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   ビートルズ随想記(7)

今、話題になる「Apple」の商標…

アップルから初のシングル「ヘイ・ジュード」

 

 

 巷では阪神タイガースの優勝を巡り、「阪神優勝」や「タイガー魔法ビン」等の登録商標が問題となっている。なにせ大きなカネが動く話だから、と思っていたら、なんと標題の「Apple」の商標で同様の話が持ちあがった。アップルレコード社がアメリカのアップルコンピュータを訴え、具体的には下記の内容だそうである。

   「…ビートルズのレコードで知られる英レコード会社「アップル」は、米パソコン大手「アップルコンピュータ」が音楽配信事業で商標を使用したのが双方の合意に反するとして、商標の使用差し止めなどを求める訴訟を起こした。アップルコンピュータは1977年の設立で、創業者がビートルズのイメージを意識したためアップル社と商標やロゴがよく似ている。アップル社は1990年、商標権の不正使用だとしてアップルコンピュータに損害賠償を請求、その後アップルコンピュータが商標使用をコンピューター事業に限定することで和解した。だが今年4月にオンライン音楽配信サービスをアップルコンピュータが開始したため、アップル社は提訴を決めた…」

   たぶんこの音楽配信サービスには見るべき(看過できない)需要があるのだろう。でも、アップルが話題になるのも珍しいな。確かに現在でもDVDやLD、一部のCDにはりんごのマーク(アップルレーベル)を見ることができるが、その知名度は客観的に見てアップルコンピュータのそれには及ばないと思う。ただ裁判がその知名度のみで判断するかは別問題で、さてどうなることやら…。