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   ビートルズ随想記(2)

さようなら、ジョージ・ハリスン

ジョージの金字塔と言える一枚です

 突然訪れる訃報と、覚悟の上で迎えた訃報。どちらが悲しいのか・・・

  前者は言うまでもない21年前の「悲報」である。そして今回はどちらかと言えば後者に該当するであろう。以前からガンとの闘病は知っていた。ファンの機関紙は治癒が順調である旨を折に触れ伝えていたが、この類の話には事実と報道の乖離がつきもの、果たしてどうかと考えていた矢先の逝去であった。

 「サムシング」「ヒア・カムズ・ザ・サン」「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」等々の名曲を創作し、レノン=マッカートニーとは一線を画す独自の世界はビートルズ中/後期に花開いた。そしてソロ活動でもギターメロディーを中心とした佳曲を数多く手がけ、ファンを楽しませてくれたのだった。ファンを楽しませたと言えば日本のファンは最高に恵まれていただろう。忘れもしない10年前、エリック・クラプトンとのコンサートが日本だけで行われ、自分もチケットを握りしめ横浜アリーナへ馳せ参じたものであった。そう、平成3年12月1日だったからまさに10年前のことだ。(このコンサートは是非稿を改めて触れてみたい。)

  さようなら、ジョージ・ハリスン。 私の人生38年のうち、25年の長きを楽しく彩ってくれてありがとう。ほんとに楽しかったよ!!!!!