神奈川県勢・年度別戦績表(2023年)

2023年春 慶応

出場回数5年ぶり6回目
主な選手 (1)松井喜一(慶大)・小宅雅己(2年) (2)渡辺憩(慶大) (3)延末藍太(慶大) (4)大村昊澄(慶大) (5)清原勝児(2年) (6)八木陽(慶大) (7)福井直睦(慶大) (8)丸田湊斗(慶大) (9)渡辺千之亮(慶大)・加藤右悟(2年)
対戦成績 2回戦1-2仙台育英
慶応 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
仙台育英 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1X 2
2023h1.bmp 慶応の先発は2年生の小宅、育英の先発は仁田。1回表、先頭打者・丸田が四球で出塁。続く大村は三振に倒れるも走者・丸田が盗塁成功で1死2塁。得点機となるが渡邉が三飛、福井が空振り三振で無得点に。2回表、先頭の清原が左前に運び、相手左翼が後逸する間に2塁を陥れる。延末が三振で1死となった後、四球と死球で満塁のチャンスに。ここで早くも交代登板となった育英のエース・高橋に八木、丸田が連続三振に討ち取られ無得点に終わる。両軍打線が繋がらず無得点で迎えた5回裏、育英の先頭打者・齋藤陽に左前打と盗塁を許し無死2塁に。続く湯浅を三振に討ち取るが、尾形に左前へ運ばれ1,3塁に。齋藤敏を三振に討ち取るも8番・高橋に左前適時打を打たれ1点を先制される。0-1で迎えた9回表、6番・延末が右前打で出塁すると、育英は投手を3番手・湯田に交代。渡辺が犠打で1死2塁とした後、先発・小宅の代打・安達が左前適時打で2走を返し最終回に同点に追いつく。慶応は9回からエース・松井が登板。タイブレークとなった10回表、松井の犠打、渡邉の死球で1死満塁とするが、続く福井が捕邪飛、清原が空振り三振に倒れ無得点に終わる。10回裏、育英の先頭・岡田が犠打、湯田を敬遠で1死満塁とされた後、続く熊谷に左前に運ばれるが福井の好返球により本塁で刺殺。さらに満塁のピンチに、続く主将・山田に初球を左前適時打を打たれ3走がサヨナラのホームイン。慶応は18年ぶりの選抜勝利ならず。相手投手:仁田陽翔(立正大)−高橋煌稀(早大)−湯田統真(明大)
《仙台育英のその後》3回戦〇6-1龍谷大平安/準々決勝●4-5報徳学園
甲子園決勝戦山梨学院7-3報徳学園 報徳学園は4回表、先頭の堀の三塁強襲と石野の左前打で無死1,2塁から堀田が送って1死2,3塁。次打者・西村の時、投手・林が投球動作を中断しボークで先制の1点を挙げる。1死3塁となり打者・西村は中前に弾き返し1点を追加。山梨学院は2点を追う5回裏、1死2,3塁から9番・伊藤の左前打で2者が帰り1打で同点に追いつく。さらに1死1,2塁から続く星野が左前へ運び、続く岳原も右中間に2塁打で3点を勝ち越し。2死2塁となった場面で報徳は投手を今朝丸に交代。続く佐仲は代わったばかりの今朝丸から左翼席に2点本塁打。山梨はこの回一挙7点を挙げて試合を決定付ける。報徳は8回表、中前打で山増が出塁するとセーフティー犠打で岩本も出塁し無死1,2塁に。続く堀が2ゴロで1死1,3塁から石野の一ゴロの間に1点を返すが反撃もここまで。山梨が投げては、先発・林が3失点で今大会4度目の完投。投手:林謙吾−間木歩・今朝丸裕喜(2年)・星山豪汰(2年) 。
《山梨学院の戦績》山梨学院3-1東北/山梨学院4-1氷見/山梨学院7-1光/山梨学院12-3作新学院/山梨学院6-1広陵/山梨学院7-3報徳学園
出来事 95回記念大会により36校が出場。WBC大会が行われている最中の開幕。明治神宮枠は近畿地区へ。21世紀枠は氷見(富山)、石橋(栃木)、徳島城東(徳島)。徳島城東(徳島)は、女子マネージャーを含めて部員13人で出場。東海大菅生は出場決定前に体罰で監督が解任に。選手宣誓は高松商業、横井亮太主将。スタンドでの声援が解禁。健康管理のため延長10回からタイブレークを導入。開会式は4年ぶりに全チームが球場内を1周。2回戦、徳島城東−東海大菅生は、今大会最少の12選手で臨んだ城東の女子マネジャー・永野悠菜さん(3年)が試合前のノッカーを務める。2回戦、常葉大菊川−専大松戸の2回裏の終了直後、電光掲示板にWBC日本優勝のお祝いメッセージが掲示される。2回戦、大分商業−作新学院戦は大分商業が帰塁の際のベース踏み忘れでアピールアウトによりゲームセット。WBC侍JAPANのペッパーミルを真似た行為が論議を醸す。2回戦、選抜50年ぶりとなる沖縄−北海道の対戦は沖縄尚学がクラーク国際を3-1で破り、選抜では北海道戦から初勝利。3回戦、大阪桐蔭−能代松陽は0-0のまま迎えた7回に大阪桐蔭がスリーバントスクイズで決勝の1点を挙げる。3回戦、東海大菅生−沖縄尚学は、沖縄尚学が6回2,3塁からスクイズ失敗後、3塁累上で2走者がアウトとなる珍事。報徳学園は3回戦の東邦、準々決勝の仙台育英と続けてサヨナラ勝ち。山梨学院がエース・林の6試合中4完投で山梨県勢として初の甲子園制覇。
