大)◇福井商業:渡辺和外(龍谷大)・高島一美(京都産業大)・中村繁之・仲村知之・松本貴大・北山和宏(2年、立命館大→大和銀行)・佐々木俊之・花山貞徳・水町英治・広瀬義徳◇北嵯峨:細見和史(2年、同大→横浜→西武→阪神)・上山勲(2年、近鉄)・森憲久(三菱自動車京都)・下西薫(神戸学院大)・細見勝(甲南大)・赤井康行(京都産業大)・南部智也(松阪大)・杉谷猛(大阪学院大)・広田貴司(同大)
◇北陽:寺前正雄(近鉄→阪神)・和田広幸(東北福祉大→日本石油)・本田義治(九州共立大→日本新薬→ヤオハンジャパン)・太田平八郎忠相(奈良産業大)・荒川幸治(中山製鋼)・辰己正芳(三菱自動車京都→三菱自動車岡崎→三菱自動車京都)◇柳ヶ浦:岡本克道(2年、東芝→ダイエー→ソフトバンク)・立川紀文(神戸製鋼)・川岡隆(鷺宮製作所)・小野護(新日鉄広畑→新日鉄大分)・板谷剛至(大阪経済大)・倉石一成(関東学院大→三菱重工横浜)◇日大藤沢:佐藤伸二(日大→いすゞ自動車→アムウェイ)・山来誠治(日大→NTT関東→ウイーン94)・荒木孝二(日大)・帯川祐二(横浜商大)・石黒和彦(日大)・神崎賢司(国際武道大→八千代銀行)・柳川光司・谷津倉晋(帝京大→藤沢市役所)・松井繁人(日大)・山田圭(国際武道大)

1990年夏 横浜商業

出場回数3年ぶり7回目
主な選手(1)小泉史生(東芝)・古川隆浩(大東文化大)、(2)長澤渉(大東文化大)、(3)原暢規(関東学院大)、(4)羽太裕一(マルユウBBC)、(5)武藤孝司(2年、創価大→近鉄)、(6)井手努(東京農大)、(7)内田祐二(横浜商大→東芝)、(8)中野屋明也(関東学院大→東京ガス)、(9)稲妻征省
対戦成績 1回戦5-1津和野
津和野 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
横浜商業 0 0 0 2 0 0 3 0 X 5
1990n1.bmp 変則投手・渡辺を擁する初出場の津和野との対戦。4回裏、稲妻が2ゴロ、原が三振で2死となった後、ショートゴロエラーで出塁した内田が2盗。小泉が四球で2死1・2塁から井出が中前タイムリーを放ち1点を先制。さらに1・3塁から長沢・羽太が連続死球となり、押し出しで2点目をあげる。5回表、1死1塁から津和野・寺戸に左前を打たれ、さらに2者連続四球を与え、1点を奪われる。1-2とリードした7回裏、四球で出た稲妻を2塁において内田が左翼ラッキーゾーンに大会第3号となる2点本塁打。さらに小泉が四球で1・3塁となった後、長沢が中犠飛を放ち、5-1とリードする。小泉、毎回走者を出すが内野の好守により再三ピンチをしのぐ。相手投手:渡辺栄治(2年、新王子製紙米子)。
2回戦4-1日大東北
日大東北 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
横浜商業 0 0 0 0 1 2 1 0 X 4
1990n2.bmp 初回、四球と失策が絡み1点を失うが、5回裏、2死から武藤の右越えランニングホーマーで同点。6回裏には、井手、原の安打の後、内田がレフト前へ貴重な勝越し打。続く小泉もタイムリーを放ち1点追加。相手投手:増賀英幸−小川款
3回戦3-2秋田経法大付属(延長12回)
横浜商業 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 1 3
