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タキ12200形試作車(12200) タキ12200形12200は1969(昭和44)年4月富士重工業で試作された、40トン積セメント専用ホッパ車である。タンク形状は長さ9,350mm、両端径2,200mmである。試作時点では圧送式荷役を採用していたが、1970(昭和45)年7月にエアースライド式改造されている。当初は相模鉄道厚木駅常備であったが、晩年は東藤原駅へ移籍して活躍した。しかし、試作車のせいか1989(平成元)年1月に早々と廃車解体された。 タキ12200形量産車(太平洋セメント藤原工場で活躍した車輌のみ掲載) (12212〜16)・(12235・36・38・39)・(12258〜60) タキ12200形12212〜16は1971(昭和46)年11月、12234〜41は1972(昭和47)年10月、12258〜60は1973(昭和48)年8月に富士重工業で製作された、40トン積セメント専用エアースライドホッパ車である。タンク形状は長さ9,350mm、両端径2,200mmである。 タキ12212〜16・34〜41は、当初は試作車と同じく相模鉄道厚木駅常備であったが、1975(昭和50)年1月にタキ12216が三井鉱山セメント田川工場のある国鉄伊田線(現平成筑豊鉄道)金田(かなだ)駅へ移籍、12213が1988(昭和63)年12月、12212・14・15・34〜36・38〜41が1989(平成元)年4月にJR東日本水戸線川島駅へ移籍、12237は1989(平成元)年11月に廃車解体されている。その後、タキ12216は1994(平成6)年2月、12212〜15・35・36・38・39は1996(平成8)年2月頃にそれぞれ東藤原駅へ移籍し、全車中央積込口がF5工場対応の大型(通称デカハッチ)に改造された。移籍しなかったタキ12234・40・41は1997(平成9)年5月に廃車解体されている。タキ12212〜16にはホキ5700形のような渡り板が設けられているので容易に区別できる。タキ12215・35・36・38・39は、大型ハッチに改造されたにもかかわらず一度も使用されることなく伊勢治田駅に留置され、12213と共に2002(平成14)年10月に廃車解体された。残っていたタキ12212・14・16も2008(平成20)年3月に全車廃車となった。 タキ12258〜60は、当初は国鉄清水港線巴川口(ともえがわぐち)駅常備であったが、貨物輸送廃止で不要となり、1984(昭和59)年7月に東藤原駅へ移籍し、中央積込口が大型に改造された。2008(平成20)年3月に全車廃車となった。 |
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2011.7.26 更新 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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