うさうさ日記・2

 

 

 こんばんは。

 凪しゃんちの、今はにぃにぃの家の、うさうさでし。

 にぃにぃとハンサムしゃんは、まだ帰ってきましぇん。

 うさ、ひもじいでし。……あざみぃー。

 仕方ないので、ゴハンのお話しでもして、気を紛らわせまし。

 きっとそのうち、帰って来てくれまし。

 

 凪しゃんちには、家政婦・京ちゃんが、いまし。

 何故だか、居るのでし。

 下帯からクローン再生された、って昔、聞いたことが、ありまし。

 んで。

 得意なおりおりは、煮物。カレーやしちぅ、ボルシチもその中に入ってまし。

 今回は、夏と冬のカレーについて。

 

 

一・あっさり夏カレー。

 

 材料・ニガウリ、トマト大量、マッシュルームその他のお野菜。

    タマネギは、甘くなりすぎるから入れない。

    鶏のもも肉。または、冷蔵庫で半日、塩水に漬けて血抜きした牛のスジ肉。

    材料を適当に切り、炒める。この時点で塩胡椒・醤油など、好みの下味をつけておく。

    火が通って鍋の中がじゅーじゅーいいだしたら、トマトを切り込む。

    トマトの水分だけで煮込む。水は一滴も入れない。

    肉がとろけるくらいに仕上がったら、カレールーを溶かす。

 

    ニガウリの苦さが夏にはオススメの、一品でし。

 

 

 

 

二・悪魔の冬カレー。

 

 材料・小鍋一杯、約五皿分につき、にんにく丸々一個。ひとかけら、ではない。

    タマネギ、ニンジン、カボチャその他、好みの野菜。

    鳥の腿肉、もしくは牛肉。牛肉は薄切りでも良い。

 

 にんにくを、適当に切って植物油で、きつね色になるまで炒める。そこにタマネギその他の野菜を入れ、肉をいためて下味をつける。スープ(なければお湯にコンソメを溶かしたもの。必ず、鍋に入れる前にお湯に溶かしておくこと)を入れて煮込む。カレーを溶かす。

 

   おいしいでし、とっても、おいしいんでしが。

   さすがの凪しゃんも、週末にしか、食べましぇん。

   今夜はにぃにぃと、でぇと、な時に、食べてはいけましぇん。

   一生、悔やむことになりまし。

 

 

 

 

 

 

 ちなみに、凪しゃんは今、一生懸命、書いてまし。

 ……ベツの話を、でし。

 うさうさは、いつまで待てばいいんでしかね。

 不安、でし。

 

 

 ある日ある時・うさうさ記す