主な選手 ◇クラーク国際:新岡歩輝(東北福祉大)・麻原草太・田中聖人・高木馴平・中村光琉(星槎道都大)・木幡一駿(東北工業大)・坂本劣陽(富士大)・安部政信・宇都尊陽(神奈川工大)・松下凛太(函館大)◇英明:下村健太郎(城西大)・中浦浩志朗・野口隼太郎・尾中亮太・大島陵翔(神戸学院大)・鈴木昊(2年)・松宏季・寿賀弘都(オリックス)・百々愛輝(2年)・神田晃成◇沖縄尚学:東恩納蒼(中大)・大城和平・仲田侑仁(広島)・佐野春斗(仙台大)・川満渚生(同大)・宮平良磨(大阪産業大)・玉那覇世生(東京情報大)・知花慎之助(駒大)・糸数幸輝(桜美林大)・儀部皓太朗(東京情報大)◇光:升田早人・福原将斗(2年)・奥村拓真・林大遥・丸次亮弥・田中春樹・岡本一颯・谷川忠幸(2年)・藤井啓輔・松中怜或◇広陵:尾響(2年)・只石貫太(2年)・真鍋慧(大阪商大)・松下水音(関西学院大)・谷本颯太(近大)・小林隼翔(立大)・中尾湊(北九州市立大)・田上夏衣(明大)・池本真人(NTT東日本)・倉重聡(法大)◇高崎健大高崎:小玉湧斗(法大)・箱山遥人(2年)・團之原樹(桜美林大)・森田光希(亜大)・狩野陸人(東北福祉大)・半田真太郎(明大)・森柊太(富士大)・増渕晟聖(神奈川大)・堀江大和・加藤達哉(中京大)◇高松商業:大室亮満(明大)・佐藤颯人・山本侑弥・佐藤瑞祇(神戸学院大)・横井亮太・中本翔真・村山由空(2年)・市ノ瀬夢蔵(2年)・久保慶太郎(関大)・大森健太郎(2年)◇高知:中嶋奏輔(広島経済大)・高木心寧(関西学院大)・山平統己(立正大)・西村侑真・福井翔英・門野結大(立正大)・木村星太朗・塚涼丞・黒岩宗征・井上聡太◇作新学院:川又楓・草野晃伸(東京国際大)・齋藤綾介(筑波大)・中島紀明(明治学院大)・武藤匠海(中大)・磯圭太(明大)・塙綸ノ亮(東日本国際大)・森風我・澤田秀翔(国際武道大)・中山湧水(東京国際大)
◇山梨学院:林謙吾(明大)・佐仲大輝(明大)・橋海翔(早大)・大森燦・伊藤光輝・進藤天(立大)・岳原陵河(三菱自動車岡崎)・星野泰輝(日大)・徳弘太陽(富士大)・中田有飛◇社:高橋大和(立命館大)・西垣琉空(2年)・水谷俊哉(天理大)・隈翼(天理大)・尾崎寛介(2年)・藤井竜之介(大阪産業大)・河関楓太(大阪体育大)・山本彪真・年綱皓(関西学院大)・杉本太一(天理大)◇常葉大菊川:久保綾哉(2年)・鈴木叶(ヤクルト)・佐藤稜太・岩ア匠悟(中京大)・平出奏翔・内山拓海(金沢学院大)・勝亦望向(2年)・鈴木徠空(2年)・辻樹人・内藤大輝(関東学院大)◇石橋:藤巻翔汰・横松誠也・近藤祐真・濱野晃太郎・山口響・M野晃太郎(筑波大)・亀井将広・大金莉久・稲葉玄・小林真大◇仙台育英:高橋煌稀(早大)・尾形樹人(早大)・齊藤敏哉・菅野圭汰(東北学院大)・寺田賢生(同大)・山田脩也(阪神)・佐藤涼太(東京国際大)・橋本航河(中大)・斎藤陽(仙台大)・湯田統真(明大)◇専大松戸:平野大地(専大)・吉田慶剛・広川陽大(中央学院大)・宮尾日向・大森准弥(専大)・小林大輝(明治学院大)・上迫田優介・渡辺翼(中央学院大)・太田遥斗・青野琉果(専大)◇大垣日大:山田渓太(立大)・北村琉翔・高橋慎(明大)・米津煌太(日大)・権田結輝(2年)・高川莉玖(2年)・山口直次郎(日大)・袴田好彦・岩本千空(中部大)・日比野翔太◇大阪桐蔭:前田悠伍(ソフトバンク)・南川幸輝(青学大)・佐藤夢樹(国学院大)・村本勇海(立大)・岸本真生(同大)・小川大地(法大)・山田太成(専大)・長沢元(駒大)・笹井知哉(日体大)・南恒誠(東洋大)◇大分商業:児玉迅(国学院大)・二宮力丸・羽田野颯未(駒大)・大道蓮・豊田顕・上田迅人・丸尾櫂人(西日本工業大)・渡邊公人・江口飛勇(大阪体育大)・飯田凜琥◇智辯和歌山:清水風太(龍谷大)・杉本颯太・中塚遥翔(慶大)・青山達史(青学大)・湯浅孝介(東海大)・小畑虎之介(大阪体育大)・多田羅浩大(東北福祉大)・濱口凌輔(福井工大)・古井浩汰(富士大)・石橋輝星(東洋大)
◇長崎海星:吉田翔・田川一心(日体大)・小鉢漣(福岡工大)・田中朔太郎(2年)・井坂陸翔・峯蒼一郎(北九州市立大)・平尾幸志郎・岩永大吾・角野夢才志(横浜商大)・野颯波◇長崎日大:廣田樹大・豊田喜一(明大)・中野楓麻(福岡工大)・栗山由雅・平岩悠生(福岡工大)・下坂聖磨・坂本直隆・平尾大和・松本健人・内藤大空(横浜商大)◇鳥取城北:新庄空(日大)・河西華槻(大阪商大)・湯口和秀(国際武道大)・山本迅斗(東日本国際大)・三輪歩夢・前田拓来・山戸敦史・原田颯太(東海大)・大森昊(大阪産業大)・村山龍成(亜大)◇東海大菅生:日當直喜(楽天)・北島蒼大(日体大)・高橋玄樹・大舛凌央(白鴎大)・新井瑛喜(東京農大)・門間丈(日体大)・渡部奏楽・酒井駿輔(亜大)・沼澤梁成・宮澤宏耶◇東邦:宮國凌空(オリックス)・南出玲丘人・石川瑛貴(東海大)・中村騎士(法大)・真辺麗生(駒大)・藤田悠矢(中部大)・中西照(愛知