明星セメント タキ1900形 <タイプ5-5>
タキ1900形太平洋セメント藤原工場で活躍した車輌のみ掲載)
(112524・27・28・34・36・37・47・49・50・93) <タイプ5-5>
 タキ1900形112504〜70は1976(昭和51)年3〜12月に日本車輌製造、112592〜99・112600〜112614は同年4月に川崎重工業で製作された、40トン積セメント専用エアースライドホッパ車である。タンク形状は長さ9,000mm、両端径2,200mmである。このロットは台車がコロ軸のTR225となっている。当初は国鉄(現平成筑豊鉄道)田川線勾金駅から分岐する日本セメント(後・香春太平洋セメント)香春工場専用線で活躍したが、1989(平成元)年の鉄道輸送廃止で、明星セメント糸魚川工場へ移籍しJR北陸本線糸魚川駅常備となった。後に、チチブセメント(現秩父太平洋セメント)秩父工場に流通したが、2006(平成18)年3月の鉄道輸送廃止で秩父鉄道武州原谷駅に留置されていた。うち10輌が2007(平成19)年4月から三岐鉄道東藤原駅に移籍したが、藤原工場仕様に改造されることなく、全車名古屋臨海鉄道東港駅へ回送され解体されている。
2008.1.17 更新
主要諸元
形式 車号 最大寸法(長巾高) 自重(t) 荷重(t) 実容積(m3) 台車 備考
タキ1900 112504〜70 10800×2600×3857 13.90 40.00 34.10 TR225
112592〜99
112600〜14
10800×2600×3857 13.90 40.00 34.10 TR225
車輌画像
タキ112524

2007.7.1

伊勢治田

タキ112527

2007.4.30

伊勢治田

タキ112528

2007.5.9

富田

タキ112534

2007.10.24

冨田

タキ112536

2007.10.24

冨田

タキ112537

2007.7.1

伊勢治田

タキ112547

2007.4.30

伊勢治田

タキ112549

2007.5.9

富田

タキ112550

2007.4.30

伊勢治田

タキ112593

2007.4.23

伊勢治田

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