旧陸軍鉄道聯隊 九一、九七式軽貨車
九一、九七式軽貨車 【寄贈:京福電気鉄道(株)】
 ■製造年:1931(昭和6)・1932(昭和7)年(九一式)、1939(昭和14)年(九七式) 
 ■製造所:川崎車輌・汽車製造(九一式)、梅鉢車輌(九七式)

 ■収蔵日:2003(平成15)年1月22日
 九一式、九七式軽貨車は、日本陸軍鉄道聯隊の軍用貨車で、名称は皇紀2591年、97年にそれぞれ制式制定されたことを示します。軌間変更可能な2軸台車2輌と荷台から成り、戦地で貨物や兵員の輸送に用いられた他、荷台を外して台車に回転枕木を設置し、レール敷設にも使用可能でした。荷重は九一式が5トン、改良型の九七式は8トンで、軸箱守の形状が異なります。当時珍しいコロ軸受を装備し、堅牢な構造だったため、残存車は国鉄や私鉄で活用され、本車は京福電鉄福井鉄道部で保線作業用となり2003(平成15)年に除籍されました。 
2016.8.13 更新
主要諸元
形式 車号 最大寸法(長巾高) 自重(t) 荷重(t) 実容積(m3) 台車 積荷
九一式 不明 不明 不明 不明
九七式 不明 不明 不明 不明
車輌画像
旧陸軍鉄道聯隊
九一式 軽貨車

2003.1.22

貨物鉄道博物館

旧陸軍鉄道聯隊
九七式 軽貨車

2003.1.22

貨物鉄道博物館

Copyright (C) Satoshi Nanno. All rights reserved