大)・上田耕晟(立正大)・岡本昇磨(立大)・山北一颯(国学院大)◇東北:ハッブス大起(ENEOS)・日隈翔弥(国士舘大)・山田翔琶(東北工業大)・金子和志(国学院大)・佐藤響(大東文化大)・平沢快留(神奈川大)・伊達一也・渡辺成汰(東北工業大)・佐藤玲磨(東北工業大)・秋本羚冴(バイタルネット)◇徳島城東:清重登揮・森本凱斗・来福奏登(2年)・長谷鴻志郎(2年)・谷口昊汰朗(2年)・吉田優・岡一成(2年)・加統蒼眞・白川大地・浦野拓実◇敦賀気比:辻晶太(日大)・柏木勇樹・佐伯大優(徳島インディゴソックス)・酒井健太(関西学院大)・高見澤郁魅(横浜)・伊藤剛志(東京農大)・浜野孝教(同大)・村瀬仁(大阪学院大)・友田泰成(名城大)・桶谷司(横浜商大)◇二松学舎大付属:重川創思(東京国際大)・押切康太郎(日大)・片井海斗(2年)・柴田壮太朗・日笠礼凰・中川龍斗・大矢青葉(桜美林大)・毛利拓真(桐蔭横浜大)・五十嵐将斗(2年)・前田彩翔(鶴見大)◇能代松陽:森岡大智・柴田大翔・倉田歳・大高有生・斎藤舜介・保坂大悟・虻川颯汰(函館大)・淡路建司(函館大)・佐々木陸仁・阿部昊心(2年)
◇彦根総合:野下陽祐(仏教大)・森田櫂・樋口律・徳村光希・上田大地(仏教大)・田代奏仁・坂元幸大・武元駿希(龍谷大)・佐藤哉斗・勝田新一朗(立命館大)◇氷見:青野拓海(楽天)・大澤祥吾・能坂和輝・伊尾海遼・尾山太一・西川晃成・橋本瑛信・松井康祐・正水海成・蔵田颯翔◇報徳学園:盛田智矢(青学大)・堀柊那(オリックス)・辻田剛暉(駒大)・林純司(慶大)・宮本青空(関大)・竹内颯平(神戸学院大)・山増達也(関西学院大)・岩本聖冬生(近大)・石野蓮授(国学院大)・今朝丸裕喜(2年)◇北陸:友廣陸(筑波大)・平田海智・野路也真斗(神奈川大)・児玉知駿・谷嵜朋史(2年)・中浦進優・小矢宙歌(2年)・小南亮太(奈良学園大)・水野伸星(2年)・笹井多輝◇履正社:福田幸之介(中日)・坂根葉矢斗(国学院大)・小川輝(大阪体育大)・森一功(関西学院大)・森田大翔(帝京大)・森澤拓海・西田大志(京都産業大)・西稜太(東海大)・元木翔大(東海大)・今仲巧(東北福祉大)◇龍谷大平安:纃]駿成・松浦玄士(西日本工業大)・平中清太郎・廣田和希・八鳥煌紀(東北福祉大)・山口翔梧(青学大)・稲内熙哉(龍谷大)・白石力翔・山下慶士(近大)・伊禮徳風◇慶応:松井喜一(慶大)・渡辺憩(慶大)・延末藍太(慶大)・大村昊澄(慶大)・渡辺千之亮(慶大)・八木陽(慶大)・福井直睦(慶大)・丸田湊斗(慶大)・加藤右悟(2年)・小宅雅己(2年)

2023年夏 慶応

出場回数 5年ぶり19回目(東京都からの出場回数を含む)
主な選手 (1)小宅雅己(2年) (2)渡辺憩(慶大) (3)延末藍太(慶大) (4)大村昊澄(慶大) (5)福井直睦(慶大) (6)八木陽(慶大) (7)渡辺千之亮(慶大) (8)丸田湊斗(慶大) (9)加藤右悟(2年)
対戦成績 2回戦9-4北陸
北陸 0 0 0 0 0 0 0 0 4 4
慶応 1 1 3 2 2 0 0 0 X 9
2023n1.bmp 1回裏、遊ゴロ内野安打で出塁した丸田が二盗を試みた際、送球が逸れて三進。4番加藤が左前打で丸田を迎え入れ先制点。2回裏1死から渡辺憩、大村、小宅が3連打で満塁となり、続く丸田が死球で1点を追加。3回裏、先頭の加藤が四球、延末が左前打で1,2塁。福井は三振に倒れるが渡辺憩が左前打で加藤が帰り1点を追加。続く大村が遊ゴロ敵失で満塁となり、小宅の遊ゴロの間に三走が帰り1点。さらに丸田の中前打でこの回3点目を挙げる。4回裏、四球で出塁した渡辺千を1塁に置き、4番・加藤が左翼線2塁打で1点を追加。北陸は投手をエース・友広に交替。無死2塁で延末は三振に倒れるが、続く福井の左翼線2塁打でさらに1点を追加。5回裏、先頭の小宅が右翼線2塁打。続く丸田は1ゴロエラーで出塁するが盗塁を試み失敗。続く八木が四球で1死1,3塁から、渡辺千が右中間を破る2塁打で2点を追加。9-0とリードを拡げる。9回表、慶応は3番手・松井が登板。先頭の平田に中前打を打たれ、小矢が三振、児玉が四球、山根が1ゴロで2死2,3塁。続く代打・宮脇の左前打を左翼手が逸らし、走者2人が生還。宮脇は3塁を陥れる。さらに投手・友廣に左翼席へ運ばれ、最終回に4点を失う。相手投手:竹田海士(2年)−友広陸(筑波大)。
3回戦6-3広陵
慶応 2 0 1 0 0 0 0 0 0 3 6
広陵 0 0 1 0 0 1 1 0 0 0 3
