うさうさ日記・その4

 

 うぅ、ひどいメにあいまちたぁ。

 うさ、もうちょっとで、お洗濯さりて、最悪、溺死だったでし。

 オトモダチのももんがしゃんが、『これでお逃げ』って、マゴノテを投げてくりて助かりまちた。

 ん、ナンか書いてありまし。

 『これで洗濯機の停止ボタンを押して、生黒ビキニを救いだせ』

 ……黒びきに。

 あわあわの、ナカをぐるぐるちぅ。

 ……見なかったことにちておきまし。メモ、食べちゃえ。

 もぐもぐ。

 

 ぶるる、ぶるぶる。

 水気を切って、にぃにぃがお湯を入れてくれた湯たんぽの上で、ちょっときぅけい。

 ねむねむ。あったかいでし。シアワセ。

 そういえば、凪しゃんはくりすます、職場のオイシャさんたちに、けぇきやワインをたくさんもらいまちた。

 オイシャサン、もって帰るのが面倒だったんでしね。

 んで、凪しゃんはお返しに、ホームセンターで580円だった、湯たんぽを買ってあげたそうでし。

 足元が冷えて辛いって、みんな言っていたからでし。

 みんな、じぃじぃでしからねー。

 そしたら今日、受付から、電話がかかってきて、

 

『問診室では使わないよう、言っていただけますか』

 

 みなしゃま。

 健康診断にいったびょういんで、

室内履きを脱いで靴下裸足になって、真っ赤なカメの形をした、

プラスチック・湯たんぽの上に足を置いたオイシャサンの前に連れて行かれたら。

……どしましか?

 

 ねむねむ。ねーむねむ。

 ふぅ、ようやくお毛も乾きまちたよ。

 元気を出して、にぃにぃの寝室に、突撃ぃ!

 御部屋には、パソコンとお机。おベットの上によじり、よじり。

 おベットはウォーターベッドでし。むむ。しぃつは交換済みでし。そういえば、お洗濯モノの中にありまちた。

 おベットの上で、うさうさダンシング。

 すっごく広いんでしよ、このおベット。

 ぽよよーん、すると、ぱふって埋まりまし。

 きぃもちいーぃ♪

 唄でもうたいましかね。

 

 

 もーいーくつ寝ると、にぃとおねんね〜♪

 おもんねしぃたら服脱がせ、

 あーしをひらいて担ぎましょ、

 朝までにぃにを、ひぃひぃいわーせー♪

 

 オソマツでした。ぺこり。

 

 うさがまだ子うさぎで、カラダが弱かった頃、

 時々、このおベットでにぃにぃと、ねんねちてまちた。

 んでね、朝、にぃにぃに起きてって、お顔をくすぐったりマブタを舐めなめしたりすると、にぃにぃはいっつも、

 ヨセヨ、ケイスケ、って言ってまちた。

 ありはどういう意味でしかね。

 

 

ある日ある時、うさのそぼくなギモン。