アナタと恋するうさうさぎ!   〜2/19、啓涼オンリー報告書・当日編〜

 

 

 うさうさ一行が泊まったホテルは会場のお隣。ツインを二部屋、割引きかしぇて、素泊まり一人3800円ほどのお手配デチタ。お部屋は値段のわりにまぁまぁでちぃたが、ホテルの部屋というのは乾燥が酷いのデシ。夜中にむくりと、起きたナギしゃんが不審な行動を……、こうど……。

 洗面台で、コップに水を汲んで、床にぶち撒きまちた。ちょっと、なにちてるのー!

「ホテルに泊まる時は、こうやってから眠るんだよ、うさ。世界の常識だよ」

 しょんな非常識聞いたことないでしー!

「インターコンチでもロイヤルパークでもこれはやったのだ。公演が続く歌手なんかは、小型のジョウロが常に荷物の中に入ってるんだって」

 ナギしゃんの荷物の中には、常にワインオープナーが入ってましが、が……。あーあ。

 ホテルの床は水浸し、枕もとにはお湯の入ったコップもセットちて、二度寝の夢をみたのが、午前3時くりゃい、でちた。

 やがて、夜明け。酔い潰れて、しゃっしゃと眠ったアホにつられて一緒にネンネちていたKみしましゃまも、早々と目覚められまちた。朝の戦隊モノを二人で見まちた。なかなかでちた。

『俺の牙から逃れられたヤツは居ないって、お前は言ったな。そうだ、居ないんだよ。お前は俺の獲物だ」

(寝ぼけていたのでうろ覚え)

 ナンて口説きをしゅるシトは、ウサアンテナでは、ウケに分類さりまし。

 そりから、うさとナギしゃんが、マクドナルドにアサゴハン買いに行こうと、ちたら。

「一緒に行きまーす」

 Kみしましゃまが言ってくりまちた。やーさちーい♪

 マックは歩いて、3分ほどの距離でし。テクテク、あり、Kみしましゃま、マックこっちでしよ?

「あ、わたしはペーパーのコピーしにコンビニ行きますから」

 あっさり言って、ブラックジーンズに包まれた、ナイスなヒップは、遠ざかりマチタ。丈の短いジャケットを纏う背中は凛々しく姿勢がよく、運転中の颯爽とちた姿を連想さしぇまし。

 うさはとぼとぼ、一人でマックに行きまちた。

 友情がリサイクルに出された、決定的瞬間、でちた。

 

 ホテルにもどって、別のお部屋のシトたちも呼んで、みんなで朝マック。

 うさとナギしゃんは、神嶋しゃまが買って来ていた「天むす」をばくばく、食べてちまったことを告白、いたしまし。おいちかった、でし。

 会場へ行きまし。なにせお隣なのでマイゴの心配はごじゃいましぇん。10時がホテルのチェックアウトで、サークル入場も10時から。バッチリでし。スタッフしゃまたちにご挨拶ちて、ヨタヨタちているうちに、なぜか荷物まで運んでもらえて、スペースまで教えていただけて、ありがとぉー!

 荷物を解く凪しゃんを見捨てて、うさはいろんなシトたちにご挨拶。うさでし、うさでしー、うーさーでしぃー!オトモダチや売り子のOしゃまも来てくりて、うさは、ランラン♪ご用事があって、遅刻しゅるかも、と仰っていたA級の闇夜の森、Kらいしゃまも、開場のアナウンス直前にカケコんで来られまちた。

「おぉー、いらっしゃい、おはようございます」

「間に合いましたね、よかったー」

「で、なんキロ出してきたンですか?」

 各方面からのツッコミ。そちて、Kらいしゃまは息も整わぬまま、一般入場の開始と同時に、一生懸命、ご本を陳列さりまちた。

「がんばれ、がんばれ♪」

 周囲のみんなで応援いたしまし。え、手伝えって?だってぇ、下手に他人が手を出すとかえって遅くなるし。

 こりは友情のリサイクルではこじゃいましぇんのでしヨ!