秋田経法大付属 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2
1990n3.bmp 1点をリードされた6回表、内野安打で出塁した中野谷をバントで2進塁、さらに3盗を決めた後、稲妻のセンター前タイムリーで同点とする。8回には2死2塁から原のライト前タイムリーで2−1とリードする。1点リードで迎えた9回裏、守りのミスと連続四死球により、土壇場で同点に追いつかれる。延長12回表、羽太の右前打、武藤送りバントで1死2塁。中野谷は三振したものの、井出の3塁ゴロと稲妻のセカンドゴロが連続エラーを誘い決勝点。相手投手:中川申也(2年、阪神)。
準々決勝5-8沖縄水産
横浜商業 0 0 1 0 0 3 0 1 0 5
沖縄水産 4 0 0 0 0 2 1 1 X 8
1990n4.bmp 初回裏、小泉が3点本塁打などで4点を奪われる。3回表、武藤の内野安打から稲妻の2塁打で1点を返す。6回表には、内田、代打・村上の安打などで2死満塁とし、中野谷の内野安打と井出の左飛敵失で3点を挙げ、同点に追いつく。8回にも井出のタイムリーで1点を挙げるが、小泉が6回裏に2本の長打で2点を失うなど、終盤に打ち込まれる。相手投手:神谷善治(沖縄電力)。
《沖縄水産のその後》準決勝○6-1山陽/決勝●0-1天理
甲子園決勝戦天理1-0沖縄水産4回表、天理が大仲の犠飛で1点を先制。1-0と天理のリードで迎えた9回裏、2死2塁から沖水・横峯がレフトへ大飛球を放つが、天理・小竹がフェンス際で捕球し試合終了。天理、2度目の全国制覇。投手:南竜次(日本ハム)−神谷喜治(沖縄電力)。
《天理の戦績》天理6-1愛工大名電/天理3-2成田/天理6-0仙台育英/天理7-0丸亀/天理5-4西日本短大付属/天理1-0沖縄水産
出来事観客数が92万9,000人と過去最多を記録。沖縄水産が沖縄県として初めての決勝進出。宇部商業・松本謙吾が3試合連続本塁打(美濃加茂・渋谷・西日本短大付)。山陽・川岡孝弘は165cmの小さなエース。地方大会の参加校数が初めて四千の大台(4,027校)に。1回戦の高知商業−大宮東戦は、夏の甲子園2,000試合目の記念試合。
主な選手 ◇愛工大名電:伊藤栄祐(近鉄)・鈴木一朗(2年、オリックス→米・シアトルマリナーズ)・夏目昌則(愛知工大→三菱自動車岡崎)◇育英:戎信行(オリックス→ヤクルト→近鉄)・浜崎洋志(新日鉄広畑)・坪井一浩(日大)◇宇部商業:宮内洋(住友金属→近鉄→横浜)・松本謙吾・泉雅文(日本石油)◇岡山城東:浦上義信・幡上浩一・小坂哲也・高田泰宏・平野裕久・青木亮・中島勇人・鮎沢俊夫・安井政弘・上野淳二◇沖縄水産:新里紹也(沖縄電力→ダイエー→近鉄→普天間監督)・神谷善治(沖縄電力)・大野倫(2年、九州共立大→巨人→ダイエー)・中村寿(九州共立大→沖縄電力)・城間修(沖縄電力)・永田知之(九州共立大→NTT九州)◇花巻東:菅田公平(岩手県経済連)・佐々木浩司・横田規・畠山史信・小山田謙二・五十嵐暢明・日下浩・高橋征耕・高橋拓也・中沢安幸◇葛生:清水剛(三菱重工横浜)・早川貴弘・市川哲也・稲村豊・谷口一義・金子芳美・生沢貴史・生沢宏史・居上洋三・慶野明秀
