●三岐鉄道 210形 |
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210形(210)
1898(明治31)年、米国Pittsburgh Locomotive and Car Works(ピッツバーグ)社で製造された徳島鉄道(現JR徳島線)甲1形1号で1B1のタンク機である。動輪径は1109.5mm。1907(明治40)年9月に買収国有化され帝国鉄道庁、翌年12月に鉄道院と改称となり、1909(明治42)年10月に210形210と改番された。1916(大正5)年6月に廃車となり美禰軽便鉄道(現JR美祢線の一部)へ払い下げられた。同鉄道も1920(大正9)年6月に買収され再び国有化、鉄道省210形210となった。すぐに廃車となり同年10月小野田軽便鉄道(1923=大正12年小野田鉄道へ改称、現JR小野田線)へ払い下げられた。三岐鉄道の開業に合わせて1931(昭和6)年2月に小野田鉄道から譲り受け同年4月に210形210として竣功した。あまりの小型機のため輸送力不足で1938(昭和13)年4月に早くも廃車となり日本曹達へ売却された。しかし、1940(昭和15)年8月には小名浜臨港(現福島臨海)鉄道へ移り210形として活躍していたが、1944(昭和19)年5月にB271と改番され、1952(昭和27)年3月に廃車、1961(昭和36)年7月に解体された。
210形の鉄道省・小野田鉄道・小名浜臨港鉄道時代の詳しい情報をご存じの方、写真をご提供頂ける方はご連絡(メール)お待ちしております。 |
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2016.8.13 更新 |
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形式 |
車号 |
最大寸法(長巾高) |
自重(t) |
気筒径×行程(o) |
使用圧力
(kg/u) |
軸配置 |
備考 |
210 |
210 |
7912.1×2362.6×3400.4 |
27.31 |
304.8×406.4 |
9.8 |
1B1 |
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三岐鉄道 所蔵
米本義之氏 撮影
210
1938.4.1
富田機関区 |
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近藤一郎氏 所蔵
徳島鉄道 210
ピッツバーグ社
カタログ |
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