正岡子規

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一日の旅おもしろや萩の原

朝顔にわれ恙なきあした哉

明月は瀬田から膳所へながれけり

我宿にはいりさう也昇る月

床の間の達磨にらむや秋のくれ

秋風や伊豫へ流るゝ汐の音

ゆらゆらと廻廊浮くや秋の汐

松山や秋より高き天主閣

頭上の岩をめぐるや秋の雲

名月や叩かば散らん萩の門

秋風やはりこの龜のぶらんぶらん

行燈のとゞかぬ松や三日の月

鶴一つ立つたる秋の姿哉

はつきりと垣根に近し秋の山

秋さびた石なら木なら二百年

三日月の重みをしなふすゝきかな

九日も知らぬ野菊のさかり哉

城あとや石すえわれて蓼の花

はちわれて實をこぼしたる柘榴

行く秋のふらさかりけり烏瓜

の香や闇に一すぢ野の小道

野菊折る手元に低し伊豆の嶋

一枝は荷にさしはさむ菊の花

隣からそれて落ちけり桐一葉

落葉かく子に茸の名を尋けり

順禮の木にかけて行く落穗哉

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