うさぎの手抜きパスタ茹でゆで実験報告

 

 ある日ある時、うさは「らくゆでパ○タポット」というモノを、買おうとちていまちた。そりは中国製で、保温機能の高い樹脂製の透明な筒にパスタとお湯を入れて、規定時間の1.5倍、待てばお鍋を使わずにパスタが茹で上がる、というスグレモノでし。

 こりなら、コーヒー煎れた後のお湯でパスタが茹でらりまし!

 お台所に居ついてお鍋の加減を見なくていいから、目を離した隙に凪しゃんが原稿から逃亡、というシッタイも予防できまし!お鍋も洗わなくてよいし、ガス代も節約できてラッキィ♪

 と、思っていたら、決済ボタンを押す寸前に、凪しゃんが。

「うさ、それは……だよ。(モロモロの事情により、伏せッ!)」

 某センターの相談員を、月に一度、ボランティアでツトメている凪しゃんでし。問題のある商品についての情報は世間様よりちと豊か。よ、良かったでし、買う前に教えてもらって。たかが1080円、さりど1080円。買って使い物にならないのは悲しいでしぃから!ちかち、そんなモノがどーちて大手を振って今もなお販売されているの?某センターは指導を何故ちないの?

「大変な不味さに仕上がるけど、芯が残っていることと粉っぽいのを我慢すれば食べられないことはないから。商品は味の保障まではしていないから」

 キーッ!おいちくないマンマはこの世の罪悪でし!あむっと一口、しょの後の切なさを、いったいどーちてくりるのよ!呪われよ、「らくゆでパ○タポット」!

 お玉を振り回しエキサイトしつつ、うさはふと、思いまちた。こりって、よーしゅるに原理は魔法瓶でしよね?凪しゃんが昔、何かの景品で貰ってきたけど放置ちている、魔法瓶の水筒なら、密封するし保温効果も高いし、イケるんじゃありましぇんか?

 うさは進取の気性に富むうさぎ。さっそくやってみまちた。しょのまま入れるとはみだすので、パスタを真ん中でバキンと折って、魔法瓶の水筒の中へ放り込みぃ〜。お塩もえいっと入れて、しゅんしゅん沸かしたお湯を注いで、蓋を締めマシの。きゅ、きゅっ!

 えっと、これ揺すっていいのかな?縦に振ると危ないかもしれないから、横向きに遠心力を利かせてフリフリ。十回ぐらいで飽きたので(てへ)しょのまま放置プレイ。実験に使ったのは1.6ミリ、本来の茹で時間は810分のモノでし。

 時間を長め、15分とって、ドキドキ、ザルにあけてみまし。ざーっ!

 おっ、ナンかイイ感じぃ〜。一本手にとって、パクッ!んむ、ちっと時間が長すぎたのか、アルデンテではなくなっているけれど、ちゃんとパスタでし!のびてはいましぇん!昨夜の残り物のシチューをかけて食べる分にはジューブンおいちいでし。はぐ、はぐ。

 ふぅ、おいちかった。今度はうさ、12分で試してみまし。尚、実験に使った水筒の容量は900mlでちた。もう水筒とちては使えないかな。ううん、ちゃんと洗えば、きっと大丈夫!水筒とちて使う頻度より、パスタポットとちて使う回数が遥かに多くなるだろう、今後の魔法瓶水筒しゃんでし。

 みなしゃまも火傷に気をつけて自己責任で、一度試してみてくだしゃい、でしでぇし!