2023n2.bmp 1回表、四球で出塁した丸田が暴投で二進。八木は犠打失敗となるが丸田が三盗を決め1死3塁。渡辺千が三振の後、加藤が四球で1,3塁。さらに暴投で2,3塁から延末が左前適時打で2点を先制。3回表、八木が四球で出塁し、渡辺千が左前打で1,2塁に。加藤が送って1死2,3塁の好機から延末の2ゴロの間に八木が帰り1点を追加。3回裏、広陵は1死から谷本が中越え2塁打。注目の真鍋が三振の後、小林が左前安打で1点を返す。6回裏、広陵は先頭の高橋が左翼線2塁打。濱本が送って1死3塁から高尾がセーフティスクイズを試みるが3塁走者は動けず。2死となり続く松下は右前へ適時打で3走が帰り、さらに1点を返す。7回裏、慶応は投手を鈴木佳門(2年)に交替。広陵は1死から真鍋の中前打、小林の右中間2塁打で1死2,3塁。続く只石の遊ゴロで3走が帰り遂に3-3の同点に追いつく。慶応は途中から立ち直った広陵のエース・高尾に抑えられ3-3のままタイブレークに突入。10回表、丸田が強硬策で右前に弾き返し無死満塁。続く八木は左飛に倒れるが、渡辺千の2ゴロを2塁手が処理を誤り、三走が帰って1点。さらに満塁のチャンスが続き、加藤は2飛で2死となるが、続く延末が右前打で2者を迎え入れ、この回決定的な3点を挙げる。10回裏は9回から代わった松井が3三振を奪い、広陵を無得点に抑える。慶応の延長戦勝利は1920年以来103年ぶり。相手投手:高尾響(2年)。
準々決勝7-2沖縄尚学
慶応 0 0 0 0 0 6 1 0 0 7
沖縄尚学 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2
2023n4.bmp 慶応は鈴木佳門、沖縄は防御率0.5の東恩納が先発。両チーム無得点で迎えた4回裏、沖縄は先頭の佐野が右前打で出塁。玉那覇が送って1死2塁から、4番・仲田が左翼席に運ぶ2ラン本塁打で2点を先制。6回表、先頭の代打・清原は投ゴロに倒れ1死となるが、続く丸田が右翼線を破る2塁打。八木も左前打で続き、渡辺千が四球で満塁に。続く4番・加藤は初球を捉え、左中間に走者一掃の2塁打を放ち逆転に成功。続く延末の右前打で加藤が帰り、打球を右翼手が逸らす間に延末は3塁を陥れる。さらに渡辺憩の右越え2塁打で延末が帰り5点目。沖縄は好投の東恩納から儀部に交替。続く福井は代わったばかりの儀部から右翼線を破る安打で渡辺憩を返し、この回一挙6点を挙げる。7回表、先頭の丸田が左中間を破り、俊足を生かして3塁へ。八木が遊飛、渡辺千が右飛で2死となるが、次打者・加藤の時、相手投手の暴投で1点を追加。慶応は6回以降、松井、小宅の投手リレーで反撃を断つ。相手投手:東恩納蒼(中大)−儀部皓太朗(東京情報大)−伊波慶治朗(神奈川大)−照屋希空(久留米工業大)。
準決勝2-0土浦日大
土浦日大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
慶応 0 1 0 0 1 0 0 0 X 2
2023n5.bmp 先発は小宅。1回裏、丸田の四球から八木の左前打、相手投手の暴投で無死2,3塁と先制の好機を迎えるが、後続が断ち切られ2者残塁。2回裏、1死から福井が左前打で出塁。大村が送って2死2塁から、続く小宅の中越え2塁打で1点を先制する。3回裏、先頭打者・八木が右前打で出塁し、2死3塁となったところで土浦は先発・伊藤から藤本にリレー。藤本が延末を右飛に抑え無得点。5回裏、小宅の左前打、丸田の中前打と続き、八木が送って1死2、3塁。続く渡辺千は2ゴロで三走・小宅が本塁憤死。2死1,3塁となり、1走・渡辺の盗塁と加藤の四球で満塁となるが、続く延末が三振に打ち取られ無得点。6回裏、先頭の渡辺憩が左越え2塁打で出塁。福井か送って1死3塁から、続く大村はスクイズファウルの後、中前に弾き返し、渡辺が帰って貴重な追加点を挙げる。慶応は7回裏にも1死1,3塁から加藤がスクイズ失敗で併殺になるなど、苦しい展開となるが、小宅の制球が冴え、自身地方大会を通じ初めての完封勝利。相手投手:伊藤彩斗(明大)−藤本士生(国学院大)。
決勝8-2仙台育英
慶応 2 1 0 0 5 0 0 0 0 8
仙台育英 0 1 1 0 0 0 0 0 0 2
2023n6.bmp 仙台育英は背番号10の湯田統真、慶応は2年生左腕の鈴木佳門が先発。1回表、先頭打者・丸田が右翼席へ先頭打者本塁打。さらに1死から渡辺憩が左前打で出塁し、この日4番に上がった延末も四球で1,2塁に。加藤は左飛球に倒れるが、続く渡辺千の飛球は中堅の前に落ち、2走の渡辺憩が帰って2点目を挙げる。2回表、四球で出塁した大村を鈴木が送って1死2塁。続く丸田の右前適時打で大村が帰り3点目。2回裏、育英は斎藤の中前打、尾形の右翼線2塁打と続き、無死2,3塁に。鈴木は三振に討ち取るが、続く住石の2ゴロの間に3走が帰り1点を返す。3回裏、育英は登藤が死球で出塁し、橋本が遊ゴロ送球エラーで2進し2,3塁。1死の後、湯浅の3ゴロで3走が三本間で挟殺され、その間に打者が2進し2死2,3塁に。次打者・斎藤に対し鈴木の投球が暴投となり3走が帰り1点を献上。1点差となった5回表、育英は背番号1の高橋を投入。先頭の延末が2塁内野安打で出塁。加藤が中飛、渡辺千が三振で2死1塁となるが、続く福井が左翼線2塁打で延末が帰り1点。さらに大村が四球で2死1,2塁から、代打・安達の左前ポテンヒットで福井が帰り1点。福井が2進し2死2,3塁の好機から、続く丸田の打球は平凡な飛球となるが、育英の左翼手と中堅手が交錯して落球し2点を追加。さらに2塁に丸田を置いて、八木が右前打を放ち、相手右翼手の失策も絡み丸田がホームイン。この回、2死から5点を挙げる。慶応は6点リードで5回からエース・小宅を投入。小宅は制球良く、5回を4安打無得点に抑える。相手投手:湯田統真(明大)−高橋煌稀(早大)−田中優飛(立大)。
