三岐鉄道 ホキ5000,6000形
ホキ5000形(5001〜5003)
ホキ6000形(6001〜6007)

 
ホキ5000形は1959(昭和34)年9月、ホキ6000形は6001〜6003が翌年3月、6004〜6007が4月に、東洋電機製造・東洋工機で製作された30トン積セメント専用エアースライドホッパ車で、車体形状は国鉄ホキ3500形小野田仕様とほぼ同型であるがホキ5000形は300mm、ホキ6000形は800mm車体が長い。
 ホキ5000形が1971(昭和46)年4月、ホキ6000形が1970(昭和45)年10月に廃車となり、小野田セメント(現太平洋セメント)私有車に編入され国鉄ホキ3500形3759〜3761、3762〜3768となった。この時点で左側にあったブレーキハンドルを右側へ移設している。常備駅は東藤原で三岐鉄道で活躍したが、最終常備駅は豊橋鉄道三河田原となっている車輌もあった。1977(昭和52)年3月に番号ダブりが発見され3771〜3773、3774〜3780と改番された。一部の車輌は西濃鉄道市橋線市橋駅で他のホキ3500形と共に放置されていたが、近年解体され全車現存しない。(吉岡心平氏ホームページ「私有貨車外観研究所158偏」参照)

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2004.10.30 更新
主要諸元
形式 車号 最大寸法(長巾高) 自重(t) 荷重(t) 実容積(m3) 台車 備考
ホキ5000 5001〜5003 9900×2740×3705 16.50 30.00 25.00 TR41C 後 国鉄ホキ3500形
ホキ6000 6001〜6007 10400×2740×3705 17.00 30.00 25.00 TR41C 後 国鉄ホキ3500形
車輌画像
仁藤慎一氏 撮影

国鉄ホキ3761
(三岐ホキ5003)

1976.3.27

武生

吉岡心平氏 撮影

国鉄ホキ3771
(三岐ホキ5001)

1984.8.1

伊勢治田

吉岡心平氏 撮影

国鉄ホキ3772
(三岐ホキ5002)

1980.3.31

豊橋

吉岡心平氏 撮影

国鉄ホキ3773
(三岐ホキ5003)

1980.3.31

豊橋

吉岡心平氏 撮影

国鉄ホキ3776
(三岐ホキ6003)

1984.8.1

伊勢治田

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