蒲原鉄道 ワ11形
ワ11形(11) 【寄贈:ふるさと鉄道保存協会】
 ■製造年:1929(昭和4)年 ■製造所:新潟鐵工所
 ■収蔵日:2003(平成15)年5月24日
 本車は蒲原鉄道(新潟県)の全線開通に際して1929(昭和4)年に製造されました。当時国鉄では鋼製有蓋車が増備されていましたが、私鉄では本車のような木製車がまだ一般的でした。ワ1形5490と比較すると、自動連結器導入後の設計で側方の台枠が細く、また扉が鋼製であるなど、後年の特徴が散見されます。形式番号下の二重線が示すとおり、もとは国鉄線に直通運転可能でしたが、走り装置がシュー式であるため、貨物列車の速度向上がなされた1968(昭和43)年10月改正以降は社線内のみの使用となり、1985(昭和60)年に廃車されました。 
2016.8.13 更新
主要諸元
形式 車号 最大寸法(長巾高) 自重(t) 荷重(t) 実容積(m3) 台車 積荷
ワ11 11 6360×2530×3383 6.15 10.00 不明 シュー
車輌画像
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