甲子園決勝戦慶応8-2仙台育英 2年連続の全国制覇が懸る仙台育英と第2回大会以来107年ぶりの頂点を狙う慶応の対戦。準決勝まで歴代4位タイの甲子園通算23安打を放っている育英の橋本と、同じく23イニングを投げ防御率0.78の慶応の2年生エース小宅に注目が集まる。慶応は三塁側アルプスだけでなく三塁側内野席、左翼外野席まで埋め尽くした大応援団。試合は慶応・丸田が大会史上初となる先頭打者ホームランを放つなど初回に2点を先制。2回にも丸田の適時2塁打でリードを広げる。5回には福井の適時2塁打などで一挙5得点と育英を突き放し、その裏から登板したエース・小宅も相手打線に付け入る隙を与えず、慶応が全国3486校の頂点に立つ。投手:鈴木佳門(2年)・小宅雅己(2年)−湯田・高橋・田中。
《慶応の戦績》慶応9-4北陸/慶応6-3広陵/慶応7-2沖縄尚学/慶応2-0土浦日大/慶応8-2仙台育英
出来事 熱中症対策として5回終了時にクーリングタイムを設ける。甲子園のベンチ入りメンバーを20人に拡大。選手宣誓は初出場・高知中央の西岡悠慎主将。開会式で山崎育三郎が大会歌“栄冠は君に輝く”を独唱。1回戦初日は開幕ゲームがタイブレークとなり、土浦日大戦が上田西を破る。前年度優勝校・仙台育英と浦和学院が対戦。両軍合わせて28得点37安打で4時間を超える熱闘に。公立高校がベスト16で全て消える。3回戦、専大松戸−土浦日大戦で新幹線の遅れにより専大松戸の応援団が到着できず。3回戦、慶応と広陵が甲子園で94年ぶりの対戦。近畿勢がベスト8で全て消え、東北勢が史上初となる3校ベスト8入り。おかやま山陽が日大山形、大垣日大、日大三の日大系列校に3連勝。慶応の第2回大会以来107年ぶりの優勝は、作新学院が2016年に優勝した際の54年ぶりを上回る優勝の最大ブランク。
主な選手 ◇いなべ総合:田陽聖・平野寛大・村上陽琉・辻愛士・山根塁斗・石垣諒馬(日体大)・伊藤竜聖(2年)・梨本梢太・堂上陸翔(日体大)・水野陸翔(名城大)◇おかやま山陽:井川駿(近大)・土井研照(金沢学院大)・飯田大貴・藤井潤政・丸田昂典(東日本国際大)・渡辺颯人(広島経済大)・入江航平・山ア徠夢・湯浅健太郎・西野彰人◇クラーク国際:新岡歩輝(東北福祉大)・麻原草太・中村光琉(星槎道都大)・高木馴平・吉田暁登・松下凛太(函館大)・宇都尊陽(神奈川工大)・安部政信・木幡一駿(東北工業大)・田中聖人
◇ノースアジア大明桜:難波佑聖・吉川新汰・前田幸輝(東京農大オホーツク)・土田亮太・吉野鈴之助(大阪商大)・猪原空駈斗(天理大)・松橋日々生(東北福祉大)・篠崎拓真・加藤世渚・川口龍馬◇愛工大名電:笹尾日々喜(立命館大)・秋葉奨太(専大)・中村咲斗(亜大)・金森洸喜(関大)・加藤蒼惟(横浜商大)・河田凌太郎(明大)・小島雄飛・角大和(武蔵大)・寺田純平・岡村海音(中部大)◇宇部鴻城:浅田真樹・岡本壮矢・小林直也・山口明士(帝京大)・谷口飛球・大川快龍(拓大)・岡本翔(金沢学院大)・本歩夢・笹木天翔・吉村凌河(広島経済大)◇浦和学院:鈴木夕稀(拓大)・篠塚大雅(日大)・田中樹人(日体大)・伊藤充輝(東洋大)・大津怜士(上武大)・阿部啓太(上武大)・小林聖周(日体大)・江口英寿(立正大)・喜屋武夢咲(上武大)・渡辺聡之介(明大)◇英明:下村健太郎(城西大)・中浦浩志朗・大島陵翔(神戸学院大)・尾中亮太・清家準(2年)・鈴木昊(2年)・百々愛輝(2年)・寿賀弘都(オリックス)・平見歩舞(2年)・神田晃成◇沖縄尚学:東恩納蒼(中大)・大城和平・仲田侑仁(広島)・佐野春斗(仙台大)・川満渚生(同大)・宮平良磨(大阪産業大)・玉那覇世生(東京情報大)・知花慎之助(駒大)・糸数幸輝(桜美林大)・儀部皓太朗(東京情報大)◇花巻東:北條慎治(青学大)・小林然・佐々木麟太郎・千葉柚樹(筑波大)・堀川琉空・熊谷陸(法大)・中嶋禅京・広内駿汰・今野憲伸(関東学院大)・阿部颯太◇宮崎学園:河野伸一朗(2年)・丸山遥音・田口周(武蔵大)・中村勇貴・齋藤崚雅(福岡工大)・浦田翔夢・図師朋弥(西日本工業大)・浦田夢剣(日本経済大)・川越魁斗・渡邊隼人◇共栄学園:茂呂潤乃介・菊池虎志朗・牟田口逸佳(2年)・横田優生・前田幸毅・笹本裕樹・早川飛翔(2年)・上村陽大・生田琢真・田嶋勇斗(2年)◇近江:宮川陽輝(天理大)・塚脇柊太(大阪商大)・山田修斗・中川慶信・中村駿介(2年)・横田悟(国学院大)・平井諒・小竹雅斗(神戸学院大)・清谷大輔(東海大)・西山恒誠(2年)
