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秋のある日、所用で横浜(関内)へやって来た。この地は昭和50年代後半から60年代にかけて「ディスクユニオン」「ディスクプラザ」「アイザワレコード」等でビートルズのレコード(ブートレグやレア中古盤)の発掘にいそしんだ思い出の地でもある。今回はその中でも今なお残る「ディスクユニオン」(馬車道)に寄ってみた。 たまたま来訪した日は中古盤200円引きセールということで、それでは何か掘り出し物がないか?とビートルズのコーナーへ吸い寄せられるように辿り着いた。そして早速中古LPをチェックする…と、右の「ラヴ・ソングス」が目に止まった。既にオリジナルアルバムで全曲収集済のファンにとって今さら寄せ集めの編集盤などつまらんという向きもあるが、これは自分がビートルズにのめり込んだ中学生の時に発売された思い出のアルバムでもある。実際に手に取ってみるとジャケも帯もきれい、盤状態もA/Bとまずます。しかも値段が1300円と格安で、さらに本日は200円引きとあって購入を決意!してゲットと相成った。 さて帰宅後早速開封してターンテーブルに2枚組のうち1枚目をセットする。右写真のようにレーベルはジャケ表面と同じ1967年頃のメンバーで、盤面に針を下ろすと1曲目の「イエスタディ」からきれいなラヴ・バラードがスクラッチ音もなく流れるように続く。(買って良かった♪) ところでこのアルバムの帯には“豪華ソング・ブックレット付”と特記されている。開封前はさして気に留めていなかったのだが、これが各曲の歌詞を1頁1曲ずつ(筆記体で)書き綴った全26ページの歌詞集で、大変な力の入れようと知ってビックリした。(右下写真) そう言えばこの「ラヴ・ソングス」は当時の東芝EMI(日本)が米キャビトルと共同企画で制作した際に、東芝EMIがラヴ・バラードの曲調重視の選曲案をキャビトルへ送ったところキャビトルはラヴソングの歌詞重視の観点から3分の1ほどの曲を差し替えたという経緯があり、このブックレットも歌詞重視のひとつの表れなのかも知れない。 最後にこのアルバムについて簡単に触れておく。 購入日: 平成22年10月27日 |
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