阿部みどり女

夕若葉かんしやく玉に驚ける

生涯に尊き一と日嶽若葉

胡桃若葉積木の家の並び建つ

遠方の若葉静かや磧行く

ひらひらと地に着くまでの竹落葉

ふかふかと竹の落葉の谷をなし

竹落葉草の空間谷をなし

消え去るは君のみならず夏落葉

釘文字の五月の日記書き終る

深沼の陽炎を恋ひ籠りゐる

矢車に順じて小さき鯉幟

著莪咲けば姉の忌日の来りけり

生も死も分かず五月も過ぎんとす

初剪りの紅白の牡丹靄の中

鳩も無聊雀も無聊梅雨長し

退院の握手を医師と夏の雲

病後の身縁に椅子出し月見草

かたつむり葵の濡れしところ食む

昼蛍黒くかたまり唯の蟲

長短の花揺れやまず土用寒

野良猫の揺らして過ぎし鹿の子百合

安達太良に白雲生まれ袋掛け

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