◇九州国際大付属:田端竜也(2年)・下川蓮太郎(八戸学院大)・佐倉?史朗(ソフトバンク)・白井賢太郎(東北福祉大)・浅嶋大和(東洋大)・隠塚悠(九州共立大)・木部涼雅(西日本工業大)・山口修平(東京農大)・内村颯人(西日本工業大)・徳永流生(八戸学院大)◇広陵:尾響(2年)・只石貫太(2年)・真鍋慧(大阪商大)・松下水音(関西学院大)・谷本颯太(近大)・小林隼翔(立大)・高橋陽大・田上夏衣(明大)・池本真人(NTT東日本)・倉重聡(法大)◇高知中央:高橋秀斗・越智大地・堅田紘可(横浜商大)・辻昂希(大阪産業大)・奥田誠絆・鳴川北斗(広島経済大)・副島宏公・吉岡健汰・西岡悠慎・堀内幸志郎◇市立和歌山:栗谷星翔(関大)・麹家桜介(2年)・大江陸斗(福井工大)・熊本和真(大阪体育大)・田嶋優汰(天理大)・大路隼平・原田大暉(大阪産業大)・宇治田隼士(2年)・藤井新・小野莞都(京都産業大)◇社:高橋大和(立命館大)・西垣琉空(2年)・水谷俊哉(天理大)・隈翼(天理大)・合田華都・藤井竜之介(大阪産業大)・河関楓太(大阪体育大)・山本彪真・年綱皓(関西学院大)・福田海晴(2年)◇上田西:権田成也(名城大)・岩下俊輔(2年)・井出涼太・小林遼太郎(神奈川大)・片平結絆・横山聖哉(オリックス)・中村太軌・黒岩大都・木次志颯・服部朔矢◇神村学園:松永優斗(神奈川大)・松尾大悟(東京国際大)・今岡歩夢(金沢学院大)・松尾龍樹(西日本工業大)・岩下吏玖(2年)・藤田侑駿(2年)・松元涼馬(城西国際大)・上川床勇希(2年)・中尾仁(西日本工業大)・黒木陽琉(亜大)◇星稜:武内涼太(ロッテ)・近藤真亜久(国学院大)・萩颯太(日体大)・服部翔(慶大)・萩原獅士(2年)・斉賀壱成(駒大)・上田純大・中園魁斗・小川隆太郎(神奈川大)・中山敦(中京大)◇聖光学院:安齋叶悟・杉山由朗(上武大)・樽川遥人・西本颯汰(武蔵大)・片山孝(武蔵大)・高中一樹(東洋大)・緑川竣風(城西大)・三好元気(立正大)・松尾学武(中央学院大)・星名竜真◇仙台育英:高橋煌稀(早大)・尾形樹人(早大)・齋藤敏哉(東京国際大)・住石孝雄(専大)・田中優飛(立大)・山田脩也(阪神)・徳井仁一朗(天理大)・橋本航河(中大)・齋藤陽・湯田統真(明大)
◇専大松戸:平野大地(専大)・吉田慶剛・広川陽大(中央学院大)・宮尾日向・大森准弥(専大)・小林大輝(明治学院大)・上迫田優介・渡辺翼(中央学院大)・太田遥斗・青野琉果(専大)◇川之江:山内太暉(神奈川大)・鈴木愛矢・合田慶太朗(関西学院大)・近藤大斗・奥村大翔・真鍋颯・長見知有(大阪体育大)・平石東志(明星大)・三好翔斗(大阪体育大)・岡田星玲(大阪学院大)◇前橋商業:坂部羽汰(国士舘大)・宮西大和・金子蒼生・岡澤拓郎(東京国際大)・渡辺奏磨・真藤允宗(白鴎大)・竹川菖悟・斎藤隼(白鴎大)・遠山太陽(国士舘大)・須田湧貴◇創成館:福盛大和(専大)・山下真ノ介(日本製鉄九州大分)・中村怜士朗・下川優・松ア誠人(九州共立大)・川ア統馬・伊藤悠稀・永本翔規(日産自動車九州)・東壱星・小野隼平(東北福祉大)◇大垣日大:山田渓太(立大)・高橋慎(明大)・日比野翔太・米津煌太(日大)・権田結輝(2年)・川莉玖(2年)・岩本千空(中部大)・袴田好彦・山口直次郎(日大)・矢野海翔◇智辯学園:中山優月(大阪商大)・高良鷹二郎(近大)・池下春道(仏教大)・山崎漣音(大阪商大)・今崎大秦(関西学院大)・近江貫太(大阪経済大)・川原崎太一(日大)・山家拓斗(龍谷大)・松本大輝(東北福祉大)・藤田健人(仏教大)◇鳥取商業:山根汰三(日体大)・岡垣昂佑(愛媛マンダリンパイレーツ)・梅宮哉芽・段田頼輝(2年)・木下晴輝・羽根勘太・石見秀太(1年)・金山将大・青木一真(2年)・山下佳佑◇鳥栖工業:古沢蓮・松延晶音・藤田陽斗・鐘ケ江瑠斗・松尾明芳・天本陽晴(2年)・林航海(2年)・高陽章・戸塚廉・松延響(1年)◇土浦日大:藤本士生(国学院大)・塚原歩生真(立正大)・松田陽斗・小森勇凛(法大)・鈴木大和・後藤陽人(亜大)・太刀川幸輝(明治学院大)・香取蒼太(日大)・大井駿一郎(2年)・伊藤彩斗(明大)◇東海大熊本星翔:玉木稜真(専大)・藤井風伍・川道樹・加地俊介・渡嘉敷篤弘(2年)・百崎蒼生(阪神)・平太令馬(大阪学院大)・新美元基・木本理久(福岡工大)・内田駿
◇東海大甲府:長崎義仁(国際武道大)・中俣光陽(東海大)・立石怜久(東海大)・小日向魁源(2年)・早坂慶士(横浜商大)・中橋優郁(中部大)・小笠原蛍(横浜商大)・兼松実杜(東海大)・窪田龍大(武蔵大)・木村元陽(中部大)◇東京学館新潟:涌井陽斗・八幡康生(白鴎大)・遠藤蒼太・宮嶋幹人・近藤颯斗・中町龍之介(日本経済大)・佐藤明日葵・渋川優希・須貝悠太(中部大)・込山優気◇徳島商業:森煌誠(NTT東日本)・真鍋成憧・下川鏡・横手亮汰(2年)・吉田大馳(2年)・田村太一(神戸学院大)・高木大地(2年)・大賀一徹(明治学院大)・森口圭太(拓大)・上地一平◇日大三:安田虎汰郎(早大)・大賀一徹(明治学院大)・岡村颯大(城西大)・古賀也真人(国学院大)・二宮士(立正大)・森山太陽(