◇関東一:山崎健(広島→ロッテ)・山本保司(中日→ロッテ)・前田健吾(日石三菱)・杉之原賢悟(道都大→たくぎん→NTT北海道)・岡本忠義(法大)・竹山正盛(青学大)・雲田一宏(神奈川大)・鈴木憲義(国士舘大)・横田豊豪(中大)・佐藤宏也(道都大)◇丸亀:福家武・町田敏男(創価大→東芝)◇丸子実業:宮尾政規(法大)・室賀正史(法大)・伊東秀泰(東京農大)◇境:高塚誠(法大)・三好憲一・天島寿克・鍛冶猛・小川浩・里見英之・中居潔・青戸忍・谷本勝美・浜田豊徳◇甲府工業:星野勲(法大)・佐藤竜一・辻一貴・原明宏・木崎隆・藤巻亮次(2年、法大→三菱自動車川崎)・渡辺達也・沢登豪・築野周次・宮川友章◇高崎商業:塚越晃(青学大→富士重工)・須賀英二・大沢功・美才治高志・篠崎哲也・山田義世・五十嵐康一・山際剛・鳥屋光宏・原田悦男◇高知商業:橋本毎弘(明大→安田信託銀行)・水田貴士(愛知大→四国銀行)・町田和弥(東邦ガス)◇高田工業:大島辰男(沖電気・軟式)・沼波健司・田原和幸・杉田保信・古川佳典・新保史人・土井誠・山川敏雄・福地直人・今井雄三◇佐賀学園:内田大孝(巨人→ダイエー)・若林隆信(2年、中日→広島→ミキハウス)・岸川雄二(2年、神奈川大→西武)◇済々黌:右田淳(明大)・池田満頼(慶大→済々黌監督)・松本琢磨・草野友幸・中村一世・御祓如圭介(2年、立大)・岡村貴史(慶大)・伊崎大悟・野口智博・志水宏史
◇桜井:石橋康・堀川泰典・川田達也・横田真也・水嶋俊也・新村基・城樹伸・浄土国博・下司修一・沢越秀和◇三重海星:森健郎(新日鉄名古屋)・豊住篤志・柳井谷光教・矢下誠・中西幸宏・岡田充弘・中村任亨・方田正紀・瀬河稔・平野隆史(2年、名城大→一光)◇山陽:川岡孝弘(九州国際大→常石鉄工→山陽高校監督)・香山拓也(拓大)・新田明寛(広島経済大)◇鹿児島実業:内之倉隆志(ダイエー)・上園達二(三菱重工長崎)・宮下正一(NKK)・中村大樹(東洋大→NTT九州)・薗田雄一郎(三菱重工長崎)・竹脇賢二(2年、新日鉄名古屋)・中尾恵洋・味園博和(2年、専大→デュプロ)・福山徹(専大)・俣瀬直樹(2年、大阪ガス)◇秋田経法大付属:半田貴志(早大→JT)・中川申也(2年、阪神)・桜庭裕也(住金鹿島)・杉本宗人(秋田経法大)◇渋谷:北村宏大(大阪学院大→三菱自動車岡崎→日立製作所)・喜多重厚・三宅慎也・藤尾誠・中村紀洋(2年、近鉄→オリックス→米・ドジャース→オリックス→中日→楽天→横浜)・真古尚弘・福田俊二・中島亮平・真鍋亮介・土井賢志◇松山商業:今井誉・亀井厚志(駒大)・中川勉(松山大→JR西日本)・松崎勇二(福岡大)・釘貫匡司(三菱重工神戸)・丹下真一(NTT四国)・太田弘昭(京都翔栄監督→藤井学園寒川監督→高知中央監督)・山本仁(近大)◇成田:猪股広(東洋大→川口球友クラブ)・赤尾雄久(明大)・二瀬俊寛(東邦大)・寺崎義剛(日大)・高瀬勝(東洋大)・篠原和浩(千葉工大)◇星稜:村松有人(ダイエー→オリックス→ソフトバンク)・山口哲治(1年、神戸製鋼)・松井秀喜(1年、巨人→米・ヤンキース→米・エンゼルス→米・アスレチックス→米・レイズ)・斉藤誠(京都産業大→北陸銀行)・山岸直樹(関大)◇星林:武輪成樹(同大→三菱自動車岡崎)・尾崎美勝(中大→河合楽器)・松田匡史(1年、法大→シダックス→阪神→ダイエー)
