2 当日の準備
(1) 最終打合わせ
披露宴直前に行う、結婚式場宴会係との進行確認です。披露宴の司会は宴会係との2人3脚。一般の来賓よりも1時間くらいは早く行って、宴会係とコンタクトをとっておく必要があります。
進行順の確認はもちろん、配膳の都合上の“間”、お互いの合図などを打ち合わせます。
【ポイント】
- 自分の用意した読み原稿をもとに、宴会係の進行表と“突き合わせ”をすれば、間違いありません。
- “間”を空けるところ、合図をもって次に進行する場面などは、その場で読み原稿にメモします。
(2)アシスタントとの打合わせ
新婦側からも司会進行役が推薦されている場合、お互いの役割分担の確認をしておきます。
【ポイント】
- 2人で司会席にいる必要はありません。分業を徹底して、お互いの行動に余裕を持たせましょう。祝電、来賓の紹介を分担してもらうと、時間的な余裕が出てとても効果的です。
(3)祝電の引受け
披露宴に寄せられた祝電を預かり、どれを読むかの判断、読み仮名の確認を行います。
【ポイント】
- 時間の許す範囲で披露できるよう、優先順位の高い順に並び替えておきましょう。
- カタカナの祝電には“段落”を、難しい氏名にはふりがなを振っておくのが効果的です。
- 選別は結構大変です。アシスタントがいる場合は、新婦側の分を委ねましょう。
(4)会場の確認
司会席の設備、マイク・スクリーンの位置、大まかな座席配置を確認します。
【ポイント】
- 一般来賓よりも早めに入場しておき、セットを確認しておきましょう。水などを手元にセットし、準備万端にしておけば気持ちにゆとりが出ます。
- 自分の座席も確認しておけば、宴会開始後にウロウロしないで済みます。