日大)・針金侑良(桜美林大)・池内仁海(帝京大)・佐々木純太郎(桜美林大)・柴崎翼(早大)◇日大山形:菅井颯(法大)・高橋直叶(2年)・小野彰太郎・笹大夏(2年)・鈴木一槙(東北公益文科大)・浅野隼人(2年)・大海斗・清野隆之輔(2年)・井上陽太(神奈川工大)・今田歩希◇八戸学院光星:洗平比呂(2年)・藤原天斗(東北福祉大)・藤原天斗(東北福祉大)・西尾太晴・池田優斗(天理大)・中澤恒貴(ソフトバンク)・青木虎仁・氏家優稀飛(石巻専修大)・長谷陸翔(東北福祉大)・舟橋聖七(関東学院大)◇浜松開誠館:近藤愛斗(三菱自動車岡崎)・新妻恭介(中大)・加藤蔵乃介(2年)・鈴木爽愛・大迫翔輔(2年)・吉松礼翔(龍谷大)・広崎漣(専大)・深谷哲平(立正大)・本多駿・内木喜斗◇富山商業:上田海翔・鶴田尚冴(2年)・白ア透哉・白木球二・福田敦士(2年)・竹田哩久・堀山時和・足谷蒼太・竹内大空真(金沢学院大)・秋田幹太◇文星芸大付属:渋谷優希(東京農大)・黒崎翔太(上武大)・小林優太(国士舘大)・曽我雄斗(上武大)・梅山浩輝・大塚和央・江田修(城西大)・篠崎景琥・山田匠・工藤逞(横浜商大)◇北海:岡田彗斗(日本製鉄室蘭シャークス)・大石広那(2年)・熊谷陽輝(中大)・今北孝晟(仙台大)・関辰之助・幌村魅影(2年)・長内陽大・堀田晄大(中大)・中川翔也(星槎道都大)・橋本理央
◇北陸:友広陸(筑波大)・平田海智・山根慎之介・児玉知駿・谷崎朋史(2年)・中浦進優・小矢宙歌(2年)・小南亮太(奈良学園大)・水野伸星(2年)・川上将大(金沢学院大)◇明豊:中山敬斗(日大)・義経豪(日大)・東家迅(富士大)・高橋佑弥・柴田廉之助(立命館大)・西川昇太(専大)・木下季音・西村元希(立正大)・喜屋武拓真(日体大)・森山塁◇履正社:増田壮(近大)・坂根葉矢斗(国学院大)・小川輝(大阪体育大)・只石琉人(天理大)・森田大翔(帝京大)・森沢拓海(青学大)・西田大志(京都産業大)・西稜太(東海大)・元木翔大(東海大)・福田幸之介(中日)◇立正大淞南:日野勇吹(天理大)・勝部友悠(2年)・山下羅馬・大舘太陽(2年)・山本彪・儀間来生(2年)・竹内昴航・酒井柊伍・坂川尚仁・木下仁◇立命館宇治:十川奨己(2年)・伊東航(立命館大)・稲葉康誠(立命館大)・萩原大智・神農翔多(立命館大)・塚本遵平(立命館大)・井上将徳・市村祐樹・築山隆翔(立命館大)・北川陸翔(立命館大)
県大会決勝戦慶応6-5横浜
慶応 0 0 2 0 0 1 0 0 3 6
横浜 0 0 0 0 1 3 1 0 0 5
2023k.bmp 1回裏、横浜は先頭の緒方と3番・椎木の安打で1死1,3塁のチャンスを作るが4番・栗山が遊飛、5番・阿部が投ゴロに倒れ無得点。3回表 慶応は先頭の渡辺が三塁手の敵失で出塁し、小宅の犠打で1死2塁とすると、続く丸田が左中間を破り1点を先制。さらに八木が中犠飛で三走が生還し2点目を挙げる。 4回表、慶応は中安打で出塁した延末が2死1,3塁の場面で本盗を試みるが投手・杉山の冷静な判断で本塁憤死。 6回表、慶応は延末が右前打で出塁。1死から大村の犠打が2塁手の失策を呼び1死1,3塁とチャンスを広げると、続く渡辺憩の右犠飛で三走が帰り1点を追加。3-0とする。5回裏、横浜は先頭の6番・萩が左翼席に本塁打で1点を返す。6回裏、横浜は緒方が三振の後、上田が四球、椎木が死球で1死1,3塁から途中出場の4番・小泉が右前打でまず1点。さらに阿部の遊ゴロの間に三走が生還し同点とすると、萩が敬遠で2死1,3塁から杉山が左越二塁打を放ち遂に逆転に成功する。7回裏、横浜は先頭の9番・峯が右翼席上段にソロ本塁打で2点差とし、慶応は投手を鈴木佳門に交代。横浜2点リードで迎えた9回表、慶応は先頭の代打・安達が左前打で出塁。続く丸田の二ゴロで横浜は併殺を狙うが、遊撃手・緒方の2塁タッチが認められず、無死一、二塁に。続く八木の犠打で1死2,3塁とすると、続く渡邉千が気落ちした杉山から左翼席に逆転の3点本塁打を放ち勝利を決定づける。投手:小宅雅己(2年)・鈴木佳門・松井喜一−杉山遙希。
出来事 167校(うち合同5チーム)が参加。選手宣誓は荏田高校の那須幸矢主将。開会式を夕方4時から開始。国旗、大会旗の先導役を抽選で選出。横浜スタジアム桐光学園―横須賀大津の開幕戦で、球審を女性審判員の岩男香澄さんが務める。横須賀スタジアムの開幕戦で元川崎市立工業の荒金寿郎さん(96)が始球式を務める。3回戦、厚木−藤沢翔陵は双方満塁本塁打の打ち合いで藤沢翔陵が勝利。ノーシードの舞岡が築井泰成の7日間457球の力投で創部初のベスト16入り。その他公立では湘南、市ヶ尾がベスト16に進出。横浜商業が25年ぶりベスト4入り。準決勝2試合が共にコールドゲーム。東海大相模は慶応に7年ぶりのコールド負け。決勝戦の最終回、横浜・緒方の2塁封殺プレーがベースタッチしていないと判断され、その後、逆転3ランにつながったことから、勝敗を分けた審判としてSNS上で議論を醸す。
《準々決勝以上の結果》