◇西日本短大付属:浜口直也(新日鉄堺→新日鉄広畑)・中島博幸(大阪ガス)◇仙台育英:小松高之(日体大)・高橋強(住金鹿島→鹿島レインボーズ)・大山豊和(青学大)・茂木武(専大→ヨークベニマル)・高橋宗一郎(東北福祉大→日本石油)◇大宮東:北川博敏(日大→阪神→近鉄→オリックス)・野瀬英則(NTT東京)◇大野:正津英志(龍谷大→NTT北陸→中日→西武)・生川英邦(2年)・山崎孝・斉藤隆敏・下村和貴(2年)・松森大輔・山崎利昭・中川秀樹・久保孝文・帰山宏和◇中標津:武田勉(新日鉄室蘭→室蘭シャークス)・篠田雄一・木内祥雄・森秀樹・遠藤賢一・立沢雅彦・尾崎英之・山口雅章・岡村勝敏・岡崎知暢◇長崎海星:吉田清澄(神戸製鋼)・杉本淳一(東洋大→JR九州)・中村学(福岡大→リョーユーパン)◇津和野:渡辺栄治(2年、新王子製紙米子)・楠寛・上田裕樹・寺戸浩一郎・橋本康則・米沢哲宏・岡崎兼児・竹迫憲一・加藤英治・坂本雅章◇天理:南竜次(日ハム)・谷口功一(2年、巨人→西武→近鉄→米・3Aオクラホマ→アトランティックシティ・サーフ→米・ジャクソンセネターズ)・小竹英己(田村コピー)・大仲友章(同大→ホンダ鈴鹿)・井上浩三(近大→日本IBM野州)・堀内伸也(愛知工大→ミキハウス)・寺川敏春(明大)・柴田宗久(関大)◇都城:杉尾浩太郎・天神保彦・池尻孝寛・山田和弘・池沢孝紀・奥栄蔵・小桜豊・木山雄二・川崎竜二・海蔵隆志◇藤蔭:岩坪善政(新日鉄名古屋)・宮本寛基・長谷佳泰・高口司・福田誠・原秀登・木原浩二・今村潤・生地宏旨・田中広之進
◇徳島商業:糸林良公(関大)・佐々木健一(2年、中日)・清本康弘・近藤年・谷田基彦・浜良明・斉藤善勝・大野貴光・山本一樹・玉成雅信◇日大山形:杉本晃啓・松田歩・我孫子謹也(2年、NTT東北)・我孫子正義・青木大・矢口政則・手塚隆幸・村山隆之・萩生田博美(2年、日大→日大鶴ヶ丘監督)・笹原吉雅(1年、東北福祉大→山形しあわせ銀行)◇日大鶴ヶ丘:難波俊明(ホンダ)・小山鉄也・石井克幸・中務潤・近堂哲也・新村幸三・瀬川都晃・内藤豪・臼井史士・恒松克治◇日大東北:増賀英幸・小川款◇函館大有斗:塚野貴弘・中川高伸・菅原慎治・岩田一実・佐藤知寿・吉岡央・高田純・吉村一男・野本真理・沢田暁◇八戸工大一:川口邦彦・越野進一・清水友康・榊純哉・甲地慎一・佐藤優・下嶽和也・清水憲一・織笠育章・吉田慎◇八幡商業:藤原恵太(2年、たくぎん)・森敏和(2年、駒大→住友金属)・七里寿紀(松下電器)◇美濃加茂:田中英樹(ヤマハ)・寺沢真也・梶田達也・後藤達也・奥村和友・渡辺隆洋・牧田和也・酒向克幸・早川雄治・日比野泰成◇浜松商業:水島裕介(駒大)・平野隆康(駒大)・竹中幹晴(愛知学院大)◇平安:松岡正樹(2年、巨人)・伊達智士(法大)・山中始之(中大)・友廣吉行(京都産業大)・獺口博之(龍谷大)・笠井裕(龍谷大)・安川健一(仏教大)
◇竜ヶ崎一:浅見大輔(国学院大→東芝)・門倉史明・岩井利英・岡野良二・山口幸彦・吉田祐司(2年、福井工大)・高子智・加藤英樹・野木雅人・小松崎毅
県大会決勝戦横浜商業3-1神奈川工業
神奈川工業 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
横浜商業 0 0 0 0 0 0 2 1 X 3
1990k.bmp 39年ぶりの公立校同士の決勝戦。両投手の好投で6回まで両チーム無得点。横浜商業は7回裏、井出が四球で歩いて無死1塁の後、内田の左中間2点本塁打で待望の先制点。神奈川工業は8回表に多田の2塁打と近藤のライト前タイムリーで1点を返す。横浜商業は8回裏、交代した今井から稲妻の中前タイムリーでダメ押し。9回表、神奈川工業が斉藤の2塁打と2四球等により1死満塁の逆転のチャンスを迎えるが、交代した横浜商業・古川に後続を断たれる。投手:小泉史生(東芝)・古川−吉田剛(関東学院大→川崎市水道局)・今井。
