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モハ140形(140) 1969(昭和44)年6月、小田急電鉄で廃車になったデハ1600形1605を譲り受け、西武鉄道所沢工場で、両運転台改造のうえ翌年7月に竣功した。小田急電鉄の歴史に残る名車のひとつで、1942(昭和17)年川崎車輌(現川崎重工業)製。三岐鉄道以外にも、岳南鉄道や近江鉄道にも売却されて活躍したが現在はすべて廃車になっている。貫通型両運転台、片開き3扉車。主電動機は小型車のわりには出力が大きかった。三岐鉄道では、最初から増結車という扱いだったので、あまり目に付かない存在だった。 1980(昭和55)年11月、入線から僅か10年で近江鉄道へ売却され、小田急から直接入線しているモハ200形へモハ205として編入された。ただ、直接近江入りした車輌と三岐経由のものでは方向が異なっている。近江ではシールドビーム化、さらにATS機器・ワンマン設備の取り付けにより運転台が拡幅され側面スタイルが若干変わった。その後の1991(平成3)年10月、西武鉄道701系の車体を使って更新され近江初の冷房電車モハ220形221として生まれ変わった。台車も西武鉄道から譲り受けたFS40に交換された。 |
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2011.7.17 更新 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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