三岐鉄道 コトラ500形
コトラ500形(501〜520)
 黒四輸送のため、1960(昭和35)年11月に日本車輌製造でコトラ501〜505、東洋電機製造・東洋工機でコトラ506〜510、翌年8月に、東洋電機製造・東洋工機でコトラ511〜520を新製したもので、当時製造されていた国鉄トラ35000形と全くの同型である。三岐鉄道初の17トン積車。セメントバラ積のため、飛散防止シートを掛ける鉄枠が設けられていた。1961(昭和36)年11月の大矢知駅での脱線転覆事故でコトラ518が廃車になっている。関西電力黒部川第四発電所建設に際して三岐鉄道は年間約40万トン程度のセメントを運んだが、1971(昭和46)年3月にすべて廃車解体された。

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2013.2.19 更新
主要諸元
形式 車号 最大寸法(長巾高) 自重(t) 荷重(t) 実容積(m3) 軸距 備考
コトラ500 501〜520 8100×2740×2370 8.90 17.00 37.80 4300
車輌画像

三岐鉄道 所蔵

コトラ506(竣功)

1960.

東洋工機平塚工場

三岐鉄道 所蔵

コトラ500形

撮影日不明

伊勢治田

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