1 事前の準備
(1)ヒアリング
新郎・新婦から披露宴の趣向やスピーチの順番などの説明を受けます。
この際、どこかで会ってヒアリングするのが一般的ですが、ついつい余計な話に花が咲いて、いつの間にかお酒まで飲んだりすることも・・・。
【ポイント】
- お互い伝えたいこと・聞きたいことは、FAXや郵便を使って書類で手元に残しましょう。来賓の氏名・肩書きなど重要な事項に間違いがなくなります。
- 新郎・新婦との関係やプロフィールなどを書いてもらえば、当日のご紹介の際に厚みが増します。
- また、余興の内容も事前に把握しておけば、会場準備がスムースに行えます。
- その他、司会進行上、@新婚旅行や新居のこと、A祝電が来た場合必ず読んで欲しい人、BBGMの曲名など新郎・新婦の“こだわり”の部分、などを把握しておくと楽です。
(2)原稿作り
司会進行のための、いわゆる「読み原稿」の作成です。来賓氏名など重要事項とともに、司会進行のための重要なワード・コメントについては、やはり原稿作りが不可欠です。当日の急な変更などにも慌てずに対処できます。
【ポイント】
- 1度司会をこなしますと、2度、3度頼まれることもしばしば。原稿をワープロに入れておけば、後々楽になります。
- 照明が暗くなる場面もあります。より大き目のポイントで、行間隔を空けてプリントしましょう。特に、氏名にはルビを振っておいたほうが無難です。
- また、原稿は縦書きで印刷し、小さ目に折りたたむと、読んでいる姿が自然になります。
- 各場面における重要なワードは、以下、宴会の進行順に従って整理します。