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ホキ7500形(小野田セメント(現太平洋セメント)藤原工場で活躍した車輌のみ掲載) (7500〜07)・(7508〜10)・(7513〜21) ホキ7500形7500〜04は1967(昭和42)年7月、7505〜07が9月、7508〜10は1968(昭和43)年4月、7513〜21は同年8月に日本車輌製造で製作された、40トン積セメント専用エアースライドホッパ車である。ホッパ形状は長さ8946.4mm、幅2500mmである。外観はホキ5700形と酷似しているが、当初は貨車から直接トラックへ荷役できる縦型スクリューコンベア付であったのが特徴。ただ、小口需要が無くなったことから全車撤去されてホキ5700形と共通運用になっていた。 製造当初、ホキ7500〜07は国鉄伯備線石蟹駅常備、ホキ7508〜10は岩手開発鉄道赤崎駅常備で、ホキ7513〜21が最初から東藤原駅常備のグループである。 石蟹駅常備車は1976(昭和51)年8月にホキ7500・01が国鉄小野田線小野田港駅、ホキ7502〜04が国鉄鹿児島本線黒崎港駅、ホキ7505〜07が東藤原駅へそれぞれ転属した。さらに、小野田港・黒崎港駅のホキ7502〜07は1980(昭和55)年4月に国鉄日豊本線津久見駅へ転属、1983(昭和58)年6月には東藤原駅へ転属している。赤崎駅常備車もホキ7508・09が1969(昭和44)年11月に相模鉄道厚木駅へ転属、翌年7月には東藤原駅へ転属し、ホキ7510は1973(昭和48)年8月に直接東藤原駅へ転属している。最初から東藤原駅常備のホキ7513〜21のうちホキ7513・14は1970(昭和45)年7月〜1976(昭和51)年8月の間石蟹駅へ転属している。と言った感じで、小口輸送の需要に合わせて、各地を転々としているのがこの形式の特徴である。 最終的には全車東藤原駅常備となったが、積込口が新工場対応の大型(通称デカハッチ)に改造されなかったため1984(昭和59)年3月のホキ7500の廃車解体を最初に、ホキ7501・08・09が1984(昭和59)年10月に清水工業(株)に売却されて西濃鉄道猿岩駅常備となった以外は1989(平成元)年11月に全車廃車解体されている。 最後まで残っていたホキ7501・08・09も2003(平成15)年12月にJR東海道本線美濃赤坂駅構内で解体されて形式消滅した。 ※ 宮坂達也様より、スクリューコンベア時代の写真をご提供頂きました。 ※ スクリューコンベア装置取付時代の詳しい情報をご存じの方、写真をご提供頂ける方はご連絡(メール)お待ちしております。 |
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2004.10.30 更新 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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