東武鉄道 B4形
B4形(39) 【貸与:三岐鉄道(株)】
 ■製造年:1898(明治31)年 ■製造所:シャープ・スチュアート
 ■収蔵日:2002(平成14)年8月24日
 本形式は官設鉄道5500形と同型機で、日本鉄道が英国へ発注し6輌が製造されました。その後、1906(明治39)年には国有化され5650形となりました。1922(大正11)年には東武鉄道へ譲渡されB4形となり、砂箱の移設やテンダーのかさ上げなどの改造が行われました。本車は貨物列車が完全電気機関車化される1966(昭和41)年まで佐野線の石灰輸送に活躍しました。引退後は東京都の昭和鉄道高校で保存されてきましたが、同校の校舎改築に伴い保存ができなくなったため、2002(平成14)年に三岐鉄道が譲り受け保存することになりました。

※ 開館日以外は、ナンバープレートは盗難防止のため樹脂製複製版を取り付けております。
2016.8.13 更新
主要諸元
形式 車号 最大寸法(長巾高) 自重(t) 気筒径×行程(o) 使用圧力
(kg/u)
軸配置 備考
B4 39 14230×2300×3670 58.58 406×559 11.95 2B-T
車輌画像
東武鉄道 39 他

2013.11.29

貨物鉄道博物館

東武鉄道 39

2003.1.26

貨物鉄道博物館

東武鉄道 39

2002.8.25

丹生川

岩沙克次氏 撮影

東武鉄道 39 他

1961.12.30

館林付近

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