 やっとKらいしゃまの販売が始まりマチタ。あっという間にオワリまちた。その件に関しましては既に検証が済んでいるので繰り返しましぇんが、売り子のHちゃんがご用意ちた『寄せ書き』用の紙の、裏にはマックのクーポンが印刷さりていたことだけお伝え、いたしまし。あっという間に寄せ書きはいっぱいになって、もう一枚が、継ぎ足されまちた。いっしょアッパレ、でし。しょの画像は別にアップちておきまし。

 売って買って、いろんなシトにチュー、ちていただいて、久々のオンリーはオワリまちた。ありがとう、でし!しかしうさうさ一行にとっては、こりからが本番。

「車なら乗せてよー」

 さっきまでみんなちて、苛めていたKらいしゃまの、かっちょいいお車で浜松町へ。いつものステーキ屋しゃんに行こう、と、ち、た、ら……。

 

『貿易センタービル、施設清掃のため本日は全館閉鎖です』

 

 ……。

 ……まけー、ましぇんよー、うさはー、うさーぎだー!

 うさにぃにぃのうさぎだもん!こんなことには、へこたれましぇん。トキオは大都会でし。お店はいっぱいありましのー!

「行くよ、凪さん」

 お気に入りのランチを昨日食べられなかったヘタレな凪しゃんは恨みがましく、暫く、張り紙を睨んでマチタ。

 

 一行はてくてく、別のお店へ参りマシ。前にも一度来たことのアル、キリン・シティでし。ビール会社の直営なので当たり前でしが、ビィルがとってもおいちぃの。凪しゃんのスキスキなはーふ・あんど・はーふ(黒ビールと普通ののミックス)も、サーバーからチッとずつ出す本式の注ぎ方なのでくりーみーな泡が盛り上がってマシ。とってもオイチィの。ただ、注ぐのに三分くらいかかるのでし。ナゼしょんなことを知っているかって?

以前、Kらいしゃまと凪しゃんと二人で来た夏の時は、あまりの二人のスピードにお店のシトが怯んで、

『注ぐのに時間がかかりますから、お代わりの3分前にお声をかけてくださればお待たせせずにすみます』

 と、仰ったことがあるから、デシ。

 しかし、本日のKらいしゃまは運転手。かわいそうなシトの前で、凪しゃんとHちゃんはまたもや、グビグビ。しょこでもKらいしゃまは集中砲火でし。カワイチョウ……。

 峠ではくだりで早いシトが、イベントでは新刊を出したシトが偉いのでし。

 ちゃんと出したのにいじめらりる、Kらいしゃま、お気の毒でちた。

 

「何年啓涼サークルやってるんですか」

「そのセリフはイベントのたびに聞いてます」

「紙なんかいくらでも売ってる」

「言ってくれれば、キンコつきあったのに」

 ツワモノタチの夢の後、でしの。

 

 食べて飲んで、再会を約束ちて、うさたちはバイバイいたちまちた。

 ある者はおうちへ、ある者はイベントの打ち上げへ。

 凪しゃんとうさは、うさのらぶ・なきうさしゃまのご主人とともに、羽田へ。

 羽田は第二ターミナルが出来て、混雑も解消さりて便利だけど、使用航空会社が違うと出発まで一緒に居られない、サミシサがありまし。エア・ドゥ利用のSしゃまは第二ターミナルへ、凪しゃんとうさは第一ターミナルへ。淋しいよぉ。でもガマンしまし。だって、3/3から、また極北に、ワインのみに行くんだもん!

 え、また行くの、って?えへへ、だって前回は凪しゃん、会社の出張だったから〜。そりに、雪が溶けたら極北はオカネモチな観光客しゃまが押し寄せてお高くなっちゃうから、3月が凪しゃんの甲斐性で遊びに行ける、最後のチャンス、だもん!

 極北もでしが、うさまた、トキオにも行きまし。ゼッタイでし。

 しょの時は、みなしゃま、またうさうさと遊んでね!約束ね!

 

            うさぎのイベント報告書・完