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送りバントを嫌がる風潮、改善策はあるのか? |
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日本のプロ野球チームに共通する問題かもしれないが、バントを嫌がる風潮は今に始まったことではない。やはり大きく活躍したり、きちんと数字に残るプレーが年俸を引き上げるわけだから、サラリーマン風に言えば心情はわかる。ただ西武ライオンズは別である。少なくとも昭和57年以降はバントを嫌がる風潮を根絶して強いチームに変身したのだから。 さて7月の連休に東京ドームへ日ハム戦を見に行ったが、観戦成績にもあるようにソロホームランだけの得点で連敗してしまった。とにかく小技が決まらない。特にそれを期待されて起用している選手が失敗続きなのだから、競り合って勝てる展開に持ちこめないわけだ。 名前をあげるのは少々酷かもしれないが、小関・平尾・大友といった選手達はこの小技を「期待されている」選手である。それゆえ自覚を促したいのだが、単にこれで拙文を締めくくって片手落ちの気もする。すなわち、バントや粘った結果の四球にはもっと高い評価を与えるよう、査定のシステムを改善すべきだと思う。それが西武式査定として、他球団のそれと異なっても良いと思う。 地味な仕事に身が入らず失敗続きではベンチ(職場)のモチベーションも下がってしまって、チーム全体としても損な話である…。
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平尾、バントを決めて相手から嫌がられよう。 |