俳句案内

三橋鷹女

夏の句

十一

秋の句

冬の句

春の句

千万年後の恋人へダリヤ剪る

天地のあひびき長し月見草

月見草はらりと宇宙にうらがへる

敗北を負ひ一望の夏草

向日葵の大輪切つてきのふなし

大樹あり若葉してあり信頼す

消えて了へば還る人妻に

麦秋の蝶になぐさめられてゐる

四面楚歌香水左右の耳朶に

蛍火や語らひ合ふといへど僧

老いづまの泳ぐに水着かなしめり

炎天を泣きぬれてゆく蟻のあり

向日葵の一茎がくと陽に離る

今年竹切りしがかぐや姫も出ず

著て照る日はかなし曇る日も

老境や四葩を映す水の底

セル軽く俳諧われを老いしめし

死ぬること独りは淋し行々子

葭切や未来永劫ここは沼

五十あとさき南風の坂道視るものなく

南風の孔雀となりて死に挑む

夏の星我が齢までは数へられる

あめつちの静かなる日も急ぐ

蟻を瞳にひとり途方に昏れてゐる

老ゆるべしの片はし爪先に

子規 漱石 龍之介 碧梧桐 虚子 鬼城 亜浪 山頭火 普羅 放哉 風生 水巴 蛇笏 月二郎 みどり女 石鼎 しづの女 万太郎 久女 青邨 秋櫻子 素十 夜半 麦南 悌二郎 多佳子 青畝 耕衣 茅舎 汀女 三鬼 草田男 不死男 誓子 草城 不器男 立子 林火 楸邨 静塔 鳳作 たかし 波郷
俳句案内 春の季語 夏の季語 秋の季語 冬の季語 短歌案内 歌枕
古事記 風土記 日本書紀 懐風藻 万葉集 土佐日記 伊勢物語 枕草子 源氏物語 源氏物語の中の短歌 紫式部日記 大鏡 方丈記 徒然草 おくのほそ道 野ざらし紀行 鹿島詣
お得区案内図 旅行案内 音楽案内 Jazz名盤案内