点火系リファイン


今回は点火系をリファインしてみました。
内容(パーツ)は、CDI(PN 6520)、デスビ(PN 8366)、コイル(PN 8200)の交換です。
作業自体さほど難しくありませんが、デスビの抜き差しにコツが要るのとCDIが今までより一回り大きいため取り付けの場所に悩みました。


今回、交換のCDI(左)とデストリュビュター(右)です。コイル画像は無し。


事の起こりは、高速でブッ飛ばしたく何気にアクセルを踏むと5000rpmより上でエンジンがばらつき噴けないんです。日ごろ街中や高速をドライブしてる限りでは分からない程でした。ほんとそんな5000rpmなんて滅多に廻す事が無いですから・・・

自分なりに原因を追求し対策を施してみましたが、多少の改善はあるものの根本的な解決には至りませんでした。
再度メカさんの協力も仰ぎ原因を追って考えられたポイントが2点、メカニカル系ないし点火系ではないかとのアドバイスでした。前者は、クルマの使用状況や走行距離からタイミングチェーンの伸びとリフターの消耗で高回転域の追従が悪くなっている。後者は、CDI・コイル・デスビの消耗および劣化。
以上から自分が得たデータをそれぞれに照らし合わせるとどうも点火系が怪しいのです。なぜならメンテナンスや走行状況によりばらつく回転が変化するからです。メカニカル系だとこんな事はありえません。




今回のパーツ選択にあたり、当初CDIは同じモノで、デスビはモジュールレスのタイプを考えていました。
いろいろ検討していく内に同じCDIを使うのは余りにも芸がありません。また以前から他社のデジタル製品ですが良い評判を聞いていたこともありMSD社のDigital-6 Plus(PN6520)を選びました。これが中々面白くデジタルならではの機能がいっぱい付随しチャンネル回し色々楽しめるんです。
次にデスビです。CDIを付けている為にシステム簡略やトラブルを減らす目的でモジュールレスの使用を考えていました。ですが取付に関して調べてみるとノーマルコンピュターやF-CONへの問題が発生し自分自身では如何にもできない事が分かりノーマルタイプ(PN8366)をチョイスしました。実際にこのデスビを手にし見てみると今後への発展やデスビキャップにローターもノーマルを使用できることが分かり結構コストパフォーマンスであるのが分かりました。それに見た目にもビレットで綺麗です。


↓ Before ↓


 After ↓



-インプレ-
しっかり確実に火が飛ばせるように為ったことで今までのばらつきつきは無くなりレッドの6000rpmまできっちりストレス無く回るようになった。また低中回転域のアクセルのつきも良くなり乗り易くなりました。
交換し最終的な原因追求は、全てを一緒に変えてしまったため少々困難ですが個々のパーツを見る限りデスビの消耗ではなかろうかと判断しました。


今回お世話になった方々、Thanks!
98yサバ@katuさん、95yサバ@yagさん、N氏




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