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たそがれのロンドン・タウン /アイム・キャリング (single) |
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このレコードを買ったのは昭和53年秋、中学3年のときである。既に解散したビートルズにその活動を現在進行形で期待できないのは止むを得まい。しかしソロ活動は各メンバーとも続けていた(ジョンのみ休止中)ので、発売から程ないポール・マッカートニー&ウィングスのレコードを買ってみた。 同時期に出たアルバム「ロンドン・タウン」からのシングルカットである。ロンドンブリッジがレコードレーベルに描かれているのがわかる。曲調は穏やかなバラードであり、耳あたりも良い。この直前までのアルバムはライブ活動を意識したややテンションの強いカラーであったが、それらとは明らかに一線を画す出来ばえのアルバム「ロンドン・タウン」のオープニングを飾る曲である。ついでながらB面の「アイム・キャリング」も同様のカテゴリーの曲と言える。 当時はヘンリーとジョーが脱退した直後のウィングスで、3人編成。ジャケット写真に写るリンダ・マッカートニーは先年亡くなっており、哀感を誘う。 購入は昭和53年10月頃、大船「はまや」にて。価格は600円だった。
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