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    ビートルズ随想記(33)

長編ドキュメンタリー映画への期待

 

 

  

   ポールのコンサートがお流れになり意気消沈の日々が続いたが、先日ちょっと興味をひくニュースが飛び込んできた。それはビートルズのツアー時代を扱った表題の「長編ドキュメンタリー映画」制作が決定したことである。内容の詳細はメディア発表に譲るが、報道で目を引いたのは今回のプロジェクトのために世界中のファンから当時の映像ソースを集めた点で、これら未発表ソースが陽の目を見ればそれは大変興味深いことである。 

   この映画の完成までには少々時間が掛かりそうだが、完成の際には商売熱心な制作サイドから必ずや関連商品が発売されると思われるので、今回はこの点について予想してみたい。なおこれは全くのサイト管理人による予想で、具体的な根拠はない旨をお断りしておく。 


ハリウッド・ボウルにて(当時としては珍しいカラー写真)
   

 

    1.未発表音源入りのサントラ盤リリース

   映画にサントラ盤は必須であり、過去のビートルズ諸作品においてもこの点に例外はない。となれば今回もサントラCD(2枚組ぐらいかな?)の発売を期待したいところである。

   そしてファンの注目はその音源である。上述の未発表ソースからの音源UPとなればかなりの話題となろう。また既発売DVDやブートCD等でおなじみの音源も音質向上のうえ公式収録となれば、ファンが鼻息荒く「買い」に走ることは明らかである。このサントラ盤については今のところ空想の域を出ないが、内容については今から楽しみである。


サンフランシスコ・キャンドルスティックパークでのラストライヴ
  

 

    2.待望のBeatles Super Live!リリース

   これはロサンゼルス・ハリウッドボウルでのコンサートを収録したライヴアルバムで、CD移行時(1987年)に廃盤となって以来いつかはデジタルリマスターのうえ再発売されると期待されて久しいアルバムである。そしてこの発売時期としては今回の「ドキュメンタリー映画」発表時こそがベストと言える。 この「Beatles Super Live!」は全盛期の迫力満点であり、特に未聴の若いファンには是非聞いてほしいアルバムである。

   近年は米キャビトル盤や日本オデオン盤などビートルズのCDリリースが盛況を極めており、今回もその“商魂”に大いに期待したいところである。    


ファンがステージに上がってしまうことも有ったようで