[準決勝]慶応12-1東海大相模/横浜12-2横浜商業
[準々決勝]慶応7-2横浜創学館/東海大相模4-1桐光学園/横浜5-0相洋/横浜商業3-2日大藤沢
主な選手 ◇慶応:小宅雅己(2年)・渡辺憩(慶大)・延末藍太(慶大)・大村昊澄(慶大)・加藤右悟(2年)・八木陽(慶大)・福井直睦(慶大)・丸田湊斗(慶大)・渡辺千之亮(慶大)・松井喜一(慶大)◇アレセイア湘南:田中大夢(桜美林大)◇伊志田:西ヶ谷琉太◇横須賀総合:鈴木淳平◇横浜:杉山遙希(西武)・緒方漣(国学院大)・小坂悦義(上武大)・荻原晴(拓大)・椎木卿五(2年)・上田大誠・小泉卓哉・萩宗久(明大)・鈴木楓汰(日本製紙石巻)・山崎隆之介(法大)◇横浜サイエンスフロンティア:瀬谷颯亜◇横浜商業:畔上幸・小幡一誠(東京農大)・鈴木健史・三枝木帆斗・笠原凪翔・川又隆之介(桐蔭横浜大)・河野翔大(関東学院大)・風本駿・佐藤伶太(上武大)・田口廉(青森大)◇横浜商大:磯貝駿之介(2年)・田中健二郎(桐蔭横浜大)・福島永久(横浜商大)・山道翔太(横浜商大)◇横浜翠陵:三島伸彦◇横浜瀬谷:後藤洸人(明治学院大)◇横浜創学館:山越航輝(関東学院大)・小室壮真(関東学院大)・菊地政時(拓大)・今井大輔(青森大)・武井大晟(青森大)・二馬拓海(鶴見大)・佐藤勝大(鶴見大)・宇野優吾(鶴見大)・稲田康生・塚原釉哉(函館大)◇横浜南陵:長南輝樹(明治学院大)◇横浜隼人:久保風仁(神奈川大)・高橋駿介(関東学院大)・菊池唯仁(国士舘大)・石橋飛和(立正大)・嬉野俊介(桜美林大)・山口喜貴(亜大)・新井陽晴・松江孝太朗(鶴見大)・関水輝(神奈川工大)・大八木奨真(横浜商大)◇鎌倉学園:面本和輝(2年)・北野雄大・若松虎太朗・福島良太(立大)・武井仙太郎(中大)◇桐蔭学園:中野竣介(明大)・山本快(桐蔭横浜大)・小林幹季(桜美林大)・影山智紀(同大)・長浜達己(日体大)・米倉凜(中大)・池上隆人(東京国際大)・野本蓮平(武蔵大)・遠藤健人(武蔵大)◇桐光学園:森駿太・中村優太(2年)・矢竹開(2年)・磯貝一斗・野村柊吾・中平陽翔(立正大)・工藤康心(桜美林大)・綾部壮一郎・長津伸之介(関西学院大)・伊藤丈朗(明大)◇慶応藤沢:垣空逢(慶大)◇戸塚:加藤康介(明治学院大)◇光明相模原:エゼジョサイヤ礼(上武大)◇厚木:田中歩武・森下翔・安永圭杜・岸優希・井ノ川遼(2年)・堺柊成・矢崎教大◇厚木北:阿部龍之介(神奈川工大)◇向上:武富航佑(駒大)・津嘉山大礎(神奈川工大)・飯田碧斗(横浜商大)◇三浦学苑:米田昂太(帝京大)・金井陽希(横浜商大)・渡邊武尊(鶴見大)・直泰駕(城西国際大)・松本伊織(平成国際大)◇市ヶ尾:松本大馳・杉田周一郎・木澤卓也・堀川爽馬・高槻琉聖・古川太陽(2年)◇湘南:鈴木雄飛(2年)・豊原拓弥・中島悠斗◇湘南学院:藤枝幸祐(神奈川工大)・蔵並頼人(神奈川工大)◇湘南工大付属:平野陽大(神奈川工大)・府川葵維(神奈川工大)◇星槎国際湘南:佐藤海翔(神奈川工大)・大川純平(桐蔭横浜大)・門間健太(星槎道都大)・姜亜秀(桐蔭横浜大)◇川崎工科:楠田翔世(神奈川工大)◇相模原:佐藤航成(筑波大)・小林理瑛(筑波大)◇相模原城山:岡部琉聖・浅井琉久◇相模原中等教育:小南彰悟◇相模原弥栄:角方琉音・高橋翔吾(神奈川工大)・安藤成雄(明治学院大)・千田優成(明治学院大)◇相洋:渡辺怜斗(駒大)・土屋晴聖・小西逸輝(桜美林大)・永野悟史(城西大)・大場智仁・中島翔人・中澤想太(東京国際大)・川嶋大輝(上武大)・本多立幹(桐蔭横浜大)・高麗勇輝(桐蔭横浜大)◇鶴嶺:上川洋瑛◇東海大相模:山内教輔(東洋大)・安達琉希(明治学院大)・板垣拓心(東海大)・松本ジョセフ(東海大)・持丸春聡・子安秀弥(中大)・及川将吾(亜大)・高橋侑雅・高清水彗吾・渡辺優斗(白鴎大)◇藤沢西:古谷太吾(明治学院大)◇藤沢翔陵:鍵渡大潮(東北公益文科大)・梅沢蒼空(桐蔭横浜大)・勝呂勇哉(東北公益文科大)・福田京佳(東北公益文科大)◇藤嶺藤沢:加藤央祐・根岸大和(桜美林大)・宮沢陽太(神奈川大)・菅原啓一朗(横浜商大)・岩ア琳平(明治学院大)・木下湧斗(鶴見大)◇日大:永谷陽(日大)◇日大藤沢:斎藤優汰・半田南十・牧原寛汰(青森大)・田上優弥(巨人)・杉山大和(国際武道大)・佐藤快司・坂本羽海(上武大)・桜井結太(神奈川工大)・湯田広大(神奈川工大)・中里柾斗(亜大)◇武相:武岡朝飛(青森大)・山ノ内俊亮(亜大)・布川夢人(東北福祉大)・伊芸光佑(桐蔭横浜大)・永嶋心太郎(八戸学院大)・古沢廉(平成国際大)◇舞岡:築井泰成・飯田真平◇平塚学園:駒井秀成(横浜商大)・小原昇羽(青森大)・石井瞭成(明星大)◇平塚湘風:遠藤真斗・山本紅史朗◇立花学園:三浦颯太・竹下友喜・福澤真優・佐藤里薫(神奈川工大)・福沢真優(日体大)・関水悠真(明治学院大)・鈴木優雅(国際武道大)


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