太平洋セメント タキ1900形 <タイプ3-1>
タキ1900形太平洋セメント藤原工場で活躍した車輌のみ掲載)
(91954〜61)・(91962〜65)・(91966・67)・
(111936〜47)・(111948・49)・(111950〜55) 
<タイプ3-1>

 タキ1900形91954〜61は1972(昭和47)年4月、91962〜91967は1971(昭和46)年12月、111936〜47は1972(昭和47)年9月に日本車輌製造、111948〜55は1972(昭和47)年9月に川崎重工業で製作された、40トン積セメント専用エアースライドホッパ車である。タンク形状は長さ9,000mm、両端径2,200mmである。
 タキ111936〜47は最初から東藤原駅常備のグループのため中央積込口は大型である。タキ91954〜65・111950〜55は1994(平成6)年2月付で三井鉱山セメント田川工場のある平成筑豊鉄道金田(かなだ)駅から、タキ91966・67は国鉄(現JR九州)日豊本線津久見駅から、タキ111948・49はJR東日本水戸線川島駅から東藤原駅に移籍したもので、全車移籍後に中央積込口が大型に改造されている。金田駅から移籍のグループはホキ5700形のような渡り板が設けられているので容易に区別できる。
 2006(平成18)年12月頃から、廃車になった他社タキ1900形の余剰になったコロ軸台車(TR225A)への交換が始まり既に完了している。また、2008(平成20)年5〜6月、社紋・社名板が「小野田セメント」から「太平洋セメント」へ取り替えられた。
 2011(平成23)年7月現在の残数は以下の17輌。
91959・91961・91964・91966・91967・111936・111939・111940・111941・111942・111944・111945・111948・111949・111953・111954・111955
2011.7.26 更新
主要諸元
形式 車号 最大寸法(長巾高) 自重(t) 荷重(t) 実容積(m3) 台車 備考
タキ1900 91954〜61 10800×2600×3675 13.90 40.00 34.20 TR225A 旧台車TR41C
91962〜67 10800×2600×3675 13.90 40.00 34.20 TR225A 旧台車TR41C
111936〜47 10800×2600×3805 13.90 40.00 34.20 TR225A 旧台車TR41C
111948〜55 10800×2600×3771 14.00 40.00 34.10 TR225A 旧台車TR41C
車輌画像
小野田セメント社紋・社名板時代の画像へ 

タキ91959
(台車:TR225A化)

2008.7.30

富田

タキ91961
(台車:TR225A化)

2008.5.4

東藤原

タキ91964

2008.9.22

富田

タキ91964
(台車:TR225A化)

2010.11.16

富田

タキ91966
(台車:TR225A化)

2009.2.26

富田

タキ91967
(台車:TR225A化)

2008.6.1

東藤原

タキ111936
(台車:TR225A化)

2010.10.22

富田

タキ111939
(台車:TR225A化)

2008.9.27

富田

タキ111940
(台車:TR225A化)

2008.6.1

東藤原

タキ111941
(台車:TR225A化)

2009.3.8

富田

タキ111942
(台車:TR225A化)

2008.12.10

富田

タキ111944
(台車:TR225A化)

2008.9.22

富田

タキ111945
(台車:TR225A化)

2008.6.26

富田

タキ111948
(台車:TR225A化)

2008.7.21

富田

タキ111949

2009.2.26

富田

タキ111949
(台車:TR225A化)

2011.7.21

富田

タキ111953
(台車:TR225A化)

2008.7.21

富田

タキ111954
(台車:TR225A化)

2008.7.30

富田

タキ111955
(台車:TR225A化)

2008.12.10

富田

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