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       カブレラよ、あせるなかれ

  

8月8日、ライオンズはオリックスに1−6で敗れた。ちなみに得点の1点はカブレラのソロホームランである。しかし・・・、である。毎打席ごとに長打を狙いすぎる余り、近頃ではチャンスでの凡打が多い。特に低めの変化球をほとんど空振りするために、相手バッテリーに攻略のコツを掴まれた感がある。確かに、日常の報道ではハイレベルでの本塁打王争い、王選手の年間55ホーマーを更新できるかなど、さまざまな話題が本人にも届いているはずである。だが、この「雑音」がカブレラのバッティングに災いしているような気がしてならない。春には3割5分をキープしていた打率もとうとう2割台に転落してしまった。観戦していて素人目にもバッティングの粗さが目につく。

  マクレーンと異なり、メジャーでの実績もそれなりにある。そのため首脳陣も思いきった諫言ができないのではないか?プロ球団はサラリーマン社会と似ていて、なまじ実績のある天狗には周囲も助言しづらくなる。このことが自身の将来を滅ぼしかねない。いま、1塁側/ライトスタンドはカブレラの登場に期待とある種の心配を抱えながら見守っている。

守備練習中の鈴木健と