出来事パームボールを武器とする左腕・吉田剛の神奈川工業が、5回戦で鈴木(尚)らの横浜を3-2で破り、準優勝の大健闘。準々決勝に公立が5校進出。準々決勝、厚木・川村丈夫(立大→日本石油→横浜)−川崎北・河原純一(駒大→巨人)の投げ合いは延長16回の名勝負(1-3で川崎北)。ベスト4に公立の川崎北が入るが、エース・河原が準々決勝の延長戦で肩を痛めており、最終回・神奈川工業に2点を奪われ4−5で逆転負け。湘南工大付属・井上真男が向上戦で3打席連続本塁打。山北・矢上大輔が豊田戦でノーヒットノーランを記録。
《準々決勝以上の結果》
[準決勝]横浜商業5-1桐蔭学園/神奈川工業5-4川崎北
[準々決勝]横浜商業7-3鎌倉学園/桐蔭学園4-0湘南工大/神奈川工業4-3綾瀬/川崎北3-1厚木
主な選手 ◇横浜商業:武藤孝司(2年、創価大→近鉄)・小泉史生(東芝)・古川隆浩(大東文化大)・中野屋明也(関東学院大→東京ガス)・内田祐二(横浜商大→東芝)・長澤渉(大東文化大)・井手努(東京農大)・羽太裕一(マルユウBBC)・稲妻征省・原暢規(関東学院大)◇横浜:鈴木尚典(横浜)・高根沢国房(関東学院大→JR東日本)・八木澤辰巳(横浜商大→横浜そごう→横浜商大高監督)・府川善泰(亜大)・斉藤弘幸(亜大)・菅野正文(東京農大)◇横浜商大:神田幸輝(横浜商大→横浜そごう→サンワード貿易→JR北海道→札幌大谷監督)・内藤勇(東京農大生産学部)・三根剛(日産サニー札幌→大昭和製紙北海道)・福本毅(日立製作所→新神戸電機埼玉)◇海老名:柴・立石人士(帝京大→富士重工)◇鎌倉学園:折橋隆二(駒大)・岩本・宮尾毅(早大)◇茅ヶ崎北陵:露木文吾(青学大→金港クラブ)◇希望ヶ丘:慈道◇桐蔭学園:佐藤栄一(三菱ふそう川崎)・飯島正夫(日体大→日立製作所)・森修二(日大)・鈴木祐一(立正大)・手塚雅博(国士舘大)・大菊隆康(東京農大)・西村昌秀(日体大)・田中伸幸(神奈川大)◇桐光学園:今野貴之(中大)・池平・長津裕二(帝京大)・阿部(IBM)・村田(中京大)◇県商工:石井大輔(東京農大→NTT北海道)◇厚木:川村丈夫(立大→日本石油→横浜)◇山北:矢上大輔◇湘南工大付属:金子弘次(東海大→七十七銀行)・井上真男◇新城:高木三憲(中大→金港クラブ)◇神奈川工業:吉田剛(関東学院大→川崎市水道局)◇川崎北:河原純一(駒大→巨人→西武→中日)◇浅野:西村満(慶大)◇相武台:菊地原隆弘(法大→日立製作所)・井上薫(日産自動車)◇相模大野:中村省一◇藤沢商業:川俣浩明(大阪ガス→ロッテ→阪神→藤沢翔陵監督)◇藤嶺藤沢:渡辺浩一(国際武道大→日立製作所)◇日大藤沢:佐藤伸二(日大→いすゞ自動車→アムウェイ)・山来誠治(日大→NTT関東→ウイーン94)・荒木孝二(日大)・帯川祐二(横浜商大)・石黒和彦(日大)・神崎賢司(国際武道大→八千代銀行)・柳川光司・谷津倉晋(帝京大→藤沢市役所)・松井繁人(日大)・山田圭(国際武道大)◇法政二:亀山勝幸・稲垣孝(法大)・江